テレビを活用した見守りサービス、GPSや心拍数アプリとの併用も可能
徳島のIT企業エヌ・エム・エスは、テレビを活用した見守りサービス「みるモニ」を開発。モバイル通信機能(4G/LTE)と各種センサーを内蔵した専用機器をHDMIケーブルでテレビに接続すると、テレビの視聴状況を記録するサービスです。テレビを視聴しない時間帯には、人感センサーで活動状態を検知。オプションを追加すれば、トイレや脱衣所、玄関など、リビング以外の場所にワイヤレスの人感センサーユニットを設置することも可能で、自宅内の様子をまんべんなく知ることができます。
このほか、温度と湿度から「暑さ指数」を算出し、危険レベルに達するとテレビ画面で熱中症警告を表示する機能も。緊急時には、緊急ボタンを押すと、スマートフォンアプリを通じて緊急通知が送信されるので、早急な対応ができます。そして、新たに追加されたテレビメッセージ機能では、スマートフォンからテレビに向けて、メッセージやアイコンを送ることも可能。なお、警告やメッセージは、テレビが点いていなくても、自動で電源を入れてメッセージを表示してくれます。
なお、みるモニGPSアプリを併用すると、外出・帰宅を検知してスマートフォンに通知。おおまかな現在地をマップ上に表示してくれるため、自宅内外の見守りを一度に行えます。さらに、みるモニ心拍数アプリとの連動で、心拍数の確認も可能です。
クラウドに記録された情報を専用アプリでチェックすることで、毎日の安否確認ができるみるモニ。複数のスマートフォンで見守ることができるほか、記録される情報が多岐にわたるため、高品質で手厚い見守りが期待できます。