出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋 漫画:コハラモトシ
出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋 漫画:コハラモトシ
出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋 漫画:コハラモトシ
出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋 漫画:コハラモトシ
出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋
漫画:コハラモトシ

完璧主義にこだわらなくなる3つの対策

●1〝完璧を目指せない状況〞にする!
●2〝こだわり〞をコントロールする!
●3〝大切なことの価値〞を下げる!


誰しも、自分にとって大切なことほど、完璧主義になりやすいです。たとえば、好きな人と興味がない人では、〝こだわるレベル〞が変わりませんか? 好きな人に送るLINEは、誤字脱字がないかチェックしたり、何度も書き直して読みやすくしたり、少しのことも気になって〝完璧〞を求めちゃいます。


逆に、興味がない人に送るLINEはテキトーで、こだわりも何もありません。要するに、「大切なことは、完璧にしたい」「興味がないことや関係がないことは、テキトーでもいい」になる。そして、一度「完璧にしたい!」と思ったら視野が狭くなって、後で振り返ると、「なんで、あんなにこだわってたんだろ?」と反省するほど、それが絶対かのように思い込んだりもしちゃいます。そんな完璧主義への対策が3つあります。

●1〝完璧を目指せない状況〞にする

たとえば、自分にとって大切な試験や大会は本番一発勝負なので、完璧主義でもやり直しができず、嫌でも諦めるしかない状況になります。一方で、LINEのメッセージは何度でもやり直しができるので、自分の中で諦めがつかず、完璧主義になります。


つまり、制限がなく時間があるほど完璧を目指しやすい状況になるので、締切などの時間制限を設けたり、修正回数を決めて、〝完璧を目指せない状況〞にするんです。自分の意志ではなく、〝ルール〞を決めて作業の区切りをつけるってことですね。