出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋 漫画:コハラモトシ
出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋 漫画:コハラモトシ
出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋 漫画:コハラモトシ
出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋 漫画:コハラモトシ
出典:『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』(日本実業出版社)より抜粋
漫画:コハラモトシ

他人に嫉妬しないようになる3つの方法

●1ないものではなく、あるものに目を向ける!
●2〝無形資産〞にこそ価値がある!
●3人それぞれに、大切な〝価値あるもの〞がある!


うまくいかない時って、誰かに嫉妬したり、あれこれ望んだりしちゃいますね。自分にないものに目を向けて落ち込むこともあります。そんな時は、「ないものではなく、あるものに目を向ける」と意識してみてください。自分にないものを求めてがんばれるので、行動力に繋がる良い面もあります。


でもそれだと、手に入れてもまた新しい別のものを求め続けてしまい、常に何かを欲している状態になって、いつまで経っても心から満たされることはありません。それもあって、「あるもの」に目を向けるのが重要なんです。自分にあるものに目を向けてみると、「けっこう恵まれている」と感じます。


ぶっちゃけぼくは、現代の日本に健康で生まれた時点で、超幸運だと感じてます。インフラは整っているし、命を脅かす脅威も身近にないし、食べ物は美味しいし、エンタメもあふれているしで、恵まれた環境で生活できていると感じています。しかし、それが当たり前になると、その幸せに気づかなくなっちゃうんですよね。人生がうまくいかない時に、他に目を向けてうらやましくなったりもする。


ないものねだりしちゃうし、早く結果を出したくて焦ってしまう。こうなると、余計にうまくいかない負の連鎖に陥るので、意識的に「あるもの」に目を向けるようにしています。「あるもの」というのは、お金や家や車などの有形資産ではなく、今までに培ってきた知識や技術、経験や実績、信用や繋がりなどの〝無形資産〟です。


ぼくでいえば、生み出した作品やキャラクターも無形資産にあたり、これはクリエイターにとって命のように大切なものです。それと何より、応援してくださるファンもまた、かけがえのない存在であります。こうして書き出しただけでも、大きな資産を持っていることに気づきました。


持っていても、それに気づけないと「自分には何もない」と不安や焦燥感に駆られちゃうので、定期的に思い出すようにしているってお話です。