近畿地方と九州地方のちょうど間に位置する中国・四国地方。海に囲まれた豊かな自然と美しい町並み、文化の魅力に溢れた地域です。本記事では、ソニー生命保険株式会社が発表した「シニアの生活意識調査2024」で、50代・60代・70代のシニア世代に聞いた、中国・四国地方の「旅行してよかった場所」を紹介します。
4.尾道(広島県)
NHKの連続テレビ小説「てっぱん」や大林宣彦監督の「時をかける少女」などのロケ地としても知られる港町、広島県・尾道市。なんといっても「しまなみ海道」は鉄板の観光地です。
西瀬戸自動車道—愛称「瀬戸内しまなみ海道」は、広島県尾道市と四国・愛媛県今治市の8つの島、計9つの橋を全長約60kmで結ぶルートを指します。特徴は、徒歩や自転車でも渡ることができる点で、CNNが選ぶ「世界で最もすばらしい7大サイクリングコース」にも選ばれています。
桜の名所100選のうちのひとつとして知られる「千光寺公園」は、「千光寺」を中心に整備された公園で、4月上旬には桜の絶景が見られます。千光寺境内からの眺望はもちろん、往復路のロープウェイからの景色も格別です。
また尾道は近年、猫のいる町としても知られるようになりました。尾道には元々たくさんの地域猫が住んでいて、宮沢賢治にゆかりのある「猫の細道」と呼ばれるエリアには、猫と出会える道が数多くあります。猫好きであれば、一度足を運ぶ価値ありです。