近畿地方と九州地方のちょうど間に位置する中国・四国地方。海に囲まれた豊かな自然と美しい町並み、文化の魅力に溢れた地域です。本記事では、ソニー生命保険株式会社が発表した「シニアの生活意識調査2024」で、50代・60代・70代のシニア世代に聞いた、中国・四国地方の「旅行してよかった場所」を紹介します。
3.倉敷(岡山県)
岡山県から「倉敷」が5選に選ばれています。数多くの名所が存在しますが、「倉敷美観地区」は有数の人気スポットです。
江戸時代から現代まで残る白壁の蔵屋敷と洋風建築、そして、倉敷川や柳並木が美しい町並みで国内海外問わず多くの人々を魅了します。江戸時代の荷運びを再現した「くらしき川舟流し」は、水上から町並みを眺めることができる人気のアクティビティです。運がよければ、川に住んでいる白鳥に出会うことも。町屋を改装した個性的なお店でショッピングを楽しむのもおすすめです。
そんな美観地区のなかで特に多くの人が訪れる場所が「大原美術館」。大原美術館は日本初の私立西洋美術館で、エル・グレコ、クロード・モネ、ピカソをはじめとした有名画家の貴重な絵画作品を所蔵しています。ほど近い喫茶店エル・グレコは、地元の人にも愛されています。
中心部・美観地区を離れた「児島」・「玉島」も魅力に溢れています。児島は国産ジーンズの発祥地として知られ、玉島は「ALWAYS3丁目の夕日」のロケ地にも採用された、懐かしい昭和の街並みで有名です。公式サイトにモデルコースが用意されているので、自分に合ったコースを選んで参考にしてみるのもいいですね!