立地や広さ、設備など、物件の長所と短所はさまざま。マイホームでの生活に不便さを感じるようになってきたら、住み替えを考えるタイミングかもしれません。一般的に、どういった理由での住み替えが多いのでしょうか? 一般社団法人あんしん解体業者認定協会リリースが発表した「住み替えしたい理由ランキング」より、詳しく見ていきましょう。
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「住み替えしたい」と語るワケ
家の住み替えは、ただの引っ越しとは違い、不動産の売買取引を行うことになります。一度購入したマイホームを手放して新居に移ることになるわけです。では、いったいどのような理由から住み替えを検討する人が多いのでしょうか?
そこで今回、一般社団法人あんしん解体業者認定協会リリースが発表した「住み替えしたい理由ランキング」の結果をもとに、詳しくみていきましょう。
第3位 「立地・交通が不便」
・現在住んでいる場所は交通が不便で移動には車が必須のため、老後さらに生活しづらくなると思うから(20代 女性 大分県)
・公共交通機関が縮小され不便になった(50代 女性 長崎県)
職場や学校からの距離が遠かったり、そもそも公共交通機関の少ない地域に住んでいたりすると、やはり不便。特に、車の運転ができないと日常生活も困難になってしまうエリアに住んでいる人は、高齢になり、免許返納をしようにも、生活の便を考えると躊躇してしまうことになるかもしれません。健康なうちに、交通利便性の高い地域への住み替えを検討するのも一案です。
転勤や結婚のタイミングで住み替えを考える人もいるのだとか。ライフステージに合わせて住まいを変えることも選択肢の1つです。
第2位 「今の家が古い」
・建物が古く、夏の暑さと冬の寒さが厳しいから(40代 女性 埼玉県)
・築50年の一軒家で、上下水道や電気設備などの老朽化が目立つようになってきたからです(60代以上 男性 宮崎県)
エアコンやトイレなど、多くの設備は耐用年数が約10~20年ほど。持ち家がある場合、交換のタイミングが被って出費がかさんでしまうこともあります。定期的なメンテナンスが大変ということで、新しい家に住み替えたいと考える人が多いようです。なかには、リフォームより住み替えを選ぶという人も。
怪我につながるトラブルが起きてしまう前に、家の老朽化への対処は考えたいところです。