幸福度や幸せに関するトピックスやニュースでしばしばフィンランドや北欧の国が「幸福度の高い国」として例に挙げられますが、日本に住む50~86歳女性の幸福度はフィンランドと変わらないという結果が出ました。
【調査結果】日本の50~86歳女性の幸福度はフィンランドと同じくらい高いことが明らかに…彼女たちが「旅行」よりも「趣味」よりも幸せを感じる時とは?
50~86歳女性の幸福度はフィンランドと同水準
50代以上のインサイトを日々探求する「ハルメク 生きかた上手研究所」は、50~86歳のハルトモの女性575名を対象に「幸福に関する意識と実態調査」をWebアンケートで実施したところ、国連によるWorld Happiness Reportと同じ形式(10点満点)で聞いた幸福度の平均点は7.84点で、2024年版の同調査における1位フィンランドの7.74点とは同水準、日本人全世代平均の6.06点を大きく上回る結果となりました。
幸せに欠かせない要素としては、「自分の体の健康」「自分の心の健康」が9割超、「家族の体の健康」「家族の心の健康」が8割超で圧倒的に多く、次いで60%台で続くのが「良い人間関係に恵まれていること」「自分の自由になる時間があること」「やりたいことができること」で、安定した収入などの経済的要素を上回りました。
日々の生活の中で幸せを感じる時トップは前回と変わらず「美味しいものを食べている時」で、前回の68.8%→71.0%へと微増。2位~8位の項目自体は前回(2022年調査時)と変わらないものの、順位は変動しました。
前回2位の「新たな知識を得た時・自分の知識を深めた時」、3位の「趣味のことをしている時」などは割合が減って順位を下げ、6位だった「部屋でリラックスしている時」が2位に浮上しました。