外食は蛋白質にも注意

・気をつけるべき食べ物

蛋白質は身体に必要な成分であり、長生きする人はしっかり蛋白質を摂っていますが、若い人は蛋白質を摂りすぎる傾向があるため、バランスを考えなければいけません。外食には揚げ物や肉料理、麺類などの脂質を多く含むメニュー、牛丼やパスタのように炭水化物を多く含むメニューがたくさんあります。


また、外食は味付けが濃くて塩分量も相当なものなので、外食をすると脂質と炭水化物と塩分が過剰になりやすいのです。さらに、主菜となる肉、魚料理、刺身、焼き魚、ローストビーフ、茶碗蒸しなどの卵料理にも含まれる多くの蛋白質を摂取することになってしまいます。腎機能が悪くなければ、蛋白質を多く摂ることが問題になるケースはほとんどありません。


ただ、基本的には三大栄養素をバランスよく摂ることが大切であり、外食が多くなるとバランスが崩れる可能性が高くなるのです。前述した通り、蛋白質にはリンが多く含まれているため、摂りすぎには注意が必要と言えます。

・魚料理は毎日摂っていい食材

わたしが患者さんに伝えている「摂りすぎない目安」は、「体重が増えないような食べ方」です。食事制限を完璧に行おうと思っても簡単にできることではないので、あれこれ伝えても難しすぎる内容になってしまいます。ですから、「体重維持ができる、節制した食べ方をしてくださいね」と伝えているのです。


外食はおいしい分、裏があります。塩分をはじめ、いろいろなものが多く含まれているので、外食の頻度は考えてもらいたいところです。外食できちんとしたものを摂ろうと思えば、手間がかかる分安価で提供されることはほとんどなく、外食で常に身体にいい食べ物を摂るのは現実的ではありません。ですから、できるだけ外食の回数を減らすことをおすすめします。


なお、心臓や動脈硬化の観点から言うと、魚料理にはEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれているので、毎日摂ってもいい食材です。ぜひ、積極的に摂取するようにしましょう。