どのように働き、どのように稼ぐのかを選択することができる今日において、人材開発コンサルタントの田原祐子氏は、稼ぎ方を考えることの重要性を説きます。自分に合った収入プランを探す「令和のワークスタイル」についてみていきましょう。田原氏の著書『55歳からのリアルな働き方』(かんき出版)より、一部を抜粋して紹介します。
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“出勤なし”“雇用関係なし”でお金を稼ぐ…50代から実践したい「令和のワークスタイル」とは【人材開発コンサルタントが解説】
50代から考える「令和のワークスタイル」
●これからどれくらいの収入を目指しますか?
・収入はこれまでより少し多く、仕事で感じるストレスをなくしたい
・収入は下がってもいいから、なるべく仕事の時間を少なくしたい
・どんな仕事ができるか、いろいろな可能性にチャレンジしてみたい
・これからもバリバリ働いて、できるだけ多くの収入が欲しい
・思い切って起業したい
などなど、自由自在&多種多様なプランが考えられます。
●どれくらいの時間を収入を得るために使いたいですか?
・1週間のうち、1〜2回、短時間の勤務を望む
・仕事半分、自由時間半分という、イーブンのバランスで働きたい
・ウイークデイは、残業はしない程度に、普通に働きたい
・収入アップ&自分のモチベーションアップのため、なるべく多く働きたい
などなど、まさに多種多様です。人によっては、家にいても居心地が悪く、「働きに出るほうが、むしろ気がラクだ!」という方もいることでしょう。
●時間単価で働きますか? 時間単価でない働き方を選びますか?
ワイズ・マネーの一番の特徴は、従来のように決められた時間に出社して、「時間単価で働く」という働き方もあれば、自己裁量で、「都合のいい時間だけ働く」という働き方を選択できることです。
たとえば、ナレッジ派遣サービスや顧問サービスでは、交渉次第で、自分の都合のいい日だけ働くことが可能になります。
また、「時間単価でなく、仕事の成果にコミットして働く」という形で、報酬を得る方法もあります。こちらは、あなたの中の数ある強みや得意部分だけを切り取って、時間や空間に捉われず、成果というアウトプットだけで報酬をもらうことができます。
「出社して、人とふれあいながら、和気あいあいと働きたい」という方や、「家の中で仕事をすると捗らないし、健康のためにも出社したい」という方もいることでしょう。「妻から、『家にずっといないでくれ』と言われている」というような各家庭の事情なども加味しながら、自由自在に決めていけばいいのです。
田原 祐子
人材開発コンサルタント/ナレッジ・マネジメント研究者