家庭や人間関係において、自分以外のことばかりを優先し、自分のことが後回しになる、という経験をしてきた人も多いのではないでしょうか。しかし、60歳を超えた残りの人生は、これまでできなかった分、自分ごとを優先する人生を送ってほしい。そんな思いが詰まった、エッセイストの草野かおる氏の著書『60歳からは「自分ファースト」で生きる。』より、「老い」と向き合いながら、前向きに過ごすための方法を紹介します。
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(※写真はイメージです/PIXTA)
「もの覚えが悪くなった」「体力がなくなった」…“老い”と向き合いながら〈自分らしく生きる〉ために、必ず実践したいこと【60代の人気エッセイストが助言】
「睡眠時間」にこだわらない
睡眠に悩んでいる方は多く、睡眠導入剤を使っている方も多いそうです。
私の夫もその一人。8時間寝なくては、12時には寝なくては……あれやこれやと自分のこだわりに固執します。逆に、私は6時間寝れば充分。その分昼間眠くなったら、30分ほど仮眠。長く寝られた日もあれば、短い睡眠時間の日もある。だけど、気にしません。よほどのないことがない限り、不眠で悩みません。
眠れなかったら、本を読んだり、ラジオを聞いたりその時間をまったり過ごします。
それから、眠くなったら寝ればいいんです。
![出所:「60歳からは「自分ファースト」で生きる。」(ぴあ)より抜粋](/mwimgs/4/7/550/img_4724c3c24b438c6a65e0fd0c644e08ab3575397.jpg)
出所:「60歳からは「自分ファースト」で生きる。」(ぴあ)より抜粋