値段や流行ではなく…「自分が本当に着たいかどうか」を最優先に

多いときでは、月8万円くらい。「服を買わない月はない」というくらい、毎月服を買っていたあの頃。いつも「着る服がない」と思っていた私は、常に「買わなきゃ」という衝動や焦りがあったのだと思います。

いまの手持ちにはファストファッションの服も多いのですが、特に価格に縛られているわけではありません。でも、当時は「安い服は恥ずかしい」という思いがあったのだと思います。だから、買いものに行くのは百貨店やセレクトショップ。ファストファッションのように「お手頃」なお店には自分の服を買いに行きませんでした。

その頃、夫には「似合っていない気がするよ」「本当に、着たい服?」そんな問いかけをされたこともよくありました。夫いわく「好きな服を買っていない」ように見えたそうです。

振り返ってみれば、当時の私は「自分に似合うかどうか」とか「自分らしいか」ということはどうでもよかったように思います。服のデザインやテイストは「流行だから」で選んでいたし、それよりも、着る服がないから「買わなくちゃ」という衝動がとにかく強かったんじゃないかな。だから、とにかく買う、とりあえず買う。そんな日々だったと思います。

服を減らすときも、「自分が本当に着たいかどうか」を第一に考えたんです。それが、高いか安いか、流行かは基準にしていません。その後、追加をするときも本当に着たい服ならば、安くても少し高価でもいいと思っています。

いまはワンピースがお気に入り 片づけをしてからよく着るようになったのが、ゆったりしたシルエットのワンピース。値段やブランドに関係なく、自分の好きな形や色、素材を選んでいます。
いまはワンピースがお気に入り
片づけをしてからよく着るようになったのが、ゆったりしたシルエットのワンピース。値段やブランドに関係なく、自分の好きな形や色、素材を選んでいます。

みや
整理収納アドバイザー