「あぶ刑事」聖地の横浜で開催!

完成披露イベントは、作品の舞台にもなっている横浜で正午から夜にかけて開催。毎年ゴールデンウィークに横浜で開催される「横浜開港記念みなと祭 ザよこはまパレード(国際仮装行列)」の“大トリ”として舘さん、柴田さんが登場すると、沿道に詰めかけた約38万人は大歓声をあげました。

舘さんと柴田さんは「あぶ刑事」のBGMをバックに、日産レパード集団とともにオープンカー(日産LEAF)に乗って登場。映画で着用していた衣装であるスーツに身を包んだタカ&ユージが登場すると、沿道からは「タカ! ユージ!」「おかえりなさい、待ってました!」など温かい歓声が飛び交いました。

パレードで歓声を浴びたタカ&ユージを演じた舘ひろしさん(左)と柴田恭兵さん
パレードで歓声を浴びたタカ&ユージを演じた舘ひろしさん(左)と柴田恭兵さん

パレードが終了後には、象の鼻防波堤でレッドカーペットも開催。リムジンから舘さん、柴⽥さんのほか、浅野温⼦さんと仲村トオルさんが姿を現すと、会場からは⼤歓声と拍⼿が鳴り響きました。

ヨコハマの海や⾚レンガ倉庫が⾒える、「あぶ刑事」らしいロケーションで行われたレッドカーペット。

舘さんは「『あぶない刑事』、横浜に帰ってきました。本⽇はとても温かい⽇になり、⾔葉になりません」と感無量の表情を浮かべ、柴田さんも「セクシー⼤下です。『あぶない刑事』の舞台が横浜でよかったなとしみじみ思いました。横浜⼤好きです、どうもありがとう!」とあいさつ。

浅野さんは「久しぶりの横浜なんですが、私はいつも⼈質になって屋内に縛られていることが多いのですが(笑)外でこうやって皆さんに会えたことが嬉しいです、ありがとうございます」と笑いを誘い、仲村さんは「38 年前、初めて出演する連続テレビドラマ『あぶない刑事』の撮影が始まりました。当時はハタチで、今もハートはピチピチのつもりですが(笑)この街の皆さんに⽀えられて、ありがたいテレビドラマデビューになったなと思います」と振り返りました。

パレードとレッドカーペットの後、イベントの締めくくりとして、夕方には完成披露舞台挨拶も行われ、土屋さん、吉瀬さん、西野さん、原廣利監督も加わり、撮影を振り返りました。

8年ぶり新作『帰ってきた あぶない刑事』

軽妙なトークと激しいアクションでほかの刑事ドラマとは一線を画すオリジナルな世界観で世代を超えて愛されてきた「あぶ刑事」シリーズ。本作は2016年の映画『さらば あぶない刑事』から8年ぶりの新作で、定年退職して刑事を引退し、ニュージーランドで探偵として第二の人生をスタートさせたタカ(舘さん)&ユージ(柴田さん)が、8年後にヨコハマに戻って探偵事務所を開業するシーンからスタート。記念すべき依頼⼈第1号としてタカ&ユージの前に現れたのは、「ふたりの娘!?」かもしれない彩夏(土屋さん)という女性だった……というストーリー。