注文から受け取りまでの流れ
注文を受けるとロボットはレストランや料理店などの店舗に商品のピックアップに向かい、店舗はロボットに商品を入れてロック(施錠)します。ロボットは商品を乗せて注文者の元に向かいます。
ロボットがどこを走行しているか、あとどれくらいで到着するかはアプリ上のマップに表示されます。
オフィスビルやマンションの場合、入口まで受け取りに行く必要がありますが、マップで近くに来たことを確認でき、到着したらアプリに通知が来るので受け取りに行けばいい仕組みです。エントランスの外でロボットの到着を待っている必要はありません。
ロボットが到着したらスマホ(アプリ)でロボットのロックを解除(開錠)して、商品を受け取って完了です。
日本国内で10万店以上の加盟店舗、デリバリースタッフは約10万人
Uber Eats Japanによれば、Uber Eatsはグローバルで1.1万以上の都市で展開、89万以上の店舗が加盟しているということです。日本国内は全国展開していて、10万店以上のアクティブな加盟店舗があり、アクティブな配送スタッフが約10万人の規模でデリバリーしています。コロナ禍の巣ごもり需要がきっかけでECやデリバリーのニーズが急拡大しています。
そして、「買い物弱者、共働き世帯等の多様なニーズへの対応」やEVのロボットで配達することでの「脱炭素社会への貢献」という点でデリバリーロボットの導入に至ったとしています。
社会課題の解決のためにも、デリバリーロボットの運用が軌道に乗り、提供エリアが更に広範囲に拡がっていくことが期待されています。
楽天、つくば市でデリバリーロボットが食品配送
オンラインショッピングなどECサイトの需要が急増し、宅配業務が増加、すでに限界に近付いているとされている中、更に2024年問題が追い打ちをかけ、宅配業務は抜本的な改革が求められています。楽天は「配送ロボットやドローン配送による物流の無人化・省人化」を目指して積極的に取り組んでいます。
楽天は人口増加率が全国トップレベルのつくば市で、自動配送ロボットを実用化し、既に複数の店舗から料理・冷凍野菜・果物、ナッツ等や飲料水、炭酸水、アイスなどのロボット配送を実用化しました(2023年末で終了)。