「先取り生活費」方式なら、必要な生活費を明確に把握できる

そんな私が最終的にたどり着いたのは、「生活費を先取り」して、それ以外の金額は全て貯金にまわす方法です。

この“先取り生活費”方式に切り替えてから、貯金のスピードは速まり、生活費の無駄もかなり削減できるようになりました。

“先取り生活費”方式を採用することで、「よりよい生活のために(無限に)稼ぎ続けなきゃ!」という思いから解放された気がします。

自分の生活費の目安を自分で決めて過ごせるようになると、心地よく日々過ごすにはどのくらいの生活費が必要なのか、明確に把握できるようになります。

生活費をあまり変動させないのなら、どのくらい収入を確保すればいいのかの匙加減がはっきりするのもいいところです。

自分で生活費を決めて、支出を管理して、その範囲で暮らす。

自分で自分の生活のフレームを先に決めてから過ごす方が、貯蓄額をずっと気にし続ける生活よりも俄然ラクで、精神衛生的にもとてもいいと思っています。

そして自分で生活費を決めていくうちに、不思議と「もっと小さくできないのか」と思うようになってくるのです。

私は、この生活費を先取りするパターンがあったからこそ、自分なりの低コストライフを深めていくことができました。

では実際に、私がどんな流れで生活費を管理しているのかをご紹介します。