昨今、クラウドソーシングやスキルシェアサービスなど、オフィスに行かずともプラットフォームを通じて「好きなことでお金を稼ぐ」ことができるようになってきました。しかし、「好きなこと＝自分が提供できるスキル」を使って副業したい場合、いったいいくらの価値をつければいいかわからない……という方も多いのではないでしょうか。今回は、5,000人以上に副業のやり方を伝授してきた宮中清貴氏が、そんな副業の「適正価格」について伝授します。
（※写真はイメージです／PIXTA）
無料相談→10万円のサービスを勧められた…これって詐欺!?CMでよく見かける「まずは無料体験」のカラクリ
スキルシェアのスタートは「最低金額」から
田中：でも、いきなり数万円から数十万円のものを販売できるなんて思えないです……。
宮中先生：そうだよね。だから、最初はスキルシェアサービスのプラットフォームで安くてもいいから販売して、経験を積みながら実力や自信をつけていくといいよね。
田中：どれくらいの金額から始めたらいいでしょうか？
宮中先生：基本的には、同業の人たちが販売している商品・サービスの相場に合わせるのがいいかな。
でも、それだと人気の人に集中してしまうから、まずは1,000円くらいで、それぞれのプラットフォームが指定する最低金額あたりからスタートしてみるといいよ。
そうすると、お客様が抱えているリアルな悩みを知ることができたり、参加者からの喜びの声が評価としていただけるし、それが増えると自信もついて、サービスの質も向上し価格も上げやすくなると思うよ。
田中：確かに、いい評価をもらえたら自信になりそうですね！
宮中 清貴
株式会社ラスディ代表取締社長
