犬を飼いたいと思っていたけど、仕事に忙殺されて叶えることはできず……しかし60代・定年後は、犬との生活を叶えるチャンスです。そこで知りたいのは「どんな犬種が選ばれているのか」。最新の人気ランキングでみていきましょう。
最新「人気の犬種」ランキング…ベスト5を発表!
「覚悟もOK、費用もOK……よし、ずっと憧れていた犬との生活をスタートさせるぞ!」となったものの、
――どの子もみんなかわいい!
――とても決め切れない!
と、なんとも切実な悩みを抱えることも。そこで、アニコム損害保険株式会社『人気犬種ランキング2024』でいま選ばれている人気の犬種をみていきましょう。
ランキング第5位は「ミニチュア・ダックスフンド」でシェア率5.7%。陽気で好奇心が強く、非常に活発。しつけや訓練も受け入れやすく、飼いやすい小型犬です。
ランキング第4位は「柴(豆柴含む)」でシェア率6.9%。猟犬がルーツで、賢くて我慢強い性格。飼い主に忠実であるものの、適度に距離をとることから、ツンデレ犬といわれることも。
ランキング第3位は「チワワ」でシェア率は13.4%。超小型犬であるものの、勇敢な性格。番犬として優秀な一面、怖がりで吠え癖も。保守的で家族とそうでない人をハッキリと区別する傾向にあります。
ランキング第2位は「MIX犬」でシェア率は17.9%。マルチーズとトイ・プードルのMIXである「マルプー」やチワワとミニチュア・ダックスフンドのMIXである「チワックス」、ポメラニアンとパピヨンとのMIXである「ポメパピ」などがあり、同じ組み合わせでも個体ごとに特徴が異なるのがひとつの魅力です。
そしてランキング第1位は「トイ・プードル」でシェア率は19.2%。飼われている犬の実に5頭に1頭という人気ぶり。欠点の少ない優等生的な性格で、抜け毛が少ない点も選ばれる理由のひとつのようです。
なんと「トイ・プードル」は15年連続で第1位を獲得。またトップ10をみてみると、中型犬は4位の「柴」と8位の「フレンチ・ブルドッグ」の2犬種。ほかはすべて小型犬で、室内でも飼いやすい犬が選ばれる傾向にあります。ちなみに大型犬でトップは、13位の「ゴールデン・レトリバー」でシェア率は1.7%でした。
人気の犬種であれ、珍しい犬種であれ、大切なのは特性や個性をしっかりと把握したうえで、ライフスタイルに合った犬を迎え入れること。また定年後に犬との生活をスタートさせるなら、自身の健康不安とともに一緒に暮らすことができなくなるケースもゼロではないため、さまざまな飼育支援サービスを事前に知っておくことも重要です。
[参考資料]