本記事では、かっこいい花言葉を持つ花を20種類紹介しています。花言葉には、前向きなものから少し寂しい印象を抱かせるもの、そしてこの記事で紹介するかっこいい花言葉など様々です。大切な人へ花を贈る際は、ぜひ花言葉もチェックするようにしましょう。
花束に添えたい「かっこいい花言葉」20選|大切な人にぴったりのフラワーギフトを贈るために (※画像はイメージです/Photo AC)

美しい花は、見ているだけで気分が上がり前向きな気持ちになれることがあります。

 

そして、花が好きな方はその見た目だけでなく、花言葉に注目していることも多いのではないでしょうか。

 

特に、花をプレゼントする場合は、事前に花言葉をチェックし、渡す相手に合った花言葉を持つ花がおすすめです。

 

花の種類によってさまざまな花言葉がありますが、本記事では20の「かっこいい花言葉」を紹介します。

 

1. かっこいい花言葉を持つ花を贈りたい!そんなとき知っておきたいこと
1.1. 同じ花でも色によって花言葉の意味が違うことがある
1.2. 贈る花の本数に意味を持たせることができる場合も
1.3. どんな意味で贈ったのか相手に伝えよう
2. 花束に添えたい!かっこいい花言葉20選
2.1. 前向きな意味がかっこいい花言葉8選
2.2. 強そうでかっこいい花言葉7選
2.3. 真摯な気持ちが伝わるかっこいい花言葉5選
3. 花にメッセージ性を持たせる花言葉|どこから来たのか?
4. 生花が苦手な人への贈り物なら加工花も検討しよう
まとめ

1. かっこいい花言葉を持つ花を贈りたい!そんなとき知っておきたいこと

かっこいい花言葉を持つ花を贈りたい!そんな時知っておきたいこと
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

「かっこいい花言葉を持つ花を贈りたい」というときに、知っておくべきことがあります。それは、以下の3つです。

 

  1. 同じ花でも色によって花言葉の意味が違うことがある
  2. 贈る花の本数に意味を持たせることができる場合もある
  3. どんな意味で贈ったのか相手に伝えることが大切

 

相手に喜んでもらうためにもこれらをしっかり理解して、大切な人に素敵な花とかっこいい花言葉を贈りましょう。それでは順番に解説します。

 

1.1. 同じ花でも色によって花言葉の意味が違うことがある

同じ花でも花の色によって花言葉の意味が異なる場合があります

 

たとえば、母の日の定番である「カーネーション」です。

 

赤色のカーネーションは「母への愛」という花言葉ですが、黄色のカーネーションは「軽蔑」や「ジェラシー」といった花言葉となります。

 

赤色のカーネーションは、母の日の定番だけあって母の日にぴったりな花言葉ですが、黄色になると母の日にはそぐわない意味になってしまうのです。

 

このように、花の種類によっては、色ごとに花言葉が異なり、花を贈る相手に悪印象を与えてしまうことがあるので十分注意しましょう。

 

1.2. 贈る花の本数に意味を持たせることができる場合も

花を贈る際には、花の本数にも注意が必要です。なぜなら、花の本数によって、通常の花言葉とは別の意味を持たせることができる場合があるからです。

 

よい意味を持つ花言葉であれば問題ありませんが、以下のようなマイナスの意味を持つ本数には注意が必要です

 

  • 15本:ごめんなさい
  • 16本:不安定な愛
  • 17本:絶望的な愛

 

花束を贈る前には、贈り物をする際は、上記の本数を避けるようにしましょう。

 

1.3. どんな意味で贈ったのか相手に伝えよう

花束は、あなたが大切な人へ想いを込めて渡す、特別な贈り物です。

 

そんな、せっかくの花束を、間違った意味で受け取られたら悲しいです。だからこそ、あなたが「どんな意味」で贈ったのかを相手に伝えることが大切です。

 

かっこいい花言葉を伝えたいのであれば、それを表現することで、大切な人との会話も広がります。

 

2. 花束に添えたい!かっこいい花言葉20選

花束に添えたい!かっこいい花言葉20選
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

花束を贈るときの注意点を理解したら、次に花束に添えたい「かっこいい花言葉」を持つ花を見つけましょう。

 

どのような、かっこいい花言葉があるのでしょうか?本項では、かっこいい花言葉を厳選して20個紹介します。

 

2.1. 前向きな意味がかっこいい花言葉8選

①アイリス「燃える思い」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

アイリスは、アヤメやハナショウブといったアヤメ科の植物を表します。

 

200種類以上あるといわれるアイリスのなかでも「ジャーマンアイリス」と呼ばれるドイツ原産の品種は「燃える思い」「情熱」という花言葉を持ちます。

 

恋愛や仕事、スポーツに打ち込んでいる人への贈り物などさまざまな場面で使える花言葉だといえます。

 

②エーデルワイス「勇気」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

標高の高い山などに生えるエーデルワイスは、日本ではあまり見ることのできない希少な花。

 

エーデルワイスの姿は、白い綿毛に覆われており、一見星の形にも見える特徴があります。

 

そんなエーデルワイスの花言葉は、大切な人の背中を押すことができる「勇気」です。一歩踏み出す勇気がほしい人に最適な花言葉だといえます。

 

③スノーフレーク「汚れなき心」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

花の形がスズラン・葉の形がスイセンに似ているスノーフレークは、別名「鈴蘭水仙」と呼ばれています。白く可愛らしい印象に反して、毒性があるので注意が必要です。

 

スノーフレークは、白い花びらの先に緑の斑点があるのが特徴。斑点が白いカラーを際立たせることから、「汚れなき心」「純粋」といった花言葉がつけられたといわれています。

 

④ガーベラ「常に前進」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

色とりどりのカラーが特徴的なガーベラは、太い茎に1輪の花を咲かせます。

 

ガーベラは「常に前進」「希望」といったポジティブな花言葉が多いため、贈り物にぴったり。ただし、色によっても花言葉が異なりますが、どれも前向きな花言葉となります。

 

赤色は「限りなき挑戦」、ピンクは「感謝」、黄色は「究極の美しさ」です。

 

⑤ひまわり「情熱」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

明るく前向きな印象のひまわりは、夏の風物詩のひとつです。花の色は黄色のイメージが強いですが、黄色以外にも白や紫、赤などのカラーが存在します。

 

太陽や空に向かって花を咲かせる姿から「情熱」や「あなただけを見つめる」といった花言葉となりました。それらに加え、定番の黄色には「未来を見つめて」、白色には「ほどよき恋愛」という花言葉もあります。

 

しかし、赤紫・赤茶色には「悲哀」という花言葉もあるので、贈り物には控えておいた方が無難といえます。

 

⑥ゲッカビジン「強い意志」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

上品な香りのするゲッカビジン(月下美人)は、白くはかない花を咲かせます。

 

ゲッカビジンは、年に数回、夕方から朝までという短時間しか開花しないため、なかなか見ることのできない希少性の高い花です。

 

そのため「はかない恋」「はかない美」といった花言葉を持ちますが、その一方で「強い意志」といった花言葉も持ち合わせています

 

⑦オハイアリイ「自分らしく」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

オハイアリイ(Ohai Ali’i)は、ハワイで定番のお花で鮮やかな色合いが特徴です。日本では「オオゴチョウ」と呼ばれ、沖縄県の3大名花のひとつだといわれています。

 

そんなオハイアリイの花言葉は「自分らしく」「輝く個性」です。

 

前向きなかっこいい花言葉は、自分らしく生きている人だけでなく、なにかに悩んでいる方へのプレゼントにも適しています。

 

⑧マリーゴールド「生きる」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

マリーゴールドは、明るい色合いが人気な花壇に欠かせないお花です。開花時期が長く、コンパニオンプランツ(互いの成長によい影響を与える2種類以上の植物の組み合わせ)としても利用されています。

 

アフリカンマリーゴールドという種類には「生きる」「逆境を乗り越えて生きる」という、力強い花言葉がつけられています

 

ただし、マリーゴールドの花言葉には「嫉妬」「絶望」といったネガティブなニュアンスのものもあるため注意が必要です。

 

2.2. 強そうでかっこいい花言葉7選

⑨アイビー「不滅」

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(※画像はイメージです/PIXTA)

 

アイビーは、ハート型や星形といったさまざまな葉の形・模様がある、バリエーション豊かな植物です。

 

観葉植物として人気があるため「一度は見かけたことがある」という人が多いのではないでしょうか?

 

生命力が強く枯れにくいアイビーは「不滅」「永遠の愛」という花言葉を持ちます。枯れにくい様子から、結婚式での「永遠の愛」のシンボルとしても利用されています。

 

⑩グラジオラス「勝利」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

グラジオラスは、葉の形などが剣に似ていることから、ラテン語で「小さな剣」を意味します。その剣のような形が由来となって「勝利」という花言葉となりました。

 

グラジオラスは、その他にも「思い出」や「密会」という花言葉があります。

 

また、赤色のグラジオラスは「用心深い」、ピンクは「ひたむきな愛」「たゆまぬ努力」、紫は「情熱的な恋」という花言葉もあります。

 

⑪グロリオサ「栄光」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

赤と黄色や赤紫と黄色のグラデーションカラーが印象的なグロリオサの花。

 

グロリオサは、gloriosus(=光栄、輝かしい)という言葉が語源とされています。それは、グロリオサの花の形が、燃える炎のように見えることが由来です。

 

グロリオサは「栄光」という花言葉を持ちます。これから輝かしい人生を送ってほしいという想いを込めて贈りたいお花ですね。

 

⑫ノコギリソウ「勇敢」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

ノコギリソウは、英雄アキレスが兵士のキズを癒やすために使用したといわれる薬草で、現在もハーブとして利用されています。その伝説が由来となって「勇敢」「戦い」「治癒」といった花言葉となりました。

 

ノコギリソウは、勇気を持ちたいと願っている人や医師・看護師などの医療現場で働く人への贈り物にもぴったりなお花です。

 

⑬ミツマタ「強靭」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

ミツマタは、必ず3つに枝分かれすることから名づけられました。

 

そんなミツマタが、紙の原料として利用されていることをご存じでしょうか。ミツマタの樹脂の繊維は、非常に強くしなやかなので、紙をつくるのに適している植物なのです。

 

強くしなやかな特徴から「強靭」という花言葉がつけられたといわれています。

 

⑭サザンカ「困難に打ち克つ」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

晩秋から初冬にかけて花をつけるサザンカ。ツバキとよく似ている花ですが、花をつける時期や花の散り方などが異なります。

 

晩秋から初冬という寒い時期に花をつける様子から「困難に打ち克つ」という花言葉となりました。ただし、サザンカは花の色によって花言葉が変わるので、事前にチェックしましょう。

 

赤色は「謙譲」「あなたがもっとも美しい」、ピンクは「永遠の愛」、白色に関しては「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」という花言葉もあります。

 

⑮ホタルブクロ「正義」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

ホタルブクロは、鐘のような形が特徴的な花です。子どもが花のなかにホタルを入れて遊んでいたことが名前の由来とされています。

 

そんなホタルブクロの花言葉は「正義」や「忠実」

 

これらの花言葉は、花の形が教会の鐘に似ていることからつけられたといわれています。

 

2.3. 真摯な気持ちが伝わるかっこいい花言葉5選

⑯赤い薔薇(バラ)「あなたを愛しています」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

大切な人に愛を伝えるときの花束の定番といえば「赤い薔薇」ですよね。そんな赤い薔薇には「あなたを愛しています」という花言葉があります

 

赤いバラの花束は、告白やプロポーズに最適です。しかし、しおれた状態の赤い薔薇の場合は「はかない」という花言葉となります。贈り物をする際は状態の良い元気な薔薇を選ぶようにしましょう。

 

⑰カランコエ「あなたを守る」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

赤やピンク、黄色などのカラーが星形の花として集まるカランコエ。気分を上げてくれるカラーとかわいらしい星形の花が魅力的です。

 

カランコエは「あなたを守る」「幸福を告げる」という花言葉を持ちます。家族や恋人、友人など大切な人への花束としてぴったりです。

 

ただし、カランコエは西洋では「人気」「人望」という花言葉になることを覚えておきましょう。

 

⑱エンゼルランプ「あなたを守りたい」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

エンゼルランプは小さな鐘のような形の花を咲かせます。花の形が天使の持つランプに見えることから、エンゼルランプと名づけられました。

 

そんなエンゼルランプの花言葉は「あなたを守りたい」

 

普段は照れくさくてなかなか口にできない言葉でも、花束であれば伝えることができるのではないでしょうか?告白やプロポーズにもおすすめできる花言葉です。

 

⑲クローバー「約束」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

クローバーのなかでも「四つ葉のクローバーは、幸せを運ぶ」という言い伝えが有名です。

 

実は、一般的な三つ葉のクローバーは「希望や愛情」、四つ葉は「幸運」の象徴だといわれています。

 

クローバーの持つ花言葉は真剣で真摯な想いを伝える「約束」や「幸運」です。しかし、クローバーには「復讐」という怖い花言葉もあるので、十分注意しましょう。

 

⑳アンモビウム「不変の誓い」

(※画像はイメージです/PIXTA)

 

アンモビウムは、乾燥した地域が原産であり、もともと水分量の少ない花。そのため、ドライフラワーにしても色褪せにくく色鮮やかであるという特徴があります。

 

上記のようなアンモビウムの様子から「不変の誓い」という花言葉がつけられました。

 

その一方で、変わらぬ様子が悲しいと「永遠の悲しみ」という花言葉もつけられたといわれています。

 

3. 花にメッセージ性を持たせる花言葉|どこから来たのか?

花にメッセージ性を持たせる花言葉|どこから来たのか?
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

花や花束に意味を持たせる花言葉は、ロマンティックで魅力的です。口下手な人でも、想いを伝えることができるメリットもあります。

 

そんな花言葉はいつ・どこから来たのか疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

 

確実なことはわかっていませんが、花言葉の起源は、17世紀のオスマントルコだという説が有力です。

 

当時の首都であるコンスタンチィノープルで、それぞれの花に適した花言葉が与えられたといわれています。それは、神様は「花」に想いを込めていると信じられていたからです。

 

しかし、当時花言葉はポピュラーなものではありませんでした。19世紀にフランスで花言葉が大流行したことで、ヨーロッパから世界に広まり認知されるようになったのです。

 

日本には、明治時代のはじめに花言葉が伝えられました。

 

現在、わたしたちが使っている「花言葉」は、その花によって由来となる国や時代もそれぞれ異なります。また、いまもこれからも、口にせずとも想いを伝えることができる新しい「花言葉」が生まれていくのです。

 

4. 生花が苦手な人への贈り物なら加工花も検討しよう

生花が苦手な人への贈り物なら加工花も検討しよう
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

花束といえば、花の香りと色とりどりの鮮やかな見た目を楽しめる「生花」を利用する人が多いでしょう。しかし、実は「生花が苦手…」という人もいるかもしれません。

 

それは、花が枯れてしまったあとの処理や花粉、虫などさまざまな要因があります。

 

生花が苦手という人への贈り物には「加工花」をおすすめします

 

加工花には、以下のようなものがありますので検討してみてください。

 

  • プリザーブドフラワー
  • ハーバリウム
  • アーティフィシャルフラワー
  • ドライフラワー

 

このような加工花であれば、生花が苦手な人にも喜んでもらえる可能性がアップします。生花が苦手な人へのプレゼントには、加工花を検討してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

長いあいだ、贈り物として人気の花束。綺麗な花は、プレゼントだけではなく、自分の気分を上げることもできるアイテムです。

 

花には、花言葉があり、その花言葉も多くの種類があります。本記事では、かっこいい花言葉20選を紹介しましたが、大切な人に贈りたい花言葉は見つかりましたか?

 

花言葉は、花の色や本数、花の状態によっても意味が変わる場合がありますので、十分注意してください。

 

花束を贈るときに、花束に込めた意味を伝えるのがおすすめです。

 

生花が苦手な人には、加工花を贈る方法もありますので、事前にしっかりとリサーチを行いましょう。