本記事では、仮想通貨の「イーサリアム」が取引できるおすすめの取引所について解説します。これからイーサリアムへの投資を始める方に向けて、取引所の選び方につても説明しているので、どこで取引をしようか迷っている方は最後までご覧ください。
仮想通貨「イーサリアム」のおすすめ取引所…手数料が安いのはどこ? (※写真はイメージです/PIXTA)

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イーサリアムは、仮想通貨のなかでビットコインに次ぐ人気の高い通貨です。今後の期待値が高く、取り扱っている取引所も増えてきています。これからイーサリアム投資を始める方にとって、取引所選びはとても重要です。

 

そこで本記事では、これからイーサリアムの投資を始める方に向けて、どの取引所があなたに適切かを解説します。手数料の安い取引方法や、イーサリアムが注目されている理由についても紹介しているので、興味がある方はチェックしてください。

1. イーサリアムは多くの取引所で購入できる人気の通貨
2. イーサリアムの仮想通貨取引所の選び方
選び方①:取引所形式か販売所形式かで選ぶ
選び方②:各手数料が安い取引所を選ぶ
選び方③:取引ツールが使いやすい取引所を選ぶ
選び方④:取引したい他の通貨銘柄がある取引所を選ぶ
選び方⑤:最低取引金額が低い取引所を選ぶ
選び方⑥:レバレッジに対応している取引所を選ぶ
3. 選び方①:イーサリアムを取引所・販売所の両形式で扱うおすすめ取引所は?
3.1. bitFlyer(ビットフライヤー)
3.2. GMOコイン
3.3. Zaif(ザイフ)
3.4. LINE BITMAX(ライン ビットマックス)
3.5. bitbank(ビットバンク)
3.6. BITPOINT(ビットポイント)
3.7. フォビジャパン
4. 選び方①:仮想通貨取引所の販売形式「取引所形式」と「販売所形式」の違い
4.1. 取引所形式(板取引)の仕組み
4.2. 販売所形式の仕組み
5. 選び方①:イーサリアムは取引所と販売所のどちらで買うべきか?
5.1. 取引所で購入するメリットとデメリット
5.2. 販売所で購入するメリットとデメリット
6. 選び方②:イーサリアムを取引所形式で取引する場合の手数料をチェック
6.1. 取引手数料は無料の取引所も多い
6.2. 人気取引所の取引手数料を比較|日本円で買う場合
6.3. 人気取引所の取引手数料を比較|ビットコインで買う場合
7. 選び方②:イーサリアムを販売所形式で取引する場合の手数料をチェック
7.1. スプレッド
7.2. スプレッドは変動するので複数の販売所を比較するのがおすすめ
8. 選び方②:イーサリアムの入金手数料と送金手数料も確認しておこう
8.1. 取引所によって違う入金手数料と送金手数料とは
8.2. 取引所の入金手数料・送金手数料の比較
8.3. ウォレットからイーサリアムを送金するときのガス代
9. 選び方③~⑥に見合ったイーサリアム取引所を紹介
9.1. 選び方③:取引ツールが使いやすい取引所はここ!
9.2. 選び方④:取り扱いたい他の通貨銘柄が多い取引所はここ!
9.3. 選び方⑤:最低取引金額が低い取引所はここ!
9.4. 選び方⑥:レバレッジ対応している取引所はここ!
10. 仮想通貨取引所でイーサリアムを買うための3つの手順
手順①:口座を開設する
手順②:日本円を入金する
手順③:イーサリアムを購入する
11. なぜ今イーサリアムの購入がおすすめと言えるのか?
理由①:少額から購入できる
理由②:スマートコントラクトの普及が期待されている
理由③:ICOトークンの発行ができる
理由④:NFTの分野で注目が集まっている
12. イーサリアムの取引所についてよくある疑問
疑問①:イーサリアムとビットコインの違いは?
疑問②:イーサリアムと草コインの違いは?
疑問③:人気の取引所コインチェックにはイーサリアムがない?
疑問④:イーサリアムを買うのにおすすめのタイミングはある?
13. まとめ

1. イーサリアムは多くの取引所で購入できる人気の通貨

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

現在(2022年8月31日時点)、イーサリアムは時価総額2位の仮想通貨です。アルトコインのなかでも知名度がトップクラスであり、多くの国内外取引所がイーサリアムを取り扱っています。

 

運用当初の2015年には「1ETH=約80円」で取引されていましたが、2021年11月には過去最高額の「約53万円」を記録し、6,000倍以上に価格が高騰しました。

 

さらに、2022年9月にはアルゴリズムの大型アップデート「The Merge」を控えており、マイニングによる権力問題の解決が期待されています。今ではNFTの取引に使われており、今後も価格高騰が期待されている通貨の1つです。

2. イーサリアムの仮想通貨取引所の選び方

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

取引所の選び方を6つご紹介します。

 

  1. 取引所形式か販売所形式か
  2. 各種手数料が安い
  3. 取引ツールが使いやすい
  4. 取引したい他の通貨銘柄がある
  5. 最低取引金額が低い
  6. レバレッジに対応している

 

それぞれ詳しく解説します。

 

選び方①:取引所形式か販売所形式かで選ぶ

1つ目は、イーサリアムを「取引所形式」か「販売所形式」のどちらで取引するかということです。そもそも「取引所形式」と「販売所形式」では異なる点がいくつかあります

 

  • 各種手数料
  • 最低購入金額
  • 取扱銘柄

 

上記に挙げた3点のように、取引方法によって異なる点があるため、どのような形式で取引したいかを決めておきましょう。「取引所方式」と「販売所形式」については重要なポイントであるため、詳しくは後述します。

 

選び方②:各手数料が安い取引所を選ぶ

2つ目は、各種手数料が安いことです。取引所を介した取引では、少なからず以下のような手数料がかかります。

 

  • 入金
  • 出金
  • 取引
  • 送金

 

各種手数料は取引所ごとに異なります。なかには無料で取引できることもあるため、より手数料が安い取引所を選びましょう。

 

選び方③:取引ツールが使いやすい取引所を選ぶ

3つ目は、取引ツールが使いやすいことです。仮想通貨は価格変動が大きいため、取引ツールでスムーズに取引できることが重要になります。いくら高機能でも、操作が難しければせっかくの購入チャンスを逃しかねません。以下の4点が主な判断基準になります。

 

  • アプリの使いやすさ
  • ホームページの見やすさ
  • 通貨の価格、チャート
  • 通貨の管理

 

いつでもスムーズに取引できるよう、使いやすい取引ツールがある取引所を選びましょう。

 

選び方④:取引したい他の通貨銘柄がある取引所を選ぶ

4つ目は、取扱通貨が豊富なことです。なぜなら、今後期待されている通貨が多いからです。現在(2022年8月31日時点)、世界中で取引されている仮想通貨は20,000種類を越えています。

 

なかでも運用当初の2円台で取引されていたエイダコイン(ADA)は、2021年9月に最高額である326円を記録し、160倍近くの高騰が見られました。このように、今後も期待されている通貨が多いため、分散投資を目的として取扱通貨が豊富な取引所を選びましょう。

 

選び方⑤:最低取引金額が低い取引所を選ぶ

5つ目は、イーサリアムの最低取引額が低いことです。最低取引額は取引所によって異なります。500円から購入できる取引所もありますが、なかには2,000円以上でなければ購入できないところもあります。

 

■イーサリアム:取引所別の最低取引金額

取引所

最低取引金額(販売所取引の場合)

bitFlyer

0.00000001ETH

Coincheck

500円相当(約0.002ETH

※ 2022年8月31日時点

 

自分が買いたい通貨を安く買える取引所を選びましょう。

 

選び方⑥:レバレッジに対応している取引所を選ぶ

6つ目は、レバレッジに対応していることです。レバレッジ取引では運用する保有通貨が少ない場合でも、大きな利益を得ることができます。

※ 取引所に担保となる通貨を預け、元手となる通貨以上の取引を可能にする仕組みのこと

 

■例:運用資金1BTCで2倍の利益が出た場合

レバレッジの内容

利益計算

なし

資金1BTC×利益2倍

=合計2BTC−資金1BTC

=利益1BTC

レバレッジ2倍

資金1BTC×レバレッジ2倍×利益2倍

=合計4BTC−資金2BTC

=利益2BTC

 

このように、レバレッジをかけたほうが元手が同じ1BTCでも得られる利益が大きいことがわかります。少ない資金で大きな利益を狙いたい方は、レバレッジに対応している国内の取引所を選びましょう。

3. 選び方①:イーサリアムを取引所・販売所の両形式で扱うおすすめ取引所は?

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

本章では、イーサリアムを「取引所」と「販売所」の両形式で取引する場合におすすめの取引所を7社紹介します。

 

  1. bitFlyer(ビットフライヤー)
  2. GMOコイン
  3. Zaif(ザイフ)
  4. LINE BITMAX(ライン ビットマックス)
  5. bitbank(ビットバンク)
  6. BITPOINT(ビットポイント)
  7. フォビジャパン

 

1社ずつ解説します。

 

3.1. bitFlyer(ビットフライヤー)

(出典:ビットフライヤー)
(出典:ビットフライヤー)

 

取り扱い通貨数

  • 販売所:17銘柄
  • 取引所:1銘柄

取引手数料

  • 販売所:無料
  • 取引所:約定数量×0.01~0.15%

入金手数料

  • 住信SBIネット銀行:無料
  • 上記以外:330円(税込)

出金手数料

220円〜770円(税込)

送金手数料

0.005ETH

最低取引額

  • 販売所:0.00000001ETH
  • 取引所(Lightning):0.01ETH

レバレッジ取引

  • 取引所(Lightning):2倍

※ 2022年8月31日時点

 

bitFlyerは、国内でトップクラスの実績を誇ります。

 

  • ビットコインの取引量が6年連続で1位
  • 業界最長である7年間ハッキング0の高いセキュリティ性

 

このように、初心者でも安心して取引できるだけの実績があります。さらに、「bitFlyer Lightning」という分析ツールが無料で使えるため、上級者でも本格的な取引ができますよ。

 

 

3.2. GMOコイン

(出典:GMOコイン)
(出典:GMOコイン)

 

取り扱い通貨数

  • 販売所:19銘柄
  • 取引所:21銘柄

取引手数料

  • 販売所:無料
  • 取引所

Maker:-0.01%/Taker:0.05%

入金手数料

無料

出金手数料

無料

※最低10,000円〜

送金手数料

無料

最低取引額

  • 販売所:0.0001ETH
  • 取引所:0.01ETH

レバレッジ取引

  • 取引所:2倍

※ 2022年8月31日時点

 

GMOコインは、国内で取り扱う通貨の種類が最大級です。また、ネットワーク事業を多数運営している「GMOインターネットグループ」が運営しているため、安心して取引ができます。

 

入金・出金・送金の手数料が無料であり、仮想通貨を扱いやすい点も魅力の一つです。さらに、最大2倍のレバレッジ取引が可能であり、少ない運用資金でも多くの利益を狙えます。

 

 

3.3. Zaif(ザイフ)

(出典:ザイフ)
(出典:ザイフ)

 

取り扱い通貨数

  • 販売所(かんたん売買):10銘柄
  • 取引所:15銘柄

取引手数料

  • 販売所:無料
  • 取引所:Maker:0%/Taker:0.1%

入金手数料

495〜605円(税込)

出金手数料

385〜770円(税込)

送金手数料

0.01〜0.05ETH

最低取引額

  • 販売所:0.001ETH
  • 取引所:0.001ETH

レバレッジ取引

  • 取引所:4倍

※ 2022年8月31日時点

 

ザイフは、国内の取引所のなかでトップクラスのレバレッジ取引(信用取引で最大4倍)ができます。さらに、高機能チャート「TradingView」を無料で利用できるため、初心者〜上級者まで幅広いユーザーが利用できるでしょう。

 

 

3.4. LINE BITMAX(ライン ビットマックス)

(出典:LINE BITMAX)
(出典:LINE BITMAX)

 

取り扱い通貨数

7銘柄

取引手数料

無料

入金手数料

無料

出金手数料

無料

送金手数料

0.05ETH

取引単位
(最低取引単位)

1円相当額

レバレッジ取引

最大2倍(売りのみ)

※ 2023年4月5日時点

 

LINE BITMAXはLINEと提携した取引所で、売買は販売所形式のみとなっています

 

※フィンシア(FNSA)のみ取引所の売買が可能(取引手数料は「メイカー手数料:-0.01%・テイカー手数料:0.05%」)

 

デザインがシンプルであるため、初心者でも操作しやすいのが特長です。スマホで気軽にイーサリアムをはじめとした仮想通貨の取引を始めたい人におすすめです。

 

 

3.5. bitbank(ビットバンク)

(出典:bitbank)
(出典:bitbank)

 

取り扱い通貨数

  • 販売所:18銘柄
  • 取引所:18銘柄

取引手数料

  • 販売所:無料
  • 取引所:

Maker:-0.02%/Taker:0.12%

入金手数料

無料

出金手数料

550〜770円(税込)

送金手数料

0.005ETH

最低取引額

  • 販売所:0.00000001ETH
  • 取引所:0.0001ETH

レバレッジ取引

なし

※ 2022年8月31日時点

 

ビットバンクは、国内でのユーザー満足度が特に高いです。

 

  • アプリが使いやすい
  • 取引量が国内No.1(2021年)
  • セキュリティ面国内No.1の評価実績(2018年)

 

扱っている通貨は販売方式を問わず18銘柄あり、多くの通貨を取引できます。

 

 

3.6. BITPOINT(ビットポイント)

取り扱い通貨数

  • 販売所:14銘柄
  • 取引所:9銘柄

取引手数料

  • 販売所:無料
  • 取引所:無料(別途スプレッドあり)

入金手数料

無料

出金手数料

無料(振込手数料負担)

送金手数料

無料

最低取引額

  • 販売所:0.1ETH
  • 取引所:0.0001ETH

レバレッジ取引

なし

※ 2022年8月31日時点

 

BITPOINTは、取引所形式で取引手数料がかかりません。入出金時にも手数料がかからないため、利益を現金化しやすいのが特徴です。公式アプリでスムーズに取引でき、初心者でも始めやすいといえます。

 

 

3.7. フォビジャパン

(出典:フォビジャパン)
(出典:フォビジャパン)

 

取り扱い通貨数

  • 販売所:19銘柄
  • 取引所:21銘柄

取引手数料

  • 販売所:無料
  • 取引所:Maker:0.15%/Taker:0.15%

入金手数料

クイック入金:無料(振込手数料負担)

出金手数料

330円

送金手数料

0.007ETH

最低取引額

  • 販売所:0.01ETH
  • 取引所:0.0001ETH/2円

レバレッジ取引

  • 取引所:2倍

※ 2022年8月31日時点

 

フォビジャパンは、中国のHuobi(フォビ)グループが運営している日本向けの取引所です。

 

  • 世界最高水準のセキュリティ性
  • 世界中で利用するユーザーが豊富(世界170ヵ国、数千万人のユーザー)
  • 取り扱い銘柄が国内トップクラス(全23銘柄/55銘柄ペア)

 

最低取引金額が低く、2円からイーサリアムを購入できるため、初めて購入する方でも始めやすいといえます。

 

 

4. 選び方①:仮想通貨取引所の販売形式「取引所形式」と「販売所形式」の違い

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

イーサリアムを取引する方法には、「取引所形式」と「販売所形式」の2つの方法があります。これらはどのように違うのでしょうか? それぞれ詳しく解説します。

 

4.1. 取引所形式(板取引)の仕組み

取引所形式(板取引)は、ユーザーどうしが直接通貨を取引する方法です。取引所が売り手と買い手に取引場所を提供し、ユーザーどうしの取引を可能にしています。

 

4.2. 販売所形式の仕組み

販売所形式とは、ユーザーが取引所と売買をする方法です。ユーザーは取引所が定めた価格で通貨を売買します。販売所形式では、取引所方式で必要な「売り手」となるユーザーが不要であるため、いつでも確実に取引できます。

5. 選び方①:イーサリアムは取引所と販売所のどちらで買うべきか?

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

では一体、イーサリアムはどこで買うべきなのでしょうか? 結論は、それぞれのメリット・デメリットを考慮して使い分けるのが正しい選択だといえます。そのため、本章では両形式のメリット・デメリットをご紹介します。

 

5.1. 取引所で購入するメリットとデメリット

取引所形式を利用するメリットは、以下の通りです。

 

メリット

内容

手数料が安い

ユーザーどうしが取引するため

成行・指値注文ができる

自分の理想金額で売買できる

 

続いて、取引所形式を利用するデメリットは、以下の通りです。

 

デメリット

内容

取扱銘柄が少ない

アルトコインを扱っていないこともある

初心者には操作が難しい

数量や単位を細かく決める必要がある

取引したいタイミングで取引できない

買い手と売り手がいないと成立しない

 

上記のメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を選びましょう。

 

5.2. 販売所で購入するメリットとデメリット

販売所形式を利用するメリットは、以下の通りです。

 

メリット

内容

取扱銘柄が多い

豊富なアルトコインを取引できる

初心者でも操作がわかりやすい

数クリックで売買できる

いつでも確実に取引できる

取引所と取引するため、買い手と売り手が不要

 

続いて、販売所形式を利用するデメリットは、以下の通りです。

 

デメリット

内容

手数料が高い

取引所が運用する通貨で取引するため

スプレッドがある

取引所の利益として徴収される

※ 取引所が定める「買値」と「売値」の差額のことで、取引時に見えない手数料として発生

 

上記のメリット・デメリットを十分に理解しておきましょう。

6. 選び方②:イーサリアムを取引所形式で取引する場合の手数料をチェック

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

取引手数料は場所や方法によって異なるため、一度は必ず確認しましょう。本章では、取引所形式で発生する手数料について深堀りします。

 

6.1. 取引手数料は無料の取引所も多い

イーサリアムは、取引手数料が無料の場合も多いです。

※ 取引を行う場を提供する取引所に対して、売買時に発生する料金のこと

 

取引所方式での手数料は基本的に有料ですが、なかには不要のケースもあります。出費をできるだけ抑えたい方は、無料で取引できる方法を検討しましょう。

 

6.2. 人気取引所の取引手数料を比較|日本円で買う場合

イーサリアムを日本円で買う際に発生する手数料を表で解説します。

 

 

販売所形式

取引所形式

bitFlyer

無料

約定数量×0.01~0.15%

GMOコイン

無料

Maker:-0.01%

Taker:0.05%

Zaif

無料

Maker:0%

Taker:0.1%

bitbank

無料

Maker:-0.02%

Taker:0.12%

BITPOINT

無料

無料

フォビジャパン

無料

Maker:0.15%

Taker:0.15%

 

それぞれ別途スプレッドが必要であることを理解しておきましょう。

 

6.3. 人気取引所の取引手数料を比較|ビットコインで買う場合

イーサリアムをビットコインで買う際に発生する手数料を表で解説します。

 

 

販売所形式

取引所形式

bitFlyer

約定数量×0.2%

Zaif

Maker:0%

Taker:0.1%

bitbank

Maker:-0.02%

Taker:0.12%

BITPOINT

無料

フォビジャパン

Maker:0.18%

Taker:0.2%

※ 別途スプレッドが必要です。

7. 選び方②:イーサリアムを販売所形式で取引する場合の手数料をチェック

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

本章では、「販売所形式」でイーサリアムを取引する際に発生する手数料について解説します。

 

7.1. スプレッド

スプレッドとは、定められた「買値」と「売値」の差額のことです。取引所が提供する取引場所の利用料として、スプレッドとよばれる「見えない手数料」が必要になります。「無料」には、スプレッドが含まれていないことを理解しておきましょう。

 

7.2. スプレッドは変動するので複数の販売所を比較するのがおすすめ

スプレッドは各種手数料とは異なり、価格が変動します。できるだけ利益を減らさないため、複数の販売所でスプレッドを比較しましょう。

 

さらにスプレッドは時間経過で変化するため、同時刻に利用中の取引所でスプレッドを確認すべきです。

8. 選び方②:イーサリアムの入金手数料と送金手数料も確認しておこう

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

イーサリアムを取引するうえで、入金と送金についても確認しましょう。なぜなら、送金や入金にも手数料がかかるからです。本章では、送金と入金について解説します。

 

8.1. 取引所によって違う入金手数料と送金手数料とは

入金手数料とは、取引所に日本円を入金した際にかかる手数料のことです。たとえば、

 

  • 銀行やコンビニの振込
  • 取引所への入金

 

このように、日本円を仮想通貨に交換するだけでも手数料がかかります。

 

送金手数料とは、取引所で保有している通貨をウォレットや別の取引所に送金する際にかかる手数料のことです。イーサリアムを送金する際は、無駄な出費を増やさないよう注意しましょう。

 

8.2. 取引所の入金手数料・送金手数料の比較

入金・送金の際も、取引方法や利用場所によってかかる手数料が異なります。

 

 

入金手数料

送金手数料

bitFlyer

クイック入金

・住信SBIネット銀行:無料

・上記以外:330円(税込)

0.005ETH

GMOコイン

無料

無料

Zaif

コンビニ/ペイジー入金

・30,000円未満495円

・30,000円以上605円

0.01〜0.05ETH

bitbank

無料

無料

BITPOINT

無料

無料

フォビジャパン

無料

0.007ETH

 

上記以外にも、ガス代がかかるため理解が必要です。

 

8.3. ウォレットからイーサリアムを送金するときのガス代

イーサリアムプラットフォームでは、イーサリアムの送金や利用する際に「ガス代」がかかります。ガス代とは、イーサリアムプラットフォームを利用した取引で必要な手数料のことです。

 

■ガス代が必要なタイミングの一例

  • イーサリアムでNFTやサービスを購入する際
  • イーサリアムをウォレット等に送金する際

 

ガス代は、イーサリアムの運営のために必要なものであるため、理解して取引を行いましょう。

9. 選び方③~⑥に見合ったイーサリアム取引所を紹介

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

続いて、選び方③〜⑥に見合ったイーサリアム取引所をそれぞれ解説します。

 

選び方③:取引ツールが使いやすい取引所

選び方④:取り扱いたい他の通貨銘柄が多い取引所

選び方⑤:最低取引金額が低い取引所

選び方⑥:レバレッジ対応している取引所

 

詳しく見ていきましょう。

 

9.1. 選び方③:取引ツールが使いやすい取引所はここ!

本記事で紹介した取引所のなかで、取引ツールの使いやすさをランキング形式でご紹介します。

 

順位

名称

ツール

内容

1位

bitFlyer

  • アプリ
  • bitFlyer Lightning
  • 現物・成行・指値で注文
  • チャートが見やすい

2位

Zaif

GMOコイン

BITPOINT

  • アプリ
  • TradingView
  • 高機能チャート
  • テクニカル指標
  • 価格変動が見やすい

5位

フォビジャパン

  • アプリ
  • 直感的に操作できる

 

取引ツールが使いやすい取引所のランキング1位は「bitFlyer」です。高機能ツール「bitFlyer Lightning」がアプリで利用できるため、いつでもどこでも本格トレードができます。

 

9.2. 選び方④:取り扱いたい他の通貨銘柄が多い取引所はここ!

本記事で紹介した取引所のなかで、取扱銘柄数をランキング形式でご紹介します。

 

■販売所形式の場合

順位

名称

取引銘柄

1位

GMOコイン

フォビジャパン

19銘柄

3位

bitbank

18銘柄

4位

bitFlyer

17銘柄

5位

BITPOINT

14銘柄

6位

Zaif

10銘柄

 

■取引所形式の場合

順位

名称

取引銘柄

1位

GMOコイン

フォビジャパン

21銘柄

3位

bitbank

18銘柄

4位

Zaif

15銘柄

5位

BITPOINT

9銘柄

6位

bitFlyer

(bitFlyer Lightning)

1銘柄

(4銘柄)

 

両形式ともに、取扱銘柄数が最も多い取引所は「GMOコイン」と「フォビジャパン」です。イーサリアム以外にも多くの銘柄で取引をしたい方は、上記2つの取引所がおすすめです。

 

9.3. 選び方⑤:最低取引金額が低い取引所はここ!

本記事で紹介した取引所のなかで、イーサリアムの最低取引金額の低さをランキング形式でご紹介します。

 

■販売所の場合

順位

名称

最低取引額

1位

bitbank

bitFlyer

0.00000001ETH

3位

GMOコイン

フォビジャパン

0.0001ETH

5位

Zaif

0.001ETH

6位

BITPOINT

0.1ETH

 

■取引所の場合

順位

名称

最低取引額

1位

bitbank

BITPOINT

0.0001ETH

3位

Zaif

0.001ETH

4位

bitFlyer(Lightningの場合)

GMOコイン

フォビジャパン

0.01ETH

 

両形式ともに、イーサリアムの最低取引金額が最も低いのは「ビットバンク」です。少額からイーサリアムを購入したい方は、ビットバンクがおすすめです。

 

9.4. 選び方⑥:レバレッジ対応している取引所はここ!

本記事で紹介した取引所のなかで、イーサリアムのレバレッジ倍率をランキング形式でご紹介します。

 

順位

取引所

最大倍率

1位

Zaif

4倍

2位

bitFlyer

GMOコイン

フォビジャパン

2倍

 

レバレッジ取引の倍率が1番高いのは「ザイフ」です。最大4倍の取引ができるため、より多くの利益を狙うことができます。しかし、その分リスクも高いことを理解して利用しましょう。

10. 仮想通貨取引所でイーサリアムを買うための3つの手順

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

取引所でイーサリアムを購入する3つの手順をご紹介します。

 

  1. 口座を開設する
  2. 日本円を入金する
  3. イーサリアムを購入する

 

順番に解説します。

 

手順①:口座を開設する

まずは、イーサリアムの売買や管理をするため、取引所の口座を開設しましょう。必要なものはスマホと本人確認書類のみで、いつでも開設可能です。日本円を利用するため、まずは国内の取引所の口座を開設しましょう。

 

手順②:日本円を入金する

次に、取引所に日本円を入金しましょう。入金方法は、主に3つあります。

 

  • 銀行振込
  • コンビニ入金
  • インターネットバンキング

 

おすすめの入金方法はインターネットバンキングです。アプリでいつでも入金できるうえに、銀行によっては手数料が無料の場合もあるため、利便性が高いです。ただし、取引所によって手数料が異なるため、入金時の概要についても確認しましょう。

 

手順③:イーサリアムを購入する

最後に、イーサリアムを購入します。取引操作は、アプリや公式サイトの取引画面で行います。基本的な操作手順は、以下の通りです。

 

  1. 銘柄で「イーサリアム」を選択
  2. 「購入数量」を入力
  3. 「購入」をクリック

 

取引所形式の場合、手順が複雑に感じるかもしれません。しかし、販売所であれば初心者でも上記3ステップで簡単に購入できます

11. なぜ今イーサリアムの購入がおすすめと言えるのか?

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

本章では、なぜ今イーサリアムの購入がおすすめと言えるのか、4つの理由を解説します。

 

  1. 少額から購入できる
  2. スマートコントラクトの普及が期待されている
  3. ICOトークンの発行ができ
  4. NFTの分野で注目が集まっている

 

1つずつ解説します。

 

理由①:少額から購入できる

1つ目の理由は、少額で購入できるからです。

 

今やビットコインは、1BTCあたり約300万円で取引されています。一方、イーサリアムは約22万円で取引されており、ビットコインよりはるかに安いです。

 

最低取引額が同じ「0.01通貨」で設定されていた場合、ビットコインは最低約3万円が必要ですが、イーサリアムは約2,000円から取引が可能です。そのため、少額で取引したい方におすすめの通貨だといえます。

 

理由②:スマートコントラクトの普及が期待されている

2つ目の理由は、採用されている「スマートコントラクト」の普及が期待されているからです。

※ 事前にプログラムされたルールに従って、自動的にブロックチェーン上で取引が成立する仕組み

 

この仕組みにより、取引を監視する第三者なしで不正のない取引をスムーズに行えます。公平なやり取りを実現させるためのブロックチェーンにおいて、スマートコントラクトには期待が高まっています。

 

理由③:ICOトークンの発行ができる

3つ目の理由は、ICOトークンが発行できるからです。

※ Initial Coin Offeringの略称で、新たな通貨を発行すること

 

ICOトークンを発行することで、プロジェクトを進めるための資金調達が期待できます。ICOにより開始される新たなプロジェクトのうち、約8割がイーサリアムを基盤に開発されているとも言われています。そのため、今後も期待値の高い通貨であると言えます。

 

理由④:NFTの分野で注目が集まっている

4つ目の理由は、NFT分野で注目が集まっているからです。

※ Non-Fungible Tokenの略:替えの効かない一品物のデジタルデータのこと

 

スマートコントラクトの採用により、イーサリアムはNFT取引の中心通貨となっています。実際にNFTのマーケットプレイス全体のうち、イーサリアムのシェアは80%以上とも言われています。

 

メタバースやアート作品で知名度が上昇しているNFT取引に利用されていることで、今後も期待値の上昇が予想されます。

12. イーサリアムの取引所についてよくある疑問

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

イーサリアムの取引所について、よくある疑問にお答えします。

 

疑問①:イーサリアムとビットコインの違いは?

イーサリアムとビットコインは、それぞれ特徴が異なる通貨です。

 

 

役割

ビットコイン

  • 価値の保存や交換に適した通貨
  • 物やサービスの決済手段

イーサリアム

  • プラットフォーム
  • 決済手段
  • 独自のソフトウェア開発
  • 分散型ゲーム
  • 分散型金融(DeFi)


 

疑問②:イーサリアムと草コインの違いは?

草コインには、明確な定義がありません。一般的にアルトコインのなかでも知名度や時価総額が比較的低い通貨のことを「草コイン」と呼びます。

 

現在(2022年8月時点)、イーサリアムは時価総額2位のアルトコインであるため、草コインには分類されません。価格変動が大きい草コインに比べると、イーサリアムは信頼性の高いコインだと言えます。

 

疑問③:人気の取引所コインチェックにはイーサリアムがない?

国内の取引所コインチェックでは、取引所形式で下記の4つの通貨のみを扱っています。

 

  • BTC(ビットコイン)
  • ETC(イーサリアムクラシック)
  • MONA(モナコイン)
  • PLT(パレットトークン)

 

そのため、コインチェックでイーサリアムを購入したい方は、販売所形式を利用してください。

 

疑問④:イーサリアムを買うのにおすすめのタイミングはある?

おすすめのタイミングは、当然価格が安くなったときです。過去のチャートから予測すると、買い時は下落後に価格が上がり始めたタイミングである可能性が高いです。

 

■買い時を見極める手順

  1. 価格が上がり切ったところをチェック
  2. しばらく下落する
  3. 下落が終わり、価格が上昇し始めたタイミングがベスト

 

ただし、上記の手順はあくまで過去の変動から予測される方法であり、確実なものではありません。投資は自己責任であることをご理解ください。

13. まとめ

本記事では、イーサリアムを取引するおすすめ取引所を中心に解説しました。各種手数料や取扱銘柄、さらには取引形式の違いによる特徴についてよく知っておく必要があります。

 

イーサリアムの取引には、取引所や販売所の口座が必要です。取引所では無料で口座開設できることが多いため、まだ口座を持っていない方は本記事で紹介した取引所を参考にして取引を始めましょう。