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投資の重要性が叫ばれているなか、仮想通貨を持つ人も少しずつ増えています。実際に仮想通貨を取引する場合には、取引所の口座を開設しなければなりません。
本記事では、国内取引所のひとつであるGMOコインで口座を開設する方法について、画像付きでわかりやすく紹介していきます。
1. GMOコインってどんな会社?基本情報をチェック
GMOコインは仮想通貨を日本国内で取引できる仮想通貨取引所のひとつです。GMOコイン株式会社がサービスを提供しており、2016年10月に設立されました。国内最大級の銘柄数を取り扱っている点が大きな特徴です。
取引できる仮想通貨は、ビットコインやイーサリアムを含めて22種類も用意されています。取引所形式と販売所形式の2パターンで取引可能で、つみたて投資やレンディングなど投資方法も豊富です。
また、オリコン顧客満足度は、2021〜2022年で2年連続No.1を記録しています。数多くの投資家が厚い信頼を寄せている仮想通貨取引所です。
2. GMOコインの口座は5つの手順で開設できる
ここからは、GMOコインの口座開設の手順について解説していきます。
GMOコインの口座開設の手順は、大きく5つに分けられます。手続き自体は非常に簡単であるため、時間を見つけて口座を開設しましょう。実際の操作画面を用いて口座開設の方法を説明します。
2.1. 口座開設に用いるメールアドレスを登録する
まずはGMOコインの公式サイトにアクセスし、画面右上の「口座開設」から手続きを行います。画面が切り替わったら、「個人のお客さま」か「法人のお客さま」のいずれかを選択します。該当するほうを選択しましょう。
続いて、登録したいメールアドレスを入力し、間違いのないように登録を進めてください。メールアドレス以外にも、FacebookやGoogleのアカウントからも手続きが可能です。
2.2. メールで届いた2段階認証コードを入力する
前述の画面から「口座を開設する」のボタンを押し、電話番号の送信を済ませると2段階認証コードが送られます。6桁の数字が表示されるので、番号を間違えずに入力しましょう。2段階認証コードの有効時間は5分間です。
制限時間を過ぎてしまうと、入力が無効となります。もし、2段階認証コードが送信されない場合は、登録内容を確かめながら再度手続きしましょう。
2.3. 個人情報を登録する
無事に認証コードの送信が終わったら、個人情報の登録手続きに移ります。それぞれの項目に正しく回答します。
加えて、GMOコイン側から国籍に関する情報を問われます。アメリカなどの海外で税金が発生していないかを確かめるためです。それぞれ当てはまる項目にチェックを入れましょう。
最後にGMOコインの取引にかかる具体的な質問に回答します。職業や年収、保有している金融資産など経済的な内容に答える項目です。回答する際には、虚偽の情報を申告してはなりません。質問をよく読みながら、慎重に入力作業を行いましょう。
「必須」と書かれている項目にすべて答えたら、「確認画面へ」のボタンをクリックまたはタップします。
2.4. 必要な書類を提出して本人確認を行う
個人情報の入力が完了すると、確認画面が表示されます。利用規約に目を通してから、以下の項目にチェックを入れましょう。
- 登録情報に誤りがないことを確認しました
- 個人関連情報について内容を確認し、同意します
- 利用規約の内容を確認し、同意したうえで口座開設を申し込みます
チェックが終了したら、「ご本人確認書類の提出へ」をクリックします。運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書の提出が必要です。
提出方法は大きく分けて2通りあります。
- かんたん本人確認
- 画像アップロード
やりやすい方法を選び、身分証明書をGMOコインに提出しましょう。
2.4.1. オンラインで完結できる「かんたん本人確認」
「かんたん本人確認」であれば、オンラインで簡単に完結できます。スキマ時間で作業ができるため、日中仕事で忙しい人でも口座開設の手続きをスムーズに終わらせることができます。
しかし、運転免許証や住民基本台帳カード、マイナンバーカードは用意する必要があり、住民票の写しや健康保険証では「かんたん本人確認」ができません。
2.4.2. PCやスマホから本人確認書類のアップロード
上述でも説明している通り、「かんたん本人確認」以外では「画像アップロード」の方法で身分証明書を提出できます。まずは、以下のなかから提出する書類を選びます。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(通知カードは不可)
- パスポート
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 在留カード
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
- 印鑑登録証明書など
自分が最も用意しやすいものを選択しましょう。運転免許証を選んだ場合は、オモテ面とウラ面のそれぞれの写真を撮影します。無事に撮り終えたら、「本人確認書類提出へ」をクリックして審査が終わるのを待つだけです。
2.5. 本人確認終了後に口座開設コードが届く
GMOコインの口座開設が終了し、審査にも無事に通過できたら口座開設コードが届きます。「かんたん本人確認」と「画像アップロード」では送付される方法が異なるため、注意が必要です。
- かんたん本人確認…登録したメールアドレスにコードが届く
- 画像アップロード…登録した住所に郵送でコードが届く
GMOコインの会員ホームにログインし、「口座開設コード」を入力すれば口座開設の手続きが完了します。仮想通貨の取引を実際に始められます。
3. 取引の前にGMOコインの入出金について押さえよう
仮想通貨交換業者では、入出金の際に一定の手数料がかかります。これらをあらかじめ理解しておかないと、思っている以上に支出を増やしかねません。本項では、GMOコインにおける入出金時の特徴を紹介します。
3.1.「即時入金」なら手数料不要で入金可能
GMOコインの入金方法には、大きく分けて即時入金と振込入金の2種類があります。即時入金とは、24時間365日いつでも好きなタイミングで入金できるサービスです。
迅速に記録が反映されるため、急ぎで仮想通貨を購入したい人に向いています。ただし、取引状況によっては反映が遅れる可能性もあります。
即時入金であれば、基本的には手数料がかかりません。ただし、取引できる金融機関は後述の通り限られています。最低入金額はいずれの金融機関も1,000円です。預貯金の状況を入念に確認しつつ、無理のない金額を設定しましょう。
3.2.「即時入金」に対応している金融機関
GMOコインの即時入金に対応している金融機関は以下の通りです。
(最高入金額:1回1,000万円)
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- ゆうちょ銀行
(最高入金額:1回99万9,999円)
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
3.3. どの金融機関からでも入金できる「振込入金」もある
GMOコインの即時入金では、該当する金融機関の口座を持っていないために入金できない人もいるでしょう。そのような方のために、どの金融機関でも利用できる振込入金があります。公式ページの「振込入金」の項目から手続きが可能です。
しかし、即時入金とは異なり一定額の手数料が発生します。いくらかかるかは金融機関ごとに異なるため、事前に確認しましょう。
また、振込入金ではGMOあおぞらネット銀行や楽天銀行を経由して取引口座へ振り込まれます。通常は数分程度で作業が完了するものの、該当する2つの金融機関がメンテナンスしている場合は反映に時間がかかります。
3.4. 日本円での出金は受付時間と最低金額に注意
日本円で出金する際には、受付時間と最低金額の取り扱いに注意が必要です。GMOコインで出金できる時間帯は次の2パターンがあります。
- 6時15分〜17時
- 18時〜翌日5時45分
ただし、土日祝日や18時以降になると翌々営業日の振込です。申し込むタイミングには気をつけましょう。
GMOコインの出金は、最低でも1万円以上に設定しなければなりません。例外として、全額出金の場合は出金額が1万円未満でも手続きできます。
4. GMOコインの利用時にかかる手数料も知っておこう
GMOコインの利用にかかる手数料は、入出金のみではありません。全体的にいくら程度出費が必要となるか事前に押さえておくことが大切です。本項では、取引手数料や預入・送金時の手数料を簡単にまとめます。
4.1. 暗号資産(仮想通貨)の購入・売却時の取引手数料は?
仮想通貨を売買するときには、取引手数料が発生します。仮想通貨の取引の種類は、大きく分けて販売所形式と取引所形式の2種類です。販売所形式では、GMOコイン側と売買を行います。取引所形式での取引相手は、GMOコインを利用している投資家です。
それぞれの取引手数料は表の通りとなっています。
販売所 |
取引所(現物取引) |
取引所(レバレッジ取引※1) |
無料 |
Maker※2:-0.01% Taker※3:0.05% Maker:-0.03% Taker:0.09% |
無料 |
出典:GMOコイン
※1 レバレッジ取引…設定した保証金に倍率を乗じることで、保有している金額よりも高値で取引すること
※2 Maker…一般的に仮想通貨の価格を設定する側のこと
※3 Taker…一般的に設定された価格で取引する側のこと
販売所は手数料が無料ですが、代わりにスプレッド※4が発生します。取引所ではMakerとTakerごとに数値が異なり、Makerはパーセンテージ分が支給される仕組みです。さらに、取引所でもレバレッジ取引は手数料が無料に設定されています。
※4 スプレッド…仮想通貨の買値と売値の差額。一般的には買値のほうが高くなる
4.2. 暗号資産の預入・送金時に発生する手数料もチェック
GMOコインは、仮想通貨で入金や送金を行うこともできます。発生する手数料も日本円の場合と大きく異なるため注意しましょう。ただ仮想通貨を入金する場合は、基本的に手数料がかかりません。
送金手数料については、仮想通貨の場合は無料です。日本円であれば、大口出金には400円の費用がかかります。これらの金額もあらかじめ確認しておき、幅広くGMOコインのサービスを利用しましょう。
5. GMOコインで口座開設する際によくある質問
最後に、GMOコインで口座開設するうえでよくある質問とその回答を紹介します。専門用語も多く、慣れないうちは口座を作るだけでも不安に感じるはずです。GMOコインのルールや特徴を把握して、なるべくスムーズに手続きを進めましょう。
Q1. GMOコイン口座開設は平日だけ? 土日もできる?
GMOコインの口座開設は、土日祝日でも問題なく行えます。24時間365日の好きなタイミングで手続きが可能です。スキマ時間や夜の時間帯などを上手く活用しましょう。
一方で、GMOコイン側でメンテナンスが行われるケースもあります。ログインできなくなる場合もあるため、事前にチェックしておくことをおすすめします。
Q2. GMOコイン口座開設の審査に落ちることはあるの?
GMOコインの口座開設の審査に落ちる人は一定数います。しかし、理由は特に表示されるわけではありません。あくまで結果のみが申請者にメッセージとして届きます。口座開設基準から推測できる審査に落ちる原因として考えられるポイントは下記の通りです。
- 責任や判断能力がないとみなされた
- 明らかに虚偽の内容を申告した
- 入力内容に誤りが見られる
とはいえ、GMOコインも審査に通過させない理由を公表しているわけではありません。入力内容から、落ちた原因について推測しましょう。
Q3. 口座開設できないときの対処法とは?
GMOコインを利用したくても、口座開設できずに困っている人もいるでしょう。該当する際には、考えられる原因を自ら探さなければなりません。
まずは、入力した内容に誤りがないかを確認しましょう。特に問題がなければ、提出した本人確認書類に不備がないかを確かめてください。
Q4. GMOコインの口座開設にかかる時間は遅い?
GMOコインの口座開設にかかる時間は、だいたい申請後数時間〜1日程度です。審査時間は、スムーズに進めば最短10分で完結できます。数々の仮想通貨取引所のなかでも、早いほうに位置づけられます。
審査に必要となる入力内容もそこまで複雑ではありません。早く仮想通貨の取引をしたい人にはおすすめです。
6. まとめ
GMOコインの口座開設の方法について説明しました。始めのうちは慣れない用語も多く、手続きが非常に難しく感じるかもしれません。
ただし、GMOコインであれば簡単に口座開設を完了できます。審査が完了するまでの時間がほとんどかからない点も魅力的なポイントです。
一方で、審査に通過できなければ仮想通貨の取引が行えません。入力内容や本人確認書類には、しっかりと目を通しておく必要があります。特徴を押さえたうえで、仮想通貨を取引する方法のひとつとしてGMOコインの利用も視野に入れましょう。