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ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)の価格上昇を見て「私も取引したい!」「一攫千金を狙いたい!」と思う人もいるでしょう。
しかし、どの仮想通貨取引所を利用すればよいのかわからず、なかなか仮想通貨の投資を始められないという方も多いのではないでしょうか。たしかに、多くの取引所のなかから自分に合った口座を選ぶのは難しいものです。
そこで本記事では、初心者にもおすすめの日本国内の仮想通貨取引所を5つ紹介します。
1. 仮想通貨取引所の選び方のポイント3つ
仮想通貨取引所を選ぶときの3つの選び方について解説します。
1.1. 手数料の安さ
仮想通貨の取引には、取引手数料や送金手数料などがかかります。金額は仮想通貨取引所によって異なるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。せっかく利益を出しても、手数料が高ければ無駄な損失が発生してしまう恐れがあります。
また「スプレッド」にも注意が必要です。スプレッドとは、実質的な手数料で「買値」と「売値」の差のことです。
たとえば、買値が1BTC(ビットコイン)=200万円、売値が199万円の場合、1BTC購入後すぐに売却すると、200万-199万=1万円のコスト(スプレッド)が発生します。したがって、利益を出すためには売値が200万円を超えた時点で売却する必要があり、スプレッドが小さいほど利益を出しやすくなるのです。
1.2. 取扱通貨数
利用する取引所が多くの通貨を取り扱っている場合、将来性が高い通貨に投資して利益を狙うこともできますし、複数の通貨に投資してリスクをヘッジすることもできます。
現在、日本の暗号資産交換業者は全部で31(2022年8月1日時点)社ありますが、取扱通貨数は各業者で異なるので、確認が必要です。
1.3. セキュリティ
仮想通貨取引所はハッキングの対象になりやすいため、強固なセキュリティ対策が必要です。顧客資産をオフラインで管理する「コールドウォレット」を採用しているか、不正なログインを防ぐ「二段階認証」を採用しているかなどを事前に確認してください。
また、仮想通貨取引所のなかにはハッキングなどの被害があった場合に、盗難補償サービスを提供しているところもあります。公式サイトやカスタマーサポートを通じて確認しておきましょう。
2. 仮想通貨取引所を選ぶときの注意点
仮想通貨取引所を選ぶ際に気を付けたいのは、仮想通貨取引所には「販売所」と「取引所」の2種類があることです。
販売所では、投資家と仮想通貨取引所の間で仮想通貨の売買が行われます。販売所のメリットは、操作が簡単で仮想通貨の初心者でも取引しやすく、売買を希望するとすぐに取引が成立することです。一方デメリットは、売買にかかる実質的な手数料が取引所より高いことです。
一方、取引所では、投資家間で仮想通貨の売買が行われます。メリットは、実際の売買にかかる手数料が販売所よりも安くなる傾向があり、売買の方法も多様であることです。デメリットとしては、注文がすぐに成立しない場合があること、仮想通貨取引所によっては取扱銘柄数が限られていることなどが挙げられます。
国内の多くの仮想通貨取引所は、購入方法として「販売所」「取引所」の両方に対応していますが、なかには販売所のみ、取引所のみの場合もあるので注意してください。
3. 初心者にもおすすめの仮想通貨取引所5選
それでは、初心者にもおすすめの仮想通貨取引所を5社紹介します。
3.1. コインチェック(CoinCheck)
取扱通貨数 |
17種類 BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、 ETC(イーサリアムクラシック)、LSK(リスク)、 XRP(リップル)、XEM(ネム)、LTC(ライトコイン)、 BCH(ビットコインキャッシュ)、MONA(モナコイン)、 XLM(ステラルーメン)、QTUM(クアンタム)、 BAT(ベーシックアテンショントークン)、 IOST(アイオーエスティー)、ENJ(エンジンコイン)、 OMG(オーエムジー)、PLT(パレットトークン)、 XYM(シンボル)など |
販売所手数料 |
無料 |
取引所手数料 |
無料 |
レバレッジ取引 |
なし |
コインチェックは国内最大級の仮想通貨取引所で、17種類の仮想通貨が約500円から購入できます。東証プライム市場に上場している「マネックスグループ」が親会社なので、セキュリティ面も安心です。
また、取扱通貨はすべて日本円で直接購入できます。仮想通貨の取引所や種類によっては、ビットコインでしか購入できないものもあります。
たとえば、アルトコインをビットコインでしか購入できない場合、日本円からビットコインを購入するときと、ビットコインからアルトコインに購入するときの2回、取引手数料を支払う必要があり、無駄が生じてしまうのです。
しかし、コインチェックなら、すべての通貨を日本円かビットコインで直接購入できるため、手間をかけずにすぐ購入できて使い勝手が抜群です。
3.2. GMOコイン
取扱通貨数 |
22種類 BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、 BCH(ビットコインキャッシュ)、 LTC(ライトコイン)、XRP(リップル)、 XEM(ネム)、XLM(ステラルーメン)、 BAT(ベーシックアテンショントークン)、 OMG(オーエムジー)、XTZ(テゾス)、 QTUM(クアンタム)、ENJ(エンジンコイン)、 DOT(ポルカドット)、ATOM(コスモス)、 XYM(シンボル)、MONA(モナコイン)、 ADA(カルダノ)、MKR(メイカー)、 DAI(ダイ)、LINK(チェーンリンク)、 FCR(エフシーリュウキュウコイン)など |
販売所手数料 |
無料 |
取引所手数料 |
Maker -0.01%、Taker 0.05% |
レバレッジ取引 |
2倍 |
GMOコインでは、GMOインターネット(東証プライム上場)グループで培った金融サービスのノウハウを活かし、安心・安全な取引環境を提供しています。
日本円による即時入金や出金が可能で、暗号資産の預け入れ・送金もできます。そして、GMOコインは、ビットコイン、イーサリアム、リップルなど国内最多の22銘柄を取り扱っているのも特長です。
3.3. DMMビットコイン
取扱通貨数 |
20種類 BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、 XRP(リップル)、BCH(ビットコインキャッシュ)、 LTC(ライトコイン)、XLM(ステラルーメン)、 ETC(イーサリアムクラシック)、 OMG(オーエムジー)、ENJ(エンジンコイン)、 BAT(ベーシックアテンショントークン)、 MONA(モナーコイン)など |
販売所手数料 |
無料 |
取引所手数料 |
無料 |
レバレッジ取引 |
2倍 |
DMMビットコインでは、ビットコインをはじめ、20種類もの暗号資産(仮想通貨)を取引できます。口座維持手数料や出金手数料など、各種手数料は無料。顧客の資産はDMMグループが開発した高い技術で守られているので、安心して仮想通貨が取引できます。
さらに、土日祝日を含む365日サポート体制を敷いています。お問い合わせフォームやLINEでの問い合わせにも対応しているので安心です。
3.4. bitFlyer(ビットライヤー)
取扱通貨数 |
15種類 BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、 ETC(イーサリアムクラシック)、LTC(ライトコイン)、 BCH(ビットコインキャッシュ)、MONA(モナコイン)、 LSK(リスク)、XRP(リップル)、 BAT(ベーシックアテンショントークン)、 XEM(ネム)、XLM(ステラルーメン)、 XTZ(テゾス)、DOT(ポルカドット)、 LINK(チェーンリンク)、XYM(シンボル) |
販売所手数料 |
無料 |
取引所手数料 |
0.01~0.2% |
レバレッジ取引 |
2倍 |
ビットフライヤーは、販売所の手数料やビットコインFXの取引手数料、三井住友銀行からの振込手数料などが無料です。そして、業界最長の7年以上のハッキングゼロを次世代セキュリティで実現しています。サポートも充実しているので安心です。
さらに、ビットコインやリップル(XRP)、イーサリアム、ビットコインキャッシュなど15種類の仮想通貨が1円から取引できます。
3.5. LINE BITMAX
取扱通貨数 |
7種類 BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、 XRP(リップル)、BCH(ビットコインキャッシュ)、 LTC(ライトコイン)、KAIA(カイア)、 XLM(ステラルーメン) |
販売所手数料 |
無料 |
取引所手数料 |
無料 |
レバレッジ取引 |
最大2倍(売りのみ) |
LINE BITMAXは、2019年11月からサービスを開始した、LINEと提携した取引所です。
取扱通貨数は7種類と多くはありませんが、主要な銘柄は揃っています。そのため、初心者がスマホで気軽に始める分にはシンプルでおすすめです。
4. まとめ
仮想通貨取引所を選ぶときは、手数料や取扱通貨数、セキュリティなどに気を付けましょう。
また、ひとつの仮想通貨取引所に絞る必要はないので、複数の口座を開設して、自分に合った仮想通貨取引所で始めることをおすすめします。