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仮想通貨(暗号資産)に関する情報をインターネットやSNSで見かけ、気になっている人も少なくないはずです。取引所は日本国内だけでも数多く設立されています。
それぞれの特徴を網羅的に把握できればいいものの、明確に区別することは容易ではありません。本記事では、おすすめの取引所を9社紹介します。運用する際の参考にしてください。
1. 日本国内の仮想通貨おすすめ取引所9選
日本国内には仮想通貨を扱っている取引所がいくつもあります。それぞれで特徴も異なるため、どの種類を選ぶか事前に計画しておくことが大切です。本項では、特におすすめの取引所9選を紹介します。
1.1. bitFlyer|ビットコインの取引量No.1を6年間連続で記録
bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインの取引量が6年連続でNo.1の取引所です。15種類の銘柄を取り扱っており、手数料の低さを強みとしています。販売所の売買手数料や住信SBIネット銀行からの入金手数料は無料です。
ビットフライヤーは、セキュリティ面にも力を入れています。7年間、一度もサイバー攻撃による被害を受けたことがありません。セキュリティ機能が優秀な要因は、大手銀行による手厚いサポートです。ビットコインの取引量でトップを走る理由として、安心して投資できる点も挙げられるかもしれません。
用意されている仮想通貨は1円から購入可能です。投資資金を用意できない人も、少額投資で仮想通貨を手に入れることができます。
1.1.1. bitFlyerの基本情報をチェック
取扱銘柄数 |
15種類 |
手数料(税込) |
3万円未満→三井住友銀行は220円(ほかは550円) 3万円以上→三井住友銀行は440円(ほかは770円)
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レバレッジ |
最大2倍 |
最低取引可能額 |
1円から購入可能 |
取引所の特徴 |
ビットコインの取引量が6年間連続でNo.1 |
1.2. Coincheck|初心者にも使いやすい
Coincheck(コインチェック)の特徴は、直感的に使いやすいデザインで初心者でも簡単に利用できる取引所である点です。用意されている銘柄数は17種類で、取引手数料は発生しません。
コインチェックは、タイミング次第では最短1日で口座開設が可能な点も特徴的です。仕事やプライベートが忙しい人でも、スキマ時間を見つけて手続きできます。公式ホームページもわかりやすく、初心者にやさしい取引所です。
2022年9月30日まで、口座を開設して所定の条件を満たした人に1,500円分のビットコインがプレゼントされます。コインチェックを選ぶ場合は、期間が経過しないよう早めに手続きを済ませましょう。
1.2.1. Coincheckの基本情報をチェック
取扱銘柄数 |
17種類 |
手数料(税込) |
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レバレッジ |
なし |
最低取引可能額 |
500円から取引可能 |
取引所の特徴 |
口座を開設して所定の条件を満たすと1,500円分のビットコインがプレゼントされる |
1.3. GMOコイン|レバレッジ取引を全取扱通貨で対応
GMOコインの強みとして挙げられるポイントは、取扱銘柄数が豊富でかつ多くの仮想通貨でレバレッジ取引ができる点です。すなわち、現物取引よりも多くの利益を得られる可能性があります。通貨数は全部合わせて22種類です。
GMOコインは、ビットコインを含めて1,000円未満から投資できます。コインチェックほどではありませんが、少額投資を試せる取引所です。
また、オリコン顧客満足度ランキングでは2年連続で1位の実績があります。国内取引所のなかでも、多くの投資家から高い人気を誇る取引所の1つです。
1.3.1. GMOコインの基本情報をチェック
取扱銘柄数 |
22種類 |
手数料(税込) |
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レバレッジ |
最大2倍 |
最低取引可能額 |
販売所:0.00001BTC 取引所:0.0001BTC |
取引所の特徴 |
オリコン顧客満足度ランキングで2年連続1位を獲得 |
1.4. ザイフ|チャートが高性能で取扱銘柄が個性的
ザイフは、仮想通貨の価格の動向をグラフ化するチャートの性能が高い取引所です。一般的に、初めて投資をする人がチャートを読み解くことは難しいといえます。あらゆる数字や記号が画面に記載されており、情報が極めて密集しているからです。
一方で、ザイフの場合は初心者でも簡単に読めるよう、シンプルなデザインで作られています。しかし、必要な情報を除いているわけではありません。むしろ、プロにも重宝されるようなデータを細かく記録しています。本格的な投資をしたい人にとっても使いやすいシステムです。
ザイフが取り扱っている銘柄は14種類あります。フィスココインやカスカコインなど、ほかの取引所では取り扱っていない仮想通貨のラインナップが魅力的です。通常の売買のみならず、一定額を積み立てる投資スタイルも選べます。
1.4.1. ザイフの基本情報をチェック
取扱銘柄数 |
14種類 |
手数料(税込) |
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レバレッジ |
なし |
最低取引可能額 |
販売所:0.0001BTC 取引所:0.001BTC |
取引所の特徴 |
マニアックなアルトコインもいくつか用意されている |
1.5. ビットバンク|業界最狭クラスのスプレッドを誇る
ビットバンクの特徴は、スプレッドが業界でも最も狭い点です。スプレッドとは、購入価格と売却価格の差額を指します。一般的に購入価格のほうが高めに設定されており、双方の差が狭くなっている取引所を選ぶことがコツです。
ビットバンクはセキュリティの強化にも力を入れています。公式サイトにも「国内No.1」をうたっており、ハッキング対策や内部犯対策も厳重です。取引所がサイバー攻撃を受けると、取引が停止してしまう可能性もあります。そのため、万全に整備している取引所選びが大切です。
銘柄は合計で18種類取り扱っています。ビットコイン以外の仮想通貨も積極的に運用したい人はビットバンクも検討しましょう。
1.5.1. ビットバンクの基本情報をチェック
取扱銘柄数 |
18種類 |
手数料(税込) |
|
レバレッジ |
なし |
最低取引可能額 |
販売所:0.00000001BTC 取引所:0.0001BTC |
取引所の特徴 |
国内No.1を自負するセキュリティ対策 |
1.6. ビットポイント|アルトコインの取り扱いが魅力
ビットポイントもビットバンクと同様、アルトコインの取り扱いが魅力的な取引所です。用意されている銘柄数は13種類とそこまで多いわけではありません。しかし、「ビットコインキャッシュ」や「ベーシックアテンショントークン」といった特殊な銘柄も扱っています。
ビットポイントでは、現物取引にかかる手数料はすべて無料です。入金や送金のみならず、売買に関しても費用が発生しません。大きな利益を出していない場合、手数料によってむしろ損するケースも起こります。これらを踏まえて考えると、コツコツと少額ずつ稼いでも問題ない点が強みです。
ちなみに、ビットポイントは500円以下から仮想通貨を購入できます。手始めに仮想通貨の投資に挑戦したい人は、口座開設を検討しましょう。
1.6.1. ビットポイントの基本情報をチェック
取扱銘柄数 |
13種類 |
手数料(税込) |
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レバレッジ |
なし |
最低取引可能額 |
500円以下から購入可能 |
取引所の特徴 |
最低取引可能額が低く、気軽に購入しやすい |
1.7. フォビジャパン|セキュリティの高さとユーザーの多さで安心
フォビジャパンは世界最高水準のセキュリティを誇ることが特徴です。このような強みを持つ背景として、ユーザー数の多さが挙げられます。フォビグループのユーザーは数千万人を超えており、世界170カ国から集まっています。多くの人々から信頼されている取引所です。
銘柄は合計で22種類扱っています。GMOコインと同じ銘柄数であり、国内ではトップクラスの水準です。ペアでカウントすると、53銘柄も用意されています。なるべく多くの仮想通貨を使って取引したい人におすすめです。
フォビジャパンは仮想通貨を2円から取引できます。口座開設申し込みにかかる時間も最短5分です。早めに投資へチャレンジしたい場合は、フォビジャパンも候補に入れておきましょう。
1.7.1. フォビジャパンの基本情報をチェック
取扱銘柄数 |
22種類 |
手数料(税込) |
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レバレッジ |
最大2倍 |
最低取引可能額 |
2円から購入可能 |
取引所の特徴 |
ペア数が53銘柄と豊富 |
1.8. LINE BITMAX|LINEのユーザーならすぐ始められる
LINE BITMAXは、LINEと提携した仮想通貨取引所です。2022年時点では、LINEの利用者は日本だけでも9,000万人を超えています。SNSのみならず、連絡を取る手段として非常に優秀なサービスです。音楽やマンガなどあらゆるサービスに携わっていますが、仮想通貨にも関わりを持つようになりました。
LINEユーザーであれば、口座開設の手続きはまったく複雑ではありません。ログインしたあとにLINE BITMAXのページへ移り、個人情報を入力して本人確認書類の写真を提出するだけです。
デザインがシンプルであるため、投資に慣れていない人でも問題なく操作ができます。 手軽に仮想通貨を始めたい人は、利用を検討しましょう。
1.8.1. LINE BITMAXの基本情報をチェック
取扱銘柄数 |
7種類 |
手数料(税込) |
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レバレッジ |
信用取引アカウントの開設を行うと、「売り」のみレバレッジ最大2倍で信用取引可能 |
最低取引可能額 |
1円から購入可能 |
取引所の特徴 |
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1.9. SBI VCトレード|初心者にも安心のバランスがよい取引所
SBI VCトレードは、大手証券会社であるSBIグループが提供している取引所です。取扱銘柄数に関しては、ほかと比べるとあまり数多く揃えられていません。しかし、レバレッジ取引ができ、各種手数料も低めに抑えられているなど適度なバランスを保っている点が特徴です。
SBI VCトレードのセキュリティは、SBIグループのノウハウを直接活用しています。創業以来長年にわたって数々の対策を講じており、時代に合わせてアップデートしていることが強みです。会社の規模も大きく、投資における有益な情報が手に入ります。
すでに株式投資やFXでSBIグループを利用している人は、仮想通貨の口座開設も検討しましょう。
1.9.1. SBI VCトレードの基本情報をチェック
取扱銘柄数 |
7種類 |
手数料(税込) |
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レバレッジ |
最大2倍 |
最低取引可能額 |
販売所:0.0001BTC 取引所:0.000001BTC |
取引所の特徴 |
手数料や取引スタイルなどバランスよく投資ができる |
2. 仮想通貨取引所はどう選ぶ?初心者におすすめの選び方5つ
上述したとおり、国内だけでも仮想通貨の取引所はたくさんあります。このなかから自分に合ったものを選ぶことは容易ではありません。本項では、初心者が押さえるべき選び方のコツを5つ紹介します。
2.1. 取扱銘柄の数と取引量で選ぶ
まず、最も単純な方法として挙げられるのが取扱銘柄の数や取引量で選ぶことです。仮想通貨の銘柄数が豊富であれば、価格が高騰する種類を購入できる確率も高まります。どの取引所もビットコインやイーサリアムといった有名な銘柄を用意しています。
しかし選択肢の幅が狭くなってしまうと、大きく稼ぐことが難しくなるかもしれません。ほかのアルトコインも押さえる必要があります。また取引量が多ければ、購入手続きに進みやすくなるため早く仮想通貨を入手したい方には欠かせない条件です。
2.2. セキュリティ力の高さで選ぶ
インターネットが発達した反面、サイバー攻撃も巧妙化しました。仮想通貨取引所が狙われるケースも多く、過去にさまざまなハッキング事例が存在します。システムが攻撃されると運営が一時的に停止されるため注意が必要です。
そのため、セキュリティの高さも取引所を選ぶうえでは重要な条件となります。特に、大手金融機関などと提携し、数々の技術を取り入れているところは心強いといえます。ホームページを参考に、どのような対策を講じているか確認しましょう。
2.3. 手数料の種類と安さで選ぶ
仮想通貨の取引は、想像以上に費用が発生します。そのため、利益が出た場合はなるべく出費を増やさずに取引を済ませることが重要です。こうした対策の一環として、手数料の安い取引所選びが挙げられます。
取引所の種類ごとに金額設定が異なるため、まずは自らが運用したいスタイルを考えておきましょう。もし、現物取引をするのであれば、Maker(仮想通貨の取引で金額を設定する側)とTaker(仮想通貨の取引で金額を設定する側)ごとに手数料が変わる点を押さえなければなりません。
2.4. 少額取引が可能かどうか、または最低取引金額で選ぶ
手数料のほかにも、少額取引を心がけるだけでも節約に繋がります。ビットコインのような有名な銘柄は、1BTCあたりで200万円以上もかかります。普通の人であれば、簡単に手が出る金額ではないはずです。いかに安く仮想通貨を手に入れられるかが重要となります。
取引所によっては、数百円程度で取引できるサービスを提供しているところもあります。加えて、最低取引金額についても同時に確認しましょう。トータルでみて、費用が安く済む場所を選ぶことも1つの手段です。
2.5. スマホ・PCアプリの使い勝手のよさで選ぶ
いくらサービスが充実していても、使い勝手が悪ければ運用も長続きしない可能性があります。仮想通貨の投資は、初心者にとって難しい要素が多いです。そのため取引所が提供しているスマホやPCアプリの使いやすさも取引所を選ぶ基準の1つとして見るとよいでしょう。
特に確認しておきたいポイントが、銘柄の価格動向を示したチャートの表示です。事細かく情報が記載されすぎていると、かえって求める情報を手に入れづらくなります。このあたりは、サイトや掲示板などの口コミも参考にしておくといいかもしれません。
3. 選び方別|仮想通貨(おすすめ)取引所をピックアップ!
仮想通貨の取引所はそれぞれサービス内容や強みが異なります。選択する際に心がけるポイントは、自分の投資スタイルにマッチした場所を選ぶことです。1つ1つの取引所の特徴について細かく確認しましょう。
3.1. 取引量で選ぶ仮想通貨取引所はここ!
仮想通貨の取引量で選ぶとすれば、ビットフライヤーがおすすめです。ビットコインの取引量が6年連続No.1であり、ほかのアルトコインも豊富に売買されています。このような特徴を持つ背景として、セキュリティ面の強さも大きな要因の1つです。
ビットフライヤーの取引高は、24時間で110億円に到達しています。ビットコインが大きな割合を占めており、日本円に直すとおよそ60億円以上です。スムーズな取引が期待できます。
3.2. 取扱銘柄数で選ぶ仮想通貨取引所はここ!
フォビジャパンは、合計で22種類の仮想通貨を取り扱っています。GMOコインと取扱銘柄数は同じであるものの、ペアで数えた場合に53種類組める点が強みです。そのため、単純に種類の数を優先するのであればフォビジャパンが適しているといえます。セキュリティ面を併せて考えると、今後も多くの人々が参加することが期待されます。
3.3. セキュリティ力で選ぶ仮想通貨取引所はここ!
日本の仮想通貨取引所は、基本的にいずれもセキュリティ面は充実しています。そのなかでも、特に安心して運用できるところはビットバンクです。自社でうたっているだけでなく、セキュリティ面を審査するICORatingから正式に認められています。
ちなみに、2018年のレポートによると国内ランキングは1位、世界ランキングでは22位にランクインしました。厳重な体制を敷いていますが、決して登録までの作業が面倒なわけではありません。セキュリティ面を重視するのであれば、ビットバンクの口座開設を検討しましょう。
3.4. 手数料の種類と安さで選ぶ仮想通貨取引所はここ!
手数料の安さで選ぶ場合は、ビットポイントがおすすめです。ビットポイントでは、入金手数料はもちろん、取引手数料も無料に設定されています。ちなみに、口座を開設するときも基本的に費用が発生しません。
加えて、仮想通貨の預入と送金にかかる手数料も無料です。このように、ビットポイントでは合計で6つの手数料が0円となっています。余計な出費を抑えたい人は、ビットポイントも併せて開設しておくといいかもしれません。
3.5. 少額取引で選ぶ仮想通貨取引所はここ!
少額取引を徹底したい場合は、LINE BITMAXの口座開設を推奨します。ビットコインの取引可能額が0.0000001BTCからに設定されており、こちらは日本円で1円程度に相当する価格です。余剰資金をあまり貯められなかった場合でも、いくらかは取引できるように作られています。
売買手数料も無料であるため、複数回売買しても特に問題ありません。ほかの銘柄も基本的に1円相当額で手に入れられるため、さまざまな仮想通貨を確認しましょう。
3.6. アプリで選ぶ仮想通貨取引所はここ!
アプリの性能や使いやすさで選びたい人は、ザイフで口座開設を行うことがおすすめです。上述したとおり、初心者だけでなくプロにとっても有益な機能が豊富に搭載されています。ザイフで扱っているチャートの名称は「TradingView」です。
こちらは、チャートをどのように読むべきかを丁寧に分析してもらえます。無論、必ず予測どおりに価格が動くわけではありませんが、これから仮想通貨を勉強する人には最適な機能です。
3.7. ビットコインで選ぶ仮想通貨取引所はここ!
仮想通貨の売買をするのであれば、最も有名なビットコインから始めたいと考える人もいるはずです。この場合に推奨される取引所として、コインチェックが挙げられます。500円からビットコインを売買できる点が強みです。
さらに、口座を開設して72時間以内に入金完了するだけで1,500円相当のビットコインがプレゼントされます。仮想通貨を手に入れること自体が困難な初心者にとっては、非常に心強いサービスです。大手取引所の一角でもあり、万全なサポート体制を敷いています。
3.8. 初心者が最初に選ぶ仮想通貨取引所はここ!
初心者が最初に選ぶ取引所としては、GMOコインが最も望ましいといえます。その理由は、取扱銘柄数やセキュリティ対策などと、さまざまな要素でメリットを持つためです。ほかにも、スマホのアプリからいつでも仮想通貨の動向を確認できます。
仮想通貨の投資を始めたばかりの人は、普段の生活で価格の状況をチェックできる時間が取れないケースも少なくありません。こうした事態に備え、GMOコインでは難しい操作を必要としないアプリを提供しています。
3.9. バランスのよさで選ぶ仮想通貨取引所はここ!
バランスのよさで決めるのであれば、おすすめの取引所はSBI VCトレードです。ほかの取引所と比べて、際立ったメリットがあるわけではありませんが、SBI VCトレードはレバレッジ取引にも対応しており、初心者が求める機能をほとんど備えています。
大手のSBIグループが提供しているため、非常に手厚いサポート体制を敷いているところも心強いポイントです。幅広く使いやすい取引所を選びたい場合は、SBI VCトレードも検討しましょう。
4. 仮想通貨を初めて取引する際に気をつけたい注意点
仮想通貨は、ときに億り人も目指せる夢のある投資です。一方で、大きなリターンがあるものはリスクも高まってしまいます。仮想通貨の運用において、初心者が注意したいポイントをまとめます。投資する際には必ず押さえるようにしましょう。
4.1. 余剰資金で始めることが投資の基本・目安は資産の5%
仮想通貨で取引をするときは、絶対に余剰資金で始めなければなりません。なぜなら価格動向が激しく、一度に多額の金額を失うケースも多く見られるからです。もし、貯金に余裕がない場合は、一度お金をしっかりと貯めるよう意識しましょう。
このような注意点は、なにも仮想通貨に限った話ではありません。株式投資やFXにも共通していることです。余剰資金の目安は、資産の5%程度とされています。100万円の貯金がある人は、5万円までに抑えておくことが賢明です。
4.2. 聞いたこともない仮想通貨を取り扱わない・情報収集が大事
用意されている銘柄のなかには、知名度がほとんどない草コインも数多くあります。初心者がこのような仮想通貨を購入することは、なるべく避けたほうが無難です。詐欺コインが紛れているケースもあり、資産を騙し取られる危険性も潜んでいます。
具体的に説明すると、悪徳商法を目的とした仮想通貨は価格を上げる気がありません。つまり、投資家からお金を集めるためだけに存在するトークンです。結果、仮想通貨を購入したあとに価格が大暴落する恐れがあります。
4.3. ハッキングのリスクがあることを意識して自己管理する
前述したとおり、頭のよいハッカーが取引所を襲う危険性もゼロではありません。最悪の場合、皆さんのアカウントが乗っ取られるケースも考えられます。預けている資産も盗み取られるかもしれないため、自己管理には十分な対策が必要不可欠です。
パスワードを設定するときは、なるべく英数字と記号を交えて複雑に組み合わせましょう。また、常に取引所の更新情報を確認しておくことが大切です。危ないと感じたら、資金を移せるよう準備しておきましょう。
4.4. 初めのうちからレバレッジ取引はおすすめできない
仮想通貨の取引の1つとして、レバレッジ取引を設けているところもあります。こちらは、証拠金を使って実際の資金よりも高い金額で運用する方法です。証拠金とレバレッジ率をそれぞれ10万円・2倍に設定した場合は、20万円分の取引ができます。
レバレッジ取引は大きく稼げることがあるものの、リスクも高い点がデメリットです。初心者のうちは、現物取引から始めたほうが望ましいといえます。最初は、リスク回避を念頭に置きましょう。
4.5. 仮想通貨の儲けには税金がかかることを知る
仮想通貨で利益を出した場合は、納税の義務が発生する点にも注意が必要です。原則として雑所得の所得税に分類されます。雑所得の計算方法は、「収入金額−必要経費」と至ってシンプルです。そのため、税金も住民税と合わせると最大で55%を支払う可能性もあります。
税金がかかるタイミングは、年内に儲けたのであれば確定申告を済ませた次年度です。しかし申告を忘れてしまった年があると、前年以前の金額も納めるケースがあります。必ずいくら稼いだかを記録し、どの程度の税金がかかるか事前に計算しましょう。
5. 仮想通貨で儲けるためにできること
仮想通貨で儲けるためには、さまざまな工夫を凝らすことが必要です。あらかじめ準備をしておけば、投資を成功させるチャンスも掴みやすくなります。本項では、誰でもできる対策について5点解説しましょう。
5.1. 初めは少額資金から|慣れてから投資額を増やす
仮想通貨で稼ぎたいのであれば、最初は少額投資から始めることを意識すべきです。仮想通貨は価格の変動が激しく、基本的には暴落をすると考えなければなりません。慣れないうちに多額のお金を投資に使うと、一気に失うケースもゼロではありません。このようにトータルで考えた場合、少ない金額で投資したほうが得するといえます。
仮想通貨も含め、金融資産への投資はプロでない限り生活の一部として捉えなければなりません。
5.2. 取引所は複数開設しておくのがいい
取引所は、なるべく複数開設しておくとリスク回避に繋がります。運用する先が1カ所に集中してしまうと、トラブルが発生したときの対処が上手くできません。システムが停止した際に、預けていた資金を取り出せなくなる可能性もあります。
こうした非常事態に備えるためにも、口座開設は複数の取引所で手続きするようにしましょう。また、提供しているサービスやキャンペーンも場所によって少なからず異なります。特定の取引所ならではの強みもあり、より多くの恩恵を受けておくことが必要不可欠です。
5.3. 分析の方法(テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析)を学ぶ
仮想通貨を含め、投資活動には分析能力が欠かせません。頻繁に用いられる方法は、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の2点です。テクニカル分析とは、価格動向を示すチャートの分析を指します。誰がどの銘柄を売買したか把握し、取引のタイミングを把握できるシステムです。
一方でファンダメンタルズ分析は、社会全体の動きをニュースなどから捉えます。大企業が仮想通貨に投資したなど、さまざまな方面の情報を幅広く押さえましょう。投資の勝率を上げるだけではなく、一般的な金融に関する知識を蓄えるうえでも重要です。
5.4. 初心者は長期保有がおすすめ
初心者であれば、仮想通貨を長期的に保有することがおすすめです。ちなみに、業界では長期保有は「ガチホ」と呼ばれています。仮想通貨は大きく価格が上下するため、できる限り早めに売買したくなるかもしれません。
しかし、4~5年のスパンでみてみると、変動しながらも右肩上がりにチャートが伸びるケースもあります。ビットコインは2016年ごろまで、価値が5~10万円程度でした。しかし、200万円以上の価格に成長したことを考えると、結果的に長期保有した人が多くの利益を得ました。また、取引回数が減るため、短期保有よりも出費が抑えられます。
6. まとめ
この記事では、仮想通貨を運用する際におすすめできる取引所を10ヵ所紹介しました。最も重要なポイントは、自分に合うと思う取引所を選ぶことです。そのため、特徴は正確に捉えるよう心がけましょう。
複数の取引所で口座を開設したほうが、リスクも避けやすくなります。取引所選びにおいても、仮想通貨で利益をだすといった目的を忘れてはいけません。