仮想通貨(暗号資産)の一種である「ビットコイン」を購入したものの、決済で利用できるお店を知っている人は少ないはずです。本記事では、ビットコイン決済に対応している国内外の店舗やサービスを紹介します。
ビットコインが使える店はどこ?最初に決済導入した店舗や日本や世界で使えるサービスを紹介 (※画像はイメージです/PIXTA)

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ビットコインを所有しているものの、決済手段として利用できる場所を知らない人は多いはずです。ビットコインは投資目的で購入されることがほとんどなので、通貨としての使い方についてはあまり知られていないのが現状です。

 

本記事では、日本や海外でビットコインを使用できるお店などについて解説します。店舗探しに役立つサービスも紹介するので、参考にしてください。

1. 日本で最初にビットコインを使えるようになったお店はビックカメラ
1.1. 2017年4月5日、ビックカメラが一番乗りで「ビットコイン決済」を導入
1.2. ビットコイン決済を導入した理由は利便性の向上
2.【2022年】日本でビットコインが使える主なお店を業種別に紹介
2.1. 通信販売で使える主なお店
2.2. 店舗やサービスで使える主なお店
3.【2022年】世界でビットコインが使える主なお店やサービス
4. ビットコイン決済が使える店舗を探せる3つのサービス
①世界中の店舗が探せる:coinmap
②カテゴリ別に店舗が探せる:Bitcoin日本語情報サイト
③エリア別での店舗検索がしやすい:bitpress
5. ビットコインを決済に使うメリット
5.1. 取引所から銀行への換金の手間がかからない
5.2. 手数料が抑えられる
5.3. 法定通貨のように国によって交換しなくても世界中で使える
5.4. ブロックチェーン技術だから安全
6. ビットコインを決済に使うデメリット
6.1. 現時点ではビットコイン決済対応の店舗が少ない
6.2. 価格が常に変動している
7. ビットコインを決済に使うときの注意点
7.1. 価格変動分の税金が課せられる
7.2. 決済にかかる時間が長い
8. ビットコインが使える店に関するよくあるQ&A
Q1. ビットコイン以外に支払いに使える仮想通貨はある?イーサリアムは使える?
Q2. ビットコイン決済はコンビニやAmazonの支払いには使える?
Q3. 今後ビットコインが使える予定のサービスはある?
9. まとめ

1. 日本で最初にビットコインを使えるようになったお店はビックカメラ

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

日本で最初にビットコインを使えるようになったお店は、家電量販店チェーンのビックカメラです。全国に先駆けた先進的な取り組みの背景を、本項で詳しく解説していきます。

 

1.1. 2017年4月5日、ビックカメラが一番乗りで「ビットコイン決済」を導入

2017年4月5日、大手家電量販店チェーンのビックカメラが都内にある有楽町店及び新宿東口店でビットコイン決済を導入しました。当時、日本国内でビットコインブームが巻き起こっていたため、全国初となる決済手段としての実用化事例は大きな反響を呼ぶことになります。

 

その後も、ビックカメラのあとを追うように、国内でもビットコイン決済に対応した店が少しずつ増えていきました。なお、2022年7月現在も、ビックカメラではビットコイン決済が可能です。

 

1.2. ビットコイン決済を導入した理由は利便性の向上

ビックカメラは電子マネーやクレジットカードなど多彩な決済手段に対応しており、ビットコインもそのなかのひとつに過ぎません。ビットコイン決済の導入は、利用者の利便性を少しでも向上させるための取り組みだったのです

 

当時ビットコインの価格が上昇していたこともあり、ビットコイン決済を利用するリピーターが増えていきました。支払い手続きが簡単であることも、利用者が順調に増えていった要因になっているようです。

 

2.【2022年】日本でビットコインが使える主なお店を業種別に紹介

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

ビットコイン決済の存在自体は知っているものの、実際に利用できる店舗を知っている人は少ないでしょう。本項では、ビットコインが使える主なお店を業種別に紹介します

 

2.1. 通信販売で使える主なお店

ビットコインは通信販売の決済手段としても、幅広く利用されています。通信販売でビットコインを使用できる主なお店は以下のとおりです

 

 

ここで紹介したのは、ほんの一例です。ビットコイン決済に対応しているお店は他にもたくさん存在します。

 

2.2. 店舗やサービスで使える主なお店

続いて、実際に足を運べる実店舗でビットコイン決済が使える主なお店を紹介します

 

  • ビックカメラ
  • ソフマップ

 

上記は全国展開をしているお店です。地方のお店を含めるとビットコイン決済対応のお店はまだまだたくさんありますので、ぜひ利用してみてください。

 

3.【2022年】世界でビットコインが使える主なお店やサービス

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

もちろん日本だけではなく、海外にもビットコイン決済を利用できるお店やサービスが存在します。代表的なものは、以下のとおりです。

 

  • Purse.io(Amazonの商品を安く購入できるサイト)
  • gyft(ギフトカードを購入できるサービス)

 

世界的にも、ビットコイン決済が一般に普及しているとは言い難い状況にあります。ただ、一時的に利用を停止しているサービスもあるため、今後の動向には注目です。

4. ビットコイン決済が使える店舗を探せる3つのサービス

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

ビットコインを使えるお店は多くないため、探し出すのに手間と時間がかかってしまうこともあるでしょう。そのため、本項ではビットコイン決済に対応している店舗を素早く簡単に探せる3つのサービスを紹介します

 

①世界中の店舗が探せる:coinmap

coinmapでは、ビットコイン決済に対応した店舗を地図上で探せます。自宅近くの店舗や旅行先の店舗を探し出すときに便利です。また、世界中の店舗が登録されているため、海外旅行の際にも役立ちます。

 

情報量としては、数あるサイトのなかでもトップクラスです。日本語表記には対応していませんが、直感的に操作できるので簡単に扱うことができます。

 

②カテゴリ別に店舗が探せる:Bitcoin日本語情報サイト

Bitcoin日本語情報サイトでは、家電・エンタメ・ファッション・食品などカテゴリー別に店舗を探す事が可能です。店舗名とサービス内容が一覧で表示されているほか、ホームページへのリンクも貼られおり効率よく検索できます。

 

2022年3月時点で、掲載されている日本の店舗やサービス数は350件です。個人で気軽に検索するには、十分な情報量といえます。

 

③エリア別での店舗検索がしやすい:bitpress

bitpressは仮想通貨に関するニュースサイトで、ビットコイン決済に対応した店舗をエリア別に検索できます。オンラインショップについてもカテゴリ別に探し出すことができ、利便性に優れているのが特徴です。

 

ビットコイン以外の仮想通貨を使用できる店舗も、ピックアップされています。掲載数こそ少ないものの、わかりやすい操作性で手軽に店舗を探すことが可能です。

5. ビットコインを決済に使うメリット

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

投資の対象として捉えられることが多いビットコインですが、実は通貨としても高い機能を兼ね備えています。本項では、ビットコインを決済に使うメリットを4つ紹介します

 

5.1. 取引所から銀行への換金の手間がかからない

通常、仮想通貨を決済に使用するときには、仮想通貨を売却し、日本円に換金しなければなりません。売却方法や銀行の営業日などによっては、日本円が手に入るまでに数日間を要することもあります。

 

一方、ビットコイン決済であれば、ビットコインそのものと商品とを交換するため、換金の手間を省略することが可能です。スマホがあれば、その場で決済を完了できます。

 

5.2. 手数料が抑えられる

ビットコインは多くの場合は仮想通貨取引所に預けられているため、現金化するには出金手数料を支払う必要があります。また、外国で日本円を使用するときは、為替手数料を支払わなければなりません。

 

ビットコイン決済にも手数料は必要ですが、比較的安い水準にあります。取引所からの出金には数百円の負担がかかることもあるので、ビットコイン決済のほうがお得に支払いを済ませられるでしょう。

 

5.3. 法定通貨のように国によって交換しなくても世界中で使える

ビットコイン決済を使用すると、海外で日本円を外国の法定通貨に両替する必要がありません。両替の時間と手間を省くことが可能です。現地でビットコイン決済に対応している店舗があれば、世界共通の通貨として使用できます

 

ビットコイン決済は、日本よりも海外で定着している傾向にあります。海外旅行の際にはビットコイン決済に対応できる準備をしておくと、いざというときに安心です。

 

5.4. ブロックチェーン技術だから安全

ビットコインは、ブロックチェーン技術を活用した改ざんや不正が起こりづらい通貨です。ビットコイン取引に関する情報は1本の鎖のようにつながっており、現在の情報と次につながる情報には関連性があります。

 

ある取引履歴を改ざんしようとするとそれ以降の情報もすべて改ざんしなければ、つじつまが合わなくなるのです。

 

また、ブロックチェーンでは無数のコンピューターで情報管理を行っています。ネットワークでつながれたコンピューターに同じ情報が共有されるため、どこかで不正が行われてもすぐに把握できる仕組みとなっています。

6. ビットコインを決済に使うデメリット

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

決済手段として十分な機能を有するビットコインですが、まだまだ普及していないのには理由があります。本項では、ビットコインを決済に使用するデメリットを2つ解説します

 

6.1. 現時点ではビットコイン決済対応の店舗が少ない

ビットコインでの決済に対応している店舗は、まだまだ少ないのが現状です。特に地方へ行くほど、実店舗で使用することが難しくなるでしょう。

 

最近では電子マネーの利用が一般的になり、わざわざビットコインを利用する必要性がなくなっています。需要がなければ供給がなくなるのも当然の結果なので、ビットコイン決済対応の店舗が減少する可能性も否定できません。

 

6.2. 価格が常に変動している

ビットコインを通貨として利用する最大のデメリットは、価格が常に変動していることです。法定通貨においても価格の変動は生じますが、仮想通貨の変動幅はあまりにも大きいため、日常生活で使用するのは難しいといえます。

 

たとえば、買物をしている間に価格が暴落し、精算時に料金を支払えなくなる可能性もゼロではありません。価格が安定しなければ、通貨としての利便性に欠けてしまいます。

7. ビットコインを決済に使うときの注意点

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

本項では、ビットコインを決済に使うときの注意点を解説します。思わぬ落とし穴にはまることのないように参考にしてください。

 

7.1. 価格変動分の税金が課せられる

ビットコイン決済を含めて、仮想通貨売買によって20万円以上の利益が生じた場合、利益分に対して税金が課せられます

 

たとえば、1BTCで100万円の商品を購入したケースを考えてみましょう。1BTCの取得価格が10万円だった場合、100-10=90万円で90万円分得していることになります。よって、90万円に対して納税の義務が発生するのです。

 

決済回数が多くなると、税金の計算も煩雑になってきます。金銭的な負担だけではなく時間や労力の負担も生じることを見据えたうえで、計画的な利用が大切です。

 

7.2. 決済にかかる時間が長い

ビットコイン決済は、手続きが完了するまでに10分程度かかります。取引履歴をブロックチェーンに記録するためには、膨大な計算作業が必要になるからです。日常的な買い物で決済のたびに10分間の待機時間が発生するのは、ストレスになります。

 

なお、料金を前払いできるデポジットの決済サービスを導入している店舗であれば、この問題に直面することはありません。店舗によって、ビットコイン決済とその他の決済方法を適切に使い分けるのもひとつの方法です。

8. ビットコインが使える店に関するよくあるQ&A

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

最後に、ビットコイン決済に関するよくある質問に回答します。ビットコインを正しく便利に利用していくための参考にしてください。

 

Q1. ビットコイン以外に支払いに使える仮想通貨はある?イーサリアムは使える?

結論からいうと、ビットコイン以外の仮想通貨も決済時に利用可能です。イーサリアムも、すでに数十件以上の店舗で導入事例があります

 

イーサリアムは、ビットコインに次いで時価総額2位を誇るメジャーな仮想通貨です。今後、さらに決済手段としての利用が拡大していくことも考えられます。

 

Q2. ビットコイン決済はコンビニやAmazonの支払いには使える?

2022年7月現在、日本のコンビニでビットコイン決済は使えません。手続き完了までに10分程度を要する点や決済に時間がかかりすぎるとキャンセルされる点などを考慮すると、客の回転が早いコンビニには不向きといえます。

 

また、Amazonもビットコイン決済は使用できません。一時、導入を計画しているとのニュースが流れましたが、Amazon側が公式に否定しています。

 

Q3. 今後ビットコインが使える予定のサービスはある?

日本最大のフリマサービス「メルカリ」が2023年中をめどに、ビットコインの取引ができるサービスを開始する予定です。具体的には、メルカリで得た売上金やポイントなどを使ってビットコインの売買を行えるようになります。

 

今後も、大手企業がビットコインに関連するサービスを展開していく可能性は十分にあるでしょう。

9. まとめ

ビットコイン決済は、多くのメリットを有する決済手段であることに違いはありません。しかし、普段使いには不向きな一面があるのも事実であり、利用する際には一定のリスクや手間が生じることを理解しておくことも大切です。

 

ビットコインを使えるお店やサービスは一定数存在するものの、普段の生活のなかで見つけ出すのはまだまだ難しい状況にあるといえます。ただし、本記事で紹介した検索サイトもあるので、仮想通貨への理解を深めるためにも、ビットコインでの決済にチャレンジしてみてください。