『資産形成ゴールドオンライン』は複数の企業と提携して情報を提供しており、当サイトを経由して申込みがあった場合、各企業から報酬が発生することがあります。しかし、提携の有無などが本ページ内のサービスの評価や掲載順位に関して影響を及ぼすことはありません(提携会社一覧)。
仮想通貨に興味があるけれど、口座開設の方法がわからない方は多いかと思います。そこで本記事では、仮想通貨の取引口座の開設方法について、個人と法人に分けて詳しく解説していきます。
また、おすすめの仮想通貨の取引所の紹介もしています。新しく仮想通貨の取引を始めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
1. 仮想通貨取引所の口座開設をする方法【個人・法人】
仮想通貨(暗号通貨)の取引所の口座を開設するにあたって、必須条件と用意しなくてはいけない書類があります。
まずは、仮想通貨の口座の開設方法について、個人・法人の2つに分けて解説していきます。
1.1.【個人】で仮想通貨取引所の口座開設をする場合
1.1.1. 個人の口座開設のための条件
個人が仮想通貨の口座開設をするための一般的な条件は以下のとおりです。
- 20歳以上75歳未満
- 一定の金融資産がある
- 口座開設時に職についている
- 日本国内在住
仮想通貨取引所の口座を開設するには年齢制限・国内在住などの制限があります。
また、一般的に海外に住んでいる方は口座開設ができません。しかし、ビットフライヤー(bitFlyer)はヨーロッパとアメリカでライセンス取得しているので、海外に住んでいても口座開設が可能な場合があります。
日本に住み定職に就いている方であれば、難なく口座開設できるといえるでしょう。
1.1.2. 個人の口座開設に必要なもの
必要なものは以下のとおりです。
- 運転免許証
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- IDセルフィー
- 利用規約、プライバシーポリシー、取引時交付書面などへの同意
アカウント作成は、メールアドレスがあれば行うことが可能です。実際に取引を開始するには、免許証などの本人確認書類を提出し、本人確認を行う必要があります。
1.1.3. 個人の口座開設の流れ
ここでは、仮想通貨の取引所の口座開設の流れをご紹介します。取引所により手順が異なりますが、一例としてCoincheckの場合は下記のように進めていきます。
- Coincheckのアカウント作成をする
- 本人確認を行う(口座開設条件の確認・基本情報の登録・本人確認書類の提出など)
- 登録完了後、取引所が審査を開始
本人確認書類はスマートフォンのカメラで撮影し、送付することが可能です。口座開設の際にはセキュリティ対策として、SMS認証や2段階認証の設定をしておきましょう。
1.1.4. 審査に落ちるのは入力ミスか未成年の場合が多い
口座開設の審査に落ちる理由としては、以下の3点が考えられます。
- 登録情報の入力ミス
- 未成年
- 提出書類と入力情報が一致しない
審査に落ちた場合は、入力項目に誤りの有無、情報に噓偽りがないか再度チェックしましょう。それでも通らなければ、別の取引所に口座を開設するのもひとつの選択肢です。
1.2.【法人】で仮想通貨取引所の口座開設をする場合
1.2.1. 法人の場合の提出書類には「会社の履歴事項全部証明書」などが必要
法人で仮想通貨取引所の口座開設をする場合、以下の書類が必要になります。
- 履歴事項全部証明書
- 責任者の本人確認書類
- 法人名義の口座情報
法人として設立が完了しており、必要書類の不備がなければ口座開設はできます。個人口座の開設に比較すると、法人口座の開設には時間がかかる場合があります。
取引所によって必要にな書類は違ってきます。詳しくは各取引所のホームページでご確認ください。
1.2.2. 法人の口座開設の流れ
法人口座の開設は、基本的に個人で行う口座開設と同様の流れです。一例として、Coincheckでの法人口座開設の流れは以下のとおりです。
- アカウント登録
- SMS認証
- 重要事項の承諾
- アカウント情報登録
- 必要書類の提出
- 確認ハガキを受け取る
個人口座の開設と異なる点は、基本情報の入力欄に法人名・会社の所在地・代表者氏名・代表者住所などの必要事項を入力することです。
アカウント登録の際に以下の点に注意が必要です。
- アカウント種別を選択後は、そのあとの種別変更ができない
- 代表者住所は履歴事項全部証明書の記載と同様でないといけない
- 代表者と取引担当者が同一人物ではない場合、必ず所定のチェックボックスにチェックを入れ、代表者氏名・生年月日と取引担当者氏名・居住住所・生年月日の入力を行う
- 本人確認書類とIDセルフィーは取引担当者のみ提出する
2. 口座を開設したら次にやることは?仮想通貨の始め方
仮想通貨の口座ができたら早速お金を入金し、仮想通貨の売買をしてみましょう。
主な流れは以下のとおりです。
- 仮想通貨取引所口座にお金を入金する
- 仮想通貨を購入する
- 仮想通貨を売却する
まず、仮想通貨の取引所口座に日本円を入金します。取引所によっては入金の際に手数料がかかります。
入金が完了したら、仮想通貨を購入してみましょう。仮想通貨を購入できる場所は「販売所」と「取引所」の2つがあります。
販売所は、仮想通貨を売っているお店のようなものです。ユーザーとお店の間で取引を行います。
一方、取引所はユーザー同士で取引を行うところです。イメージだとユーザー間で「買いたい人」と「売りたい人」を繋ぐ場所です。販売所に比べ、取引所のほうが手数料が安いため、コストを抑えた取引ができます。
3. 口座開設する仮想通貨取引所の選び方
仮想通貨の取引所の選び方には、いくつかのポイントがあります。取引所の特徴を理解して、自分に合う口座を開設しましょう。
3.1. 手数料の安さで選ぶ
仮想通貨を購入するときには、手数料が発生します。購入の際に発生する手数料として一般的なものに以下の4点があげられます。
- 取引手数料(仮想通貨)
- 入金手数料(日本円)
- 送金手数料(日本円)
- 送付手数料(仮想通貨)
仮想通貨に限った話ではないですが、投資の世界では「いかに手数料を安く抑えるか」が重要です。
1回あたりの手数料は少ないかもしれません。しかし、取引が何回も行われるとそれに比例して手数料の金額も大きくなってきます。
取引所によっては手数料の一部がかからない場合や比較的休み場合があります。口座開設をする前に、各種手数料がいくらかかるか確認しておきましょう。
3.2. セキュリティの充実度で選ぶ
仮想通貨の最大のリスクはハッキングなので、セキュリティが充実しているかどうかも調べておきましょう。
これまでにも、国内取引所でハッキングされて大きな被害が出たことがあります。各取引所のセキュリティ面が大丈夫かチェックしておきましょう。
- 資産分離とコールドウォレットの活用
- 2段階認証の徹底
口座開設をしたい取引所に、上記の2点が揃っているか事前に調べておきましょう。この2点があれば、セキュリティ対策が行われているといえるでしょう。
3.3. 取扱い通貨で選ぶ
せっかく口座を開設しても、取引をしたい仮想通貨を取り扱っていなければ意味がありません。「自分が購入したい仮想通貨はどこの取引所にあるのか?」を事前に調べておく必要があります。
ビットコインやイーサリアムなどといった取引量の多い仮想通貨は、ほとんどの取引所で取り扱っています。
ビットコインやイーサリアム以外のマイナーな仮想通貨の取引をしたいときには、どこの取引所が取り扱っているかを事前に調べておきましょう。
3.4. アプリの使い勝手で選ぶ
仮想通貨の取引は24時間取引が可能なため、今ではスマホアプリでの取引が主流です。
そのため、アプリの操作性や見やすさなどの使い勝手が大切です。たとえば、以下の点をチェックしてみましょう。
- 難しいグラフなどがなく、シンプルな操作画面かどうか
- 販売所や取引所での取引がわかりやすいかどうか
口座を開設したい取引所がアプリ対応しているのはもちろんのこと、アプリの操作性やアプリのみやすさなども事前にチェックしておきましょう。
4. 初心者の口座開設におすすめの仮想通貨取引所【国内・海外】
ここからは、初心者におすすめの国内取引所である、コインチェック・GMOコイン・DMMビットコインについて解説していきます。
4.1.【国内の取引所】初心者におすすめ3選
ここでは、初心者におすすめの取引所について解説します。ぜひ、自分に合った取引所を見つけてみてください。
4.1.1. コインチェック(Coincheck)
コインチェックは国内最大の仮想通貨取引所です。オンラインでの本人確認書類の提出ができるため、スムーズな口座の開設が可能です。
コインチェックのメリットは取扱通貨が17種類と豊富にあることや、仮想通貨の自動積立ができる「Coincheckつみたて」など独自サービスも豊富にあることです。
一方でデメリットはレバレッジ取引ができないことと仮想通貨の送金手数料が高いところです。ある程度仮想通貨の取り扱いに慣れてきたら、挑戦してみるのもひとつの方法です。
4.1.2. GMOコイン
GMOコインの最大のメリットは、各種手数料が無料であることです。一般的には、日本円の入出金や仮想通貨の送金には手数料がかかります。GMOコインは手数料がかからないので、無駄な出費を抑えることができます。
一方で、他の取引所と比較してスプレッドが広がりやすいです。相場が急速に動いたときは、スプレッドも広がりやすくなるので取引の際は注意が必要です。
口座開設は「かんたん本人確認」をすれば、最短10分で口座を開設することができます。
4.1.3. DMMビットコイン(DMM Bitcoin)
DMMビットコインの大きな特徴は、手数料が安いことです。購入に関わる費用を安く抑えることができます。また、アプリがシンプルで使いやすいのも魅力のひとつです。
「スマホでスピード確認」を利用すると、即日で口座開設が完了します。
一方でデメリットは仮想通貨が販売所のみでしか取引できないことです。そのため、他の取引所に比べスプレッドが広くなりやすいです。
5. 仮想通貨の口座開設はキャンペーンやボーナスも要チェック
仮想通貨の口座開設の際に、キャンペーンを行なっている取引所があります。たとえば、キャンペーンやボーナスで仮想通貨がキャッシュバックされることがあります。
具体的にいうと、コインチェックは新規口座開設と入金を行うと1,500円分のビットコインをもらえるキャンペーンを実施しています。
キャンペーン中に口座開設をすればコストを抑えて仮想通貨を始めることができるので、各取引所がどんなキャンペーンをやっているか必ずチェックしましょう。
6. 初心者が仮想通貨取引を始めるときの注意点
仮想通貨を始める際に必ず注意して欲しい点があります。それは以下の3点です。
- 基礎を勉強して余剰資金から始める
- レバレッジ取引を控える
- ハッキングや詐欺のリスクを知っておく
あらかじめ把握しておきましょう。
6.1. 基礎的なことは勉強して余剰資金で始める
まずは、仮想通貨の基本を勉強しましょう。やみくもに仮想通貨を買っても損をする可能性が高くなるからです。
仮想通貨の仕組みや種類、取引方法など基礎知識を勉強してから仮想通貨を始めるだけでもリスクを軽減できます。
また、仮想通貨を初めて買うときは必ず余剰資金で、かつ少額から始めましょう。いきなり大きな金額で取引を始めると、当然損するリスクも上がるからです。
まずは少額から始めて、ある程度取り扱いに慣れてきてから投資額を上げていくほうがいいでしょう。
6.2. 始めのうちはレバレッジ取引を控える
レバレッジ取引とは、持っている仮想通貨を担保に預けた額以上の仮想通貨の取引をする方法です。たとえば、10万円預けて50万円分の取引をするイメージです。
レバレッジ取引は当然リスクを伴うので、初心者にがおすすめできません。コツコツ貯めて長期保有することから始めましょう。
レバレッジ取引をするなら、ある程度仮想通貨の取り扱いに慣れて取引のコツやリスクを把握してから検討してみてください。
6.3. ハッキングや詐欺のリスクを知っておく
仮想通貨界隈は、ハッキングや詐欺が非常に多いです。最悪の場合、貯めた資産を全部取られてしまうリスクがあります。
過去の被害は、インターネット検索をするとすぐに把握できます。仮想通貨の取引は、自己責任で行わなければなりません.。ハッキングや詐欺のリスクがあることは、念頭に置いておきましょう。
7. まとめ
この記事では、仮想通貨取引所の口座開設について説明しました。口座開設は、誰でも簡単に実施できます。
取引所の特徴を理解して、自分に合う取引所を事前に調べることが大切です。実際に仮想通貨の口座を複数開設し、どれが自分に合っているか直接確認することをおすすめします。