仮想通貨やトークンが無料で配布される「エアドロップ」のメリットやデメリットを詳しく解説します。さらに、無料配布の仮想通貨をお得に受け取る方法や、現在開催されているお得なイベントなども紹介します。
仮想通貨の「エアドロップ」とは?無料配布を受け取る方法も解説! (※画像はイメージです/PIXTA)

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仮想通貨に投資をして利益を上げる方法が広く知られていますが、そのほかにも「エアドロップ」というイベントを活用して収益をあげることができます。

 

この記事では、エアドロップの意味や参加方法をわかりやすく解説します。また、開催中のエアドロップも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. 仮想通貨のエアドロップとは
2. 仮想通貨エアドロップのメリット
2.1. 仮想通貨やトークンの無料配布
2.2. 受け取り後は取引所で売却可能
3. 仮想通貨エアドロップのデメリット
3.1. 個人情報漏洩の可能性がある
3.2. 税金がかかる可能性がある
4. エアドロップに関する情報収集の方法
4.1. Twitter
4.2. Telegram・Discord
4.3. CoinMarketCap
5. 仮想通貨エアドロップの受け取り方・やり方
5.1. 発行者から直接受け取る方法
5.2. 取引所から受け取る方法
6.【2022年】現在開催されている仮想通貨エアドロップ
6.1. TRON(TRX)
7. 仮想通貨無料配布キャンペーンを行っている取引所3選
7.1. BITPOINT(ビットポイント)
7.2. Huobi Japan(フォビジャパン)
7.3. BINANCE(バイナンス)
8. 仮想通貨エアドロップについてよくある質問
8.1. エアドロップ後はどうなる?
8.2.「Flux(FLUX)」のエアドロップはある?
9. まとめ

1. 仮想通貨のエアドロップとは

エアドロップとは、企業や取引所が設定した条件をクリアすることでトークンや仮想通貨を無料でもらえるイベントのことです。企業や取引所がエアドロップイベントを行う主な目的は、発行するトークンや仮想通貨の知名度を向上させることです。指定されている条件は、銘柄や取引所によって異なります。

 

Twitterアカウントをフォローしたり、取引所の口座開設をしたりといった条件が一般的です。しかし、個人情報が悪用される可能性もあるため、注意が必要です。

 

エアドロップのメリットとデメリットをよく理解したうえで、賢く利用しましょう。

2. 仮想通貨エアドロップのメリット

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

はじめに「仮想通貨エアドロップってどんなメリットがあるの?」と疑問に思っている方へ、メリットについて説明します。

 

2.1. 仮想通貨やトークンの無料配布

エアドロップによって、無料で仮想通貨やトークンが配布されます。受け取り条件、期間、内容はそれぞれです。

 

たとえば、NEM(XEM)のハードフォークで誕生したSymbol(XYM)のエアドロップは、保有していたNEMに対して1:1の割合で付与されるイベントでした。つまり、NEMを保有していた量をそのままXYMとしても保有することができます。

 

※ ハードフォーク:仕様をアップデートするため、元の仮想通貨をベースにして、新たな仮想通貨を生み出すこと。

 

2.2. 受け取り後は取引所で売却可能

受け取ったトークンや仮想通貨は、取り扱いのある取引所で売却可能です。なぜなら、受け取った通貨は、通常の取引で手に入れた通貨とまったく同じ扱いだからです。

 

ポイントサイトのイベントなどで手に入れたポイントとは異なり、期限がついていたり、失効したりはしませんのでご安心ください。エアドロップに参加してお得に無料配布を受け取りましょう。

3. 仮想通貨エアドロップのデメリット

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

次に、「仮想通貨エアドロップってどんなデメリットがあるの」という疑問に答えるために、仮想通貨エアドロップのデメリットについて解説します。

 

3.1. 個人情報漏洩の可能性がある

エアドロップに参加する際、メールアドレスなど個人情報の入力が求められる場合があります。入力した個人情報が悪用されるケースがあるので、注意が必要です。

 

なかには、はじめからエアドロップ詐欺を目的としたイベントもあるため、運営者情報やイベントの信頼性などについて事前に情報収集したり、個人情報の流出を防ぐためにエアドロップ専用のサブメールアカウントを取得したりするなどして対策しましょう。

 

3.2. 税金がかかる可能性がある

無料配布されたトークンや仮想通貨は、仮想通貨取引所で売買したり、商品の決済などに利用したりして利益を確定した時点で税金が発生します。

 

仮想通貨の利益は「雑所得」として所得税の課税対象になり、仮想通貨による利益を含めた年間所得が20万円を超えると、税務署で確定申告が必要になります。ただし、仮想通貨を保有しているだけでは税金はかかりません。申告が必要なのに申告しなかった場合、追徴課税等が発生する可能性があるので注意しましょう。

 

このように、受け取ったトークンや仮想通貨は、税金がかかる可能性があります。不安な場合は税理士に相談することをおすすめします。

4. エアドロップに関する情報収集の方法

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

ここでは、エアドロップに関する情報収集におすすめのツールを紹介します。

 

4.1. Twitter

しっかりとしたプロジェクトであれば、Twitter公式アカウントがあるはずです。Twitterはいち早くエアドロップ情報を取得できるので、必ずチェックしましょう。CoincheckやbitFlyerなどは、Twitter公式アカウントがあり、タイムリーに情報を発信しています。

 

また、最新のエアドロップ情報について発信している方がいるので、フォローしておけば最新情報を逃がさず取得できます。

 

4.2. Telegram・Discord

TelegramやDiscordでは、仮想通貨関連の情報を交換しているコミュニティがあります。なかにはエアドロップ専用のコミュニティもあり、タイムリーにユーザー同士で情報を交換し合っているのでチェックしましょう。

 

Discordでは、「クリプトエアドロップ− Crypto airdrop -」や「RamenCoin Official」などがあります。また、Telegramでは「Airdrop King News」や「Official Airdrop6」「AIRDROP STAR」などが代表的です。

 

このように、エアドロップ運営側のTelegramやDiscordもありますので、参加してみてもいいでしょう。

 

4.3. CoinMarketCap

CoinMarketCapは、2013年にBrandon Chez氏によって設立された、世界最大規模の仮想通貨総合情報サイトです。

 

数千種類以上の仮想通貨の時価総額や取引価格などを確認でき、各種銘柄の価格推移をひと目で把握できるのが特徴です。CoinMarketCapを見ることで仮想通貨市場の動向をいち早く知ることができます。

 

また、金融機関やメディアなどがCoinMarketCapの情報を利用することもあるため、非常に信頼性が高いサイトといえます。

5. 仮想通貨エアドロップの受け取り方・やり方

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

次に、仮想通貨エアドロップの受け取り方とやり方を紹介します。

 

エアドロップで仮想通貨やトークンを受け取るには主に、発行者から直接受け取る方法と、取引所から受け取る方法の2種類があります。

 

それぞれの方法について解説します。

 

5.1. 発行者から直接受け取る方法

発行者から直接受け取る場合は、主にウォレットで受け取ります。まずはエアドロップを受け取る条件をクリアしましょう。たとえば、「SNSアカウントのフォロー、リツイート」「専用アプリやサービスのインストール」などです。

 

条件をクリアすると、発行者から送り先のウォレットアドレスを求められます。そのアドレス先のウォレットに入金されます。

 

5.2. 取引所から受け取る方法

取引所からトークンや仮想通貨を受け取る場合は、その通貨を取り扱っている取引所の口座を開設する必要があります。

 

また、スナップショット(定められた期日で仮想通貨を一定量保有すること)などの条件などがあれば、それらの条件のクリアも必須です。条件を満たしたあとに、エアドロップ主催者から取引所の口座に入金されるのが一般的です。

6.【2022年】現在開催されている仮想通貨エアドロップ

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

現在開催されている仮想通貨エアドロップを紹介します。

 

6.1. TRON(TRX)

(引用:tron.network)
(引用:tron.network)

 

TRON(TRX)のエアドロップは、TRXを取り扱っているBITPOINTで実施されています。

 

毎月10日のスナップショット時に、100TRX以上を保有しているオーナーに対してトークン(APENFT)が付与されるキャンペーンです。期間は2021年6月〜2023年6月までの予定となっています。

7. 仮想通貨無料配布キャンペーンを行っている取引所3選

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

ここでは、仮想通貨無料配布キャンペーンを行っている取引所3選を紹介します。

 

  • BITPOINT(ビットポイント)
  • Huobi japan(フォビジャパン)
  • BINANCE(バイナンス)

 

それぞれについて説明します。

 

7.1. BITPOINT(ビットポイント)

BITPOINTは、2016年にサービスを開始した仮想通貨取引所です。他の取引所ではあまり扱っていないTRONやADAを取り扱っていることでも人気です。

 

 

 

7.2. Huobi Japan(フォビジャパン)

(引用:Huobi Japan)
(引用:Huobi Japan)

 

Huobi Japanは、世界で最大規模を誇る中国発祥のHuobiグループの日本法人です。金融庁に登録があり、国内取引所と同等の位置付けで信頼できます。

 

2022年2月1日時点におけるグループ全体の直近24時間取引量は7,000億円を超えている仮想通貨取引所です。

 

【ハズレなし!】ウェルカムキャンペーン

キャンペーン期間は、2022年4月28日(木)〜2022年7月28日(木)までで、新規登録から7日以内にキャンペーンページからエントリーした方が対象です。プレゼント内容は、ハズレなしで最大6,000円相当のHTがもらえます

 

 

7.3. BINANCE(バイナンス)

(引用:BINANCE)
(引用:BINANCE)

 

BINANCEは、2017年に香港のジャオ・チャンポン氏が設立した仮想通貨取引所で、取り扱う仮想通貨の種類は200を超えます。

 

現在はさまざまな理由から、香港からマルタに拠点を移しています。ユーザーは1,000万人以上で、世界最大規模の仮想通貨取引所です。

 

お友達紹介キャンペーン

発行した招待コードから友達が取引を始めると、永久的に手数料が割引されます。キャンペーンの期間や対象者は設定されておらず、誰でもキャンペーンに参加することが可能です。

 

8. 仮想通貨エアドロップについてよくある質問

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

ここでは、仮想通貨エアドロップのよくある質問に回答します。

 

8.1. エアドロップ後はどうなる?

エアドロップ後は、自分に合った方法で保管するか現金化するかを決めましょう。たとえば、取引所で保管したり、ウォレットで保管したり、現金化したりと、いくつか方法があります。

 

8.2.「Flux(FLUX)」のエアドロップはある?

Flux(FLUX)は、現在エアドロップをやっていません。

 

2021年8月2日〜2021年8月7日にエアドロップは開催されていましたが、Flux(FLUX)のエアドロップはすでに終了しています。当時はFLUXのTelegramに参加すると50FLUXが付与されていました。

9. まとめ

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

この記事では、仮想通貨のエアドロップについて解説しました。繰り返しになりますが、エアドロップとは、無料でトークンや仮想通貨をもらえるイベントのことです。

 

獲得には条件があり、口座開設やSNSのフォローなど比較的ハードルが低い条件がほとんどです。ただし、エアドロップは個人情報の漏洩や詐欺もありますので、参加する際は気を付けましょう。