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仮想通貨(暗号資産)は数日で価格が数倍になることがあり、多くの方が仮想通貨で儲かるアルトコインについて情報収集を行っているのではないでしょうか。
そこで本記事では、将来大きな値上がりが期待できるアルトコインの見分け方や特徴を徹底解説。さらに、将来有望とされているアルトコインを一覧でご紹介します。
1. アルトコインとは?
アルトコイン※とは、ビットコイン(BTC)以外の仮想通貨のことを表します。
※アルトコイン:「Alternative Coin(オルタナティブコイン)」の略
アルトコインの特徴としては、価格帯がビットコインと比べると低く、価格の値上がりや値下がりの幅が大きいことです。
1.1. アルトコインは儲かりやすい?
アルトコインは、値上がり率もビットコインに比べて高い傾向があり、大きな値上がりに期待できます。また、通貨の価格が低いため、少ない金額で多くの数量を購入することができます。
まだ人気がなく将来値上がりが期待できるコインに初期の段階で投資ができれば、大きく儲けるチャンスがあります。
1.2. アルトコインは技術が優れている?
アルトコインのなかには途中で終了したプロジェクトもあるため、「アルトコイン=優れた技術」ではありません。しかし、ビットコインなどの主要通貨にはなかった技術を持ったプロジェクトが多いのも特徴です。近年では「スマートコントラクト」と呼ばれる自動契約機能が注目されており、世界に注目されているかなどがアルトコインを選ぶ指標となります。
1.3. アルトコインは上がらない?
アルトコインは、価格が上がりにくい通貨が多いです。それは、よく知られていなかったり、仮想通貨取引所で取り扱われていなかったりすることが原因です。
世間にあまり知られていないアルトコインは、流動性(市場に出回る数量)が低く価格が上がりにくいです。逆にまだ知られていないアルトコインを初期段階で購入でき、のちに人気が出ると価格が跳ね上がるため、大きなリターンを獲得できます。
2. アルトコインとビットコインは何が違う?
アルトコインとビットコインの違いについてご紹介します。違いは主に以下の3つがあります。
- 種類の違い
- 用途の違い
- ボラティリティの違い
一つずつ詳しく見ていきましょう。
2.1. 種類の違い
ビットコインは仮想通貨の種類のひとつですが、アルトコインはビットコイン以外の仮想通貨を総称しています。アルトコインの数は日に日に増加しておりその数は数千種類あるとされています。企業で取り扱う通貨、自治体が発行する通貨、コミュニティのなかで発行している通貨など多種多様です。
アルトコインの種類が豊富な反面、よく知られていないコインについては、自由に売買できる仮想通貨取引所が限定されている場合もあります。
2.2. 用途の違い
アルトコインがビットコインと異なる点に、用途の違いがあります。DeFi※1やNFT※2などの専門的なジャンルで使われるコインもあります。
※1 DeFi:日銀やFRBなどのように中央管理者がいない分散型金融
※2 NFT:替えの効かないデジタル資産
2.3. ボラティリティの違い
アルトコインは値上がり率や値下がり率が高いのが特徴です。価格変動をボラティリティと呼び、アルトコインはビットコインと比べると、ボラティリティが高いのが特徴です。
ビットコインに比べるとアルトコインは時価総額が小さいため、ボラティリティが高くなります。大きく価格が上昇し大きく儲かる可能性がある反面、大きく値下がりする可能性もあるのが特徴です。
3. 将来伸びる?アルトコインの特徴と見分け方
誰もが、将来的に大きく伸びるアルトコインを見分けたいと思っているのではないでしょうか。ここでは、特徴と見分け方を併せてご紹介します。
3.1. 有名な取引所に上場
アルトコインは人気があったり優れたものであっても、取引所を通して取引する必要があります。そのため、自分の売買したいアルトコインが国内取引所にあるか、さらに複数の取引所で売買できるかという視点は大切です。
3.2. 企業が出資
アルトコインは発行して終わりではなく、そのあとに改善や機能の追加があります。その際には開発費が必要となり、そのお金を出してくれる企業があるかどうかがポイントと言えます。企業がアルトコインのプロジェクトを判断して、出資するかどうかを決めるため、プロジェクトの価値に将来性があるかの判断材料になります。
3.3. 高い流動性
将来伸びるアルトコインの見分け方の一つとして、市場で高い流動性があるアルトコインを選ぶことが挙げられます。高い流動性とは、活発な売買が行われている状態、つまり人気があるかにつながります。
大勢の人から注目されているコインは活発な取引がされており、スムーズな売買ができます。時価総額(発行枚数×価格)の規模がどの程度か確認しましょう。
3.4. プロジェクトが進行し豊富な情報発信
魅力あるアルトコインであっても、プロジェクトがスムーズに進行していなければ机上の空論となってしまいます。開発の状況を知るためにも、豊富な情報が必要です。
たとえば、開発状況の進捗はどうか、どのような課題を解決できそうか、どのようなスケジュールで開発が行われるか、失敗する可能性はあるかなどの情報を確認しましょう。
4.【チャートで解説!】2022年有望のアルトコイン一覧
4.1. リップル(XRP)
リップルは取引が早いのが特徴であり、手数料ビジネスが主体ではないため、換金する際のコストも安くなっています。送金スピードを比較すると、ビットコインが約10分に対して、リップルは約1〜4秒という圧倒的な速さであることがわかります。別々の通貨の架け橋となるリップルは別名「ブリッジ通貨」とよばれています。
シンボル(通貨) | XRP |
時価総額 | ¥2,476,443,965,118 |
時価総額ランキング | 6位 |
価格 | 51.12円 |
特徴 |
・テクノロジー企業であるリップルの金融機関向けの国際送金ソリューションで利用されている仮想通貨 ・発行上限料は1,000億XRP(すべて発行済みで新しく発行する仕組みはない) |
※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月16日時点
4.2. ライトコイン(LTC)
ライトコインは、ビットコインをベースに作られ、発行上限は8400万と決まっています。希少性を考慮して、価値の保存として利用される目的も増加しています。
シンボル(通貨) | LTC |
時価総額 |
¥624,985,082,451 |
時価総額ランキング | 20位 |
価格 |
8,887.79円 |
特徴 |
・ビットコインをベースに開発されており、目的は決済手段 ・ビットコインと比較すると高速取引が可能 ・人気があり10年以上取引されている |
※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月16日時点
4.3. ネム(NEM)
ネムは、中央集権的な枠組みを超えた新しい経済を作り出すことを目的に作られた仮想通貨です。ネムの発行枚数は約90億枚が発行されたきり、追加されていません。
他の通貨は、「マイニング」により取引承認をしていますが、ネムは「ハーベスト」で取引承認を行います。ハーベストは一定のネムを保有していると誰でも参加できるので、取引承認の報酬も得ることもできます。
シンボル(通貨) | NEM |
時価総額 |
¥63,446,461,460 |
時価総額ランキング | 89位 |
価格 | 7.05円 |
特徴 |
・ネムネットワーク利用で、平等に報酬がもらえる ・ネムのマイニングは環境に優し ・ネムは書類の改ざんを防ぎ、効率化を図る機能がついている |
※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月16日時点
4.4. オーガー(REP)
オーガーは、実社会において未来を予測して当たると報酬が獲得できるプラットフォームです。プラットフォームは、分散型(非中央集権)にて機能しています。世界の誰でもマーケットクリエイター(ブックメーカー)になれると注目を集めている仮想通貨です。
シンボル(通貨) | REP |
時価総額 |
¥10,173,350,656 |
時価総額ランキング | 315位 |
価格 | 924.85円 |
特徴 |
・実世界において、未来予測をすることで報酬獲得が可能 ・誰でもマーケットクリエイターになれる ・分散型の評価システムが使われている ・入出金システムが自動で手続きが可能であり安全 |
※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月16日時点
4.5. ダッシュ(DASH)
ダッシュの特徴は、高速取引と匿名性です。即時性のある取引としてダッシュの決済は約4秒という圧倒的な速さを実現しています。匿名性においては、ダッシュの送受金は、第三者には知られないような仕組みになっており、高いセキュリティ性があります。
シンボル(通貨) | DASH |
時価総額 |
¥80,104,287,744 |
時価総額ランキング | 75位 |
価格 |
7,464.13円 |
特徴 |
・ブロックチェーン技術を利用して自動で取引可能なDAO ・ダッシュを多く保有している人は、マスターノードと呼ばれ、プロジェクトの方向性に投票ができる ・取引の早さと匿名性を兼ね備える |
※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月16日時点
4.6. ポルカドット(DOT)
ポルカドットは、複数のブロックチェーンを相互運用できる点が特徴です。スケーラビリティ問題(取引処理量が増えた場合、手数料が高くなる)を、ポルカドットでは、複数のブロックチェーンに分散することで解決できます。
シンボル(通貨) | DOT |
時価総額 |
¥1,265,280,868,490 |
時価総額ランキング | 11位 |
価格 |
1,275.08円 |
特徴 |
・セキュリティレベルが高い ・ポルカドットでは複数の異なるブロックチェーンを連携して運用することができる |
※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月16日時点
5. アルトコインのおすすめ取引所
アルトコインを売買する際のおすすめ取引所をいくつかご紹介します。流動性が高く種類が豊富な取引所であれば、将来大きく値上がりが期待できるアルトコインを見つけられる可能性が上がります。
おすすめの取引所は、以下の3社です。詳しく見ていきましょう。
5.1. bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyer(ビットフライヤー)は、セキュリティ強化に力を入れており、創業以来大きなハッキング被害を受けていない安心の取引所です。口座開設も最短10分で可能。メールアドレス登録、本人確認書類提出、日本円の入金で手続きが完了します。
5.2. Coincheck(コインチェック)
国内仮想通貨取引所においてアプリのダウンロード数が第1位となっています(2019年〜2021年)。
17種類の暗号資産の取り扱いを誇り、すべての仮想通貨が500円から購入可能。スマホで最短10秒で購入できるため、使いやすさも初心者に人気の理由です。
5.3. GMOコイン
GMOコインは取引手数料が無料であり、初心者でも始めやすい特徴があります。GMOインターネットグループで提供されている金融サービスを活かし、さまざまなサービスを構築しています。仮想通貨の取り扱い銘柄も、21種類と豊富なラインナップを取り揃えています。
6. アルトコインに投資するメリットとは?
アルトコインへ投資するメリットについて2点ご紹介します。
- リターンが大きく儲かる可能性が高い
- 分散投資がしやすくリスク回避できる
6.1. リターンが大きく儲かる可能性が高い
1つめのメリットは、アルトコインはビットコインと比べると、リターンが大きく儲かる可能性が高いことです。なぜならアルトコインの多くは1通貨単位の価格は安いことが多く、ボラティリティ(値動きの幅)も大きいためです。
ビットコインは仮想通貨の代表として多くの人に知られています。アルトコインは発展途上で、最初に価格が安いうちに購入し、人気が出ると価格が上がる可能性が高くなります。
6.2. 分散投資がしやすくリスク回避できる
アルトコインは1通貨あたりの価格が比較的安いため、多くの量を購入できます。そのため複数銘柄を購入すると、1種類だけに投資する場合と比較して、リスク分散が可能です。
リスクを取って儲けたい場合は、草コイン※と言われる大きな値上がりを狙える投資をするのも一つの作戦です。
※草コイン:アルトコインのなかでも、あまり知られておらず、時価総額も低いコイン
7. アルトコインに投資するデメリットとは?
取引を行う場合は、メリットとデメリット両方の把握が必要です。デメリットについて、解説します。
アルトコインのデメリットを理解して、取引の際は注意しましょう。デメリットは以下の2点です。
- 値動きが大きくハイリスク・ハイリターン
- ビットコインに比べて流動性・時価総額・価格が低い
7.1. 値動きが大きくハイリスク・ハイリターン
大きな値上がりを期待できるということは、逆に大きく値下がりする可能性もあります。
1種類だけのアルトコインに投資するのは価格が下がった場合のリスクが高いため、全体の資金を複数のアルトコインに投資するほうがよいでしょう。
7.2. ビットコインに比べて流動性・時価総額・価格が低い
デメリットの2つめは、アルトコインとビットコインを比べると流動性が低く、時価総額や価格が低い点です。流動性が低いと活発に売買ができないため、好きな価格で買ったり売ったりできないリスクが出てきます。
時価総額や価格が低いため、購入した時点で大きな資産価値がない場合が多いです。ただし、人気が出たり、プロジェクトの価値が市場に認められると一気に価格が上昇する可能性もあります。
8. アルトコインはいつが売り時?税金はかかる?
タイミング次第で利益の幅が上下するため、投資家はどのタイミングで売るのがベストか考えているはずです。さらに売ったあとの、税金がどの程度必要かという点も全体収支に関係するため、気になります。
8.1. 暴騰したとき
アルトコインが勢いよく暴騰したときは、売り時が一番わかりやすいタイミングです。仮想通貨の価格が激しく上がることを暴騰と言います。仮想通貨が暴騰した場合は、まだ上がるだろうと期待してしまいますが、欲を出しすぎるとそのうち、急落する場合もあるので注意しましょう。
8.2. 利益が出たら税率はいくら?
仮想通貨は、利益を確定した時点で税金の課税対象となります。さらに通貨同士の交換でも課税対象となります。
税区分としては所得額に応じて税金の課税率が上がる「累進課税」です。そのなかでも「雑所得」に該当し、総合課税の対象です。総合課税は、給与や他の所得と併せて税率を決定します。税率については5%〜最大45%までアップし、所得に応じて住民税10%と合わせると最大で55%の課税となるケースもあります。
9. まとめ
この記事では、有望なアルトコインの特徴と見分け方をご紹介しました。アルトコインはビットコイン以外の仮想通貨のことで、ビットコインと比べると値上がり率や値下がり率の幅が大きい仮想通貨です。
購入してから人気やプロジェクトの価値が市場に認められ、価格が暴騰したアルトコインも多数あるため、儲ける可能性は大いにあります。ただし、急落の可能性もあるため複数のアルトコインに分散投資するなど注意も必要です。
本記事が、みなさまのアルトコイン投資の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しく思います。