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仮想通貨といえば「ビットコイン」を連想する方も多いのではないでしょうか。
「これから伸びそうな仮想通貨を知りたい」「1,000倍以上になるコインで儲けたい」という方に向けて本記事では、ビットコイン以外で今後伸びる可能性がある通貨やその選び方を解説します。先行投資を狙っている方は、最後までチェックしてください。
1.【2022年】これから伸びる仮想通貨の特徴と選び方
ビットコインは2011年時点で、最高額が1BTC=約3,000円でした。しかし、2021年には1BTC=700万円台になり、当時より2,000倍以上も価格が高騰しています。仮想通貨は価格変動が大きいため、利益も大きく期待できます。
そこで、ビットコイン以外で今後伸びそうなコインの特徴や選び方を紹介します。注目すべき特徴は、以下の6つです。
- 将来のビジョンがはっきりしている
- 通貨の高い信頼性
- 技術的に優れている
- 出資している企業が多い
- 流動性が高い
- 多くの取引所で上場が予定されている
それぞれ詳しく解説します。
1.1. 将来のビジョンがはっきりしている
仮想通貨を開発している企業について、将来のビジョンが明確であるかをチェックしましょう。なぜなら、ビジョンが不明確であれば将来性が低いからです。
たとえば「コインを1,000倍の価値にします」と公言していても、具体的なプロジェクトが見られなければ期待できません。
そのため、
- どんな用途の仮想通貨か
- 活動内容が更新されているか
- 進めているプロジェクトのロードマップがはっきりしているか
などを調べておく必要があります。
通貨の安全性がわかると取引量も増えるため、明確なビジョンで運営しているかを公式サイトやSNSでチェックしましょう。
1.2. 通貨の高い信頼性
詐欺被害に遭わないため、信頼性の高い通貨であるかをチェックしましょう。仮想通貨のなかには「詐欺コイン」とよばれる、詐欺を目的に作られたコインが存在します。
被害にあわないためにも、
- 取引量は多いか
- 時価総額は高いか
- 取引所で扱っているか
- 開発者や開発チームの情報が公開されているか
- 公式サイトに情報が細かく載っているか
など、その通貨の信頼性につながる情報を調べることが大事です。
アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)を購入する際は必ず安全性を調べ、信頼性が高いものを選びましょう。
1.3. 技術的に優れている
技術的に優れているコインであるかもチェックしましょう。
たとえば、イーサリアムは「スマートコントラクト」とよばれる技術で運営されています。スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で事前に設定されたルールに従った取引を自動的に実行するプログラムのことで、不正が起こりにくい取引を可能にしています。このように、高度な技術で運用されているコインは、信頼性も高いです。
- 需要のある用途か
- 開発チームの実績はどうか
- ビットコインより機能が高いか
などの技術面についても必ずチェックしましょう。
1.4. 出資している企業が多い
出資している企業が多い仮想通貨を選びましょう。なぜなら、企業は将来性を認めて出資するからです。
たとえばMicrosoftやトヨタ自動車など多くの企業が出資している「イーサリアム」は、2022年時点で時価総額2位の仮想通貨になりました。企業の出資があればさらなる技術向上にもつながるため、期待値も大きいといえます。
1.5. 流動性が高い
大損をしないためにも、流動性が高い仮想通貨を選びましょう。
仮想通貨の流動性とは、コイン取引のしやすさを示したものです。流動性が低い状態では、コインの取引量が減って価格も下がります。仮想通貨は注目されて取引数が増えると流動性が高まり、安定した価格で取引が可能になります。そのため、流動性が高く取引量の多い仮想通貨を選びましょう。
1.6. 多くの取引所で上場が予定されている
多くの取引所で上場(取引所での取引が可能になること)が予定されているかをチェックしましょう。
上場して取引所で取引されるようになると、そのコインの価格が高騰するケースがあります。実際に「エンジンコイン」とよばれる通貨は、2021年1月26日(当時最高50円台)にCoincheckで上場し、その10ヵ月後の2021年11月25日には、過去最大の500円台まで価格が高騰しました。
このように、取引所に新規上場したあとは価格が高騰する可能性があります。そのため、上場の予定があるかをチェックすることも重要です。
2. これから伸びそうな仮想通貨に投資するメリットとは?
ビットコイン以外の仮想通貨を通称「アルトコイン」と呼びます。これから伸びそうなアルトコインに投資をするメリットは以下の4つです。
- ボラティリティが高く、大きなリターンが見込める
- 好きなプロジェクトを選んで投資できる
- 分散投資しやすい
- ビットコインより高機能
それぞれ解説していきます。
2.1. ボラティリティが高く、大きなリターンが見込める
アルトコインはボラティリティ(価格変動のこと)が高く、大きな利益を見込むことができます。
たとえばビットコインの場合は流動性が高く、比較的価格が安定しています。しかし、アルトコインの一つ「エンジンコイン」は、1ヵ月で2倍以上に価格が高騰することも珍しくありません。これから伸びる仮想通貨は取引量の増加に伴い、大きなリターンを見込める可能性があります。
2.2. 好きなプロジェクトを選んで投資できる
アルトコインは、自分の好きなプロジェクトを選んで投資できることもメリットのひとつです。
たとえば、サッカークラブチームのファントークンなど一部の熱狂的なファンに価値のある通貨があります。ファントークンを保有することで応援ができるうえに、注目されると価格が高騰する可能性もあります。
このように、アルトコインはプロジェクトを選んで投資できるため、楽しみながら利益も期待できる一石二鳥の投資だといえるでしょう。
2.3. 分散投資しやすい
アルトコインは価格が低いため、分散投資※がしやすいです。
2022年現在、1BTC=400万円台のビットコインと比較して、価格が低いコインは多く購入できます。そのため、アルトコインは分散投資でリスクを減らせます。
※分散投資:種類の違う通貨を複数保有することで、コインの価格が下落したときのリスク分散をする投資手法のこと
2.4. ビットコインより高機能なものがある
アルトコインはこれまでに発行された仮想通貨の機能を改良したものが多く、ビットコインより機能が高い種類が多いです。
たとえば、
- 手数料が安い
- 送金がスピーディー
などが挙げられます。
ビットコインは送金に10分以上かかることが多いですが、アルトコインのなかには5分以内で送金できる種類のコインもあります。このように、ビットコインより機能が高いものが存在する点も、大きな特徴です。
3. これから伸びそうな仮想通貨に投資するデメリットとは?
ビットコインと比べてアルトコインはまだ取引量も少ないため、アルトコインの投資にはデメリットがあります。
- ボラティリティが高く、大きく損をすることもある
- マニアックなコインは流動性が低い
- 取引所での取り扱いが少ないため購入しにくい
それぞれ解説します。
3.1. ボラティリティが高く、大きく損することもある
前述したように、ボラティリティの高さは大きな利益につながります。しかし、価格が下がることもあるため、大きく損をすることもあります。当然ですが、投資は価格が高く変動すれば利益になり、低く変動すれば損をします。そのため、ボラティリティの高さはリスクになることも理解しておきましょう。
3.2. マニアックなコインは流動性が低く活発にトレードが行われない
マニアックなコインは流動性が低いため、取引頻度も少ないです。そのため理想のタイミングで取引ができず、希望する金額で売ることができないことがあります。
たとえばブランドのバッグを売りたい場合でも、持っている物がマニアックで流動性の低いブランドであれば、高値で売ることは簡単ではないでしょう。マニアックなコインを取引する場合も同じく、希望通りの取引ができない可能性があることを理解しましょう。
3.3. 取引所での取り扱いが少ないため購入しにくい
仮想通貨は基本的に「仮想通貨取引所」を介して取引をします。しかしアルトコインの多くは仮想通貨取引所での扱いが少ないため、取引が難しいです。
実際にアルトコインは2022年時点で5,000種類以上存在しますが、日本の仮想通貨取引所のなかで最も多くの通貨を扱っているGMOコインでも、たった20種類しか取引ができません。
日本の仮想通貨取引所で取引ができないため、アルトコインは初心者にとって取引が難しいといえます。
4.【2022年最新版】将来性のある仮想通貨おすすめランキング
ここまでアルトコインのメリットや選び方について解説しましたが、結局「実際に伸び率が期待できる通貨はどれ?」と思われている方が多いでしょう。そこで本記事では、今後伸びそうな仮想通貨をランキング方式で4つ紹介します。
※実際に取引を行う場合は自己判断、自己責任となります。様々な分析を行ったうえで購入してください。
1位:エンジンコイン(ENJ)
シンボル(通貨) | ENJ |
時価総額 | 約821億円 |
時価総額ランキング | 74位 |
価格 | 約92円 |
特徴 | メタバースゲームで簡単にNFTが作れる |
※2022年5月時点
エンジンコインは、2017年にシンガポールの企業「Enjin」が開発した仮想通貨です。イーサリアムの規格「ERC-1155」を基盤にした「エンジンプラットフォーム」で運用されています。
そんなエンジンコインの特徴は、
- 2021年に4ヵ月で価格が20倍以上高騰
- 不要なNFTをエンジンコインに戻せる
- メタバースゲームで簡単にNFTを作れる
ということです。これらの理由から、今後も期待できる仮想通貨だと予測します。
2位:ポルカドット(DOT)
シンボル(通貨) | DOT |
時価総額 |
約1兆3,979億円 |
時価総額ランキング | 11位 |
価格 | 約1,423円 |
特徴 | ブリッジ機能で他のブロックチェーン同士をつなげる |
※2022年5月時点
ポルカドットはスイスの「Web3 Foundation」というブロックチェーン財団が作成した仮想通貨です。最大の特徴は「ブリッジ機能」で他の仮想通貨ブロックチェーン同士をつなげることです。たとえばビットコインやイーサリアムと連携することで、以下のようなメリットがあります。
- 高いセキュリティ
- 通貨の交換がスムーズ
- アップグレードが早く柔軟
- 協力してプロジェクトを進められる
ポルカドットは他にもさまざまなプロジェクトが開発されているため、今後伸びていく可能性がある仮想通貨の一つです。
3位:コスモス(ATOM)
シンボル(通貨) | ATOM |
時価総額 | 約4,287億円 |
時価総額ランキング | 27位 |
価格 | 約1,500円 |
特徴 | ポルカドットと協力してプロジェクトを進める |
※2022年5月時点
コスモスはアメリカの「Tendermint社」が開発したコインです。さまざまなブロックチェーンを繋げることで「分散型取引」を可能にしています。似たプロジェクトである『ポルカドット』とライバルだともいわれています。
その一方で、ブロックチェーン同士の繋がりを目的とした両者はテスト接続が完了しており、協力してプロジェクトを進める流れにもなっています。そのため、コスモスは信頼性が高いです。
4位:サンド(SAND)
シンボル(通貨) | SAND |
時価総額 | 約2,107億円 |
時価総額ランキング | 39位 |
価格 | 約172円 |
特徴 | 「The Sandbox」で遊ぶために必要な仮想通貨 |
※2022年5月時点
サンドは「The Sandbox」というメタバースゲームで遊ぶために必要な仮想通貨です。
「The Sandbox」はスマホゲーム「Minecraft」に似ており、四角のブロックで構成された世界で理想の世界を作るゲームです。サンドは出資している企業が多く、イギリスの大手企業「HSBC」やドラゴンクエストで有名な「スクウェア・エニックス」などが挙げられます。
他にも、サンドの保有量に応じてゲーム内の決定権を得られる「ガバナンストークン」やサンドを持っているだけでコインが増える「ステーキング」など機能が豊富です。現在は海外取引所でしか取引できませんが、将来性が高いコインだといえます。
5. 過去1,000倍以上になった仮想通貨
ここまで今後伸びそうなコインについて解説しました。しかし実際に「これまでに1,000倍以上になった仮想通貨はあるのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで、本章では過去に1,000倍以上になった仮想通貨を2種類紹介します。
5.1. イーサリアム(ETH)
シンボル(通貨) | ETH |
時価総額 | 約31兆7,358億円 |
時価総額ランキング | 2位 |
価格 | 約26万円 |
特徴 | 「スマートコントラクト」を実装したプラットフォーム |
※2022年5月時点
イーサリアムは時価総額2位の仮想通貨です。「スマートコントラクト」を実装したプラットフォームで、特定の管理者がいなくてもスムーズな取引ができます。
イーサリアムは取引当初1ETH=100円台で取引されていました。2021年11月には最高値の1ETH=50万円台に到達し、運営当初から約5,000倍に高騰しています。時価総額がビットコインに次ぐ2位である実績は間違いないです。
5.2. カルダノ(ADA)
シンボル(通貨) | ADA |
時価総額 | 約2兆4,887億円 |
時価総額ランキング | 7位 |
価格 | 約74円 |
特徴 | ビットコインのPoWを改良した「PoS」という仕組み |
※2022年5月時点
カルダノは2017年10月に取引が始まった仮想通貨で、ビットコインやイーサリアムの機能を改良して開発されています。
カルダノ最大の特徴は「PoS(Proof of Stake)」とよばれる仕組みです。
PoSの特徴は下記3点です。
- 不正がなく、オンラインカジノで使える
- 消費電力が少ない
- 51%アタック※を防ぐ
※51%アタック:悪徳な票でも、過半数をとると可決されてしまう方法のこと
実績としてカルダノは、2015年のプレセール時に1ADA=0.2円台でしたが、2021年には最大1ADA=300円台に到達し、1,000倍以上価格が高騰しました。
6. 1,000倍も夢じゃない?仮想通貨の買い方
過去に実例があるとおり、これから伸びそうな仮想通貨に投資すれば大きな利益になることもあるでしょう。そこで本章では、期待値の高い仮想通貨の買い方について詳しく解説します。
6.1. 草コインに投資する
より多くの利益を狙いたい場合、アルトコインのなかでも「草コイン」を選ぶことも戦略のひとつでしょう。なぜなら、草コインは価格が安いため伸び率の期待も大きいからです。
2022年5月時点でビットコインの価格も下落しているとはいえ、1コインあたり300万円以上です。既に大きく伸びているコインのため現時点から100倍、1,000倍を狙うには現実的ではありません。そのため、伸び率を重視する場合は草コインを選ぶのがおすすめです。
6.1.1 草コインとは?
前提として、草コインには明確な定義がありません。一般的に、ビットコイン以外のコインをまとめて「アルトコイン」とよびます。さらに、アルトコインのなかでも時価総額や価格が低いコインのことを「草コイン」といいます。
メジャーなコインより価格が安いため、同じ値段で多くのコインを買えることがメリットです。
6.2. 大量に保有して早く利益を出す
早く利益を出すためには、アルトコインを大量に保有する必要があります。ビットコインは1時間で数万円以上価格が変動することも珍しくありませんが、アルトコインは数円単位の値動きしかないコインが多いです。そのため、なかなか利益が出ません。
しかしアルトコインは少額で多くのコインを買うことができるので、大量に保有していれば少しの価格上昇でも早く利益を出すことができます。これから伸びる仮想通貨は大量に保有することで、早く大きな利益を得ることが期待できます。
6.3. 少額だけ購入し上昇するのを待つ
安く買えるアルトコインを少額だけ購入し、価格が上昇するのを待つ方法もおすすめです。
アルトコインのなかには価格が上昇しないコインや、大きく下落するコインも多くあります。そのため、いきなり多額のコインを購入すると、大きな損失になる可能性が高いです。少額だけ購入すれば、価格変動のリスクを少なくできます。価格が大きく跳ね上がることもあるため、少ないリスクで利益を狙うために購入は少額だけにすることをおすすめします。
6.4. 低レートで購入し損切りを回避する
低レートでコインを買うことで、損切り※を回避しましょう。
過去のレートを見ることで、現在の価格が高いか安いかがわかります。当然ですがレートが高い状態で購入すると、損をするリスクが高いです。安い価格で購入すれば、元のレートに戻るだけでも利益になります。ですので、アルトコインは過去のレートを確認し、価格が安いときに購入しましょう。
※損切り:価格の下落している保有コインをこれ以上の損失にならないように売却すること
7. よくある質問(Q&A)
7.1. 仮想通貨の次に流行るものや仮想通貨に代わる投資はありますか?
今では仮想通貨に価値が認められましたが、運用当初は10,000BTCでたった2枚のピザが取引されることもありました。そのため、次にどんな投資が流行になるのかという確かな情報はありません。しかし仮想通貨で運用されているブロックチェーン技術は、今後さまざまな分野で活躍するでしょう。
たとえば、下記3つの分野です。
- NFT取引
- ブロックチェーン関連の株式投資
- ブロックチェーンを用いた不動産取引
先行投資で大きな利益を狙いたい人は、今後のブロックチェーン技術の進歩について情報を集めるようにしましょう。
8. まとめ
この記事では、これから伸びる可能性がある仮想通貨について解説しました。アルトコインのなかには、過去に1,000倍以上価格が上昇したコインがあることがわかりました。
先行投資をしたコインが高騰すれば、一攫千金も夢ではありません。一方、アルトコインにはマイナーなコインが多く、価格が下落するリスクもあります。そのため、本記事で紹介したデメリットを理解したうえで、少額から投資を始めることをおすすめします。