「草コイン」について徹底解説します。草コインは、仮想通貨のなかでも知名度や時価総額が低いコインのことを総称しています。本記事では、草コインの特徴・値上がりが期待できる草コイン・草コインの探し方について幅広く紹介します。
【2022年度版】草コインとは?探し方やメリットデメリットについても解説! (※画像はイメージです/PIXTA)

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「草コインの概要を知りたい」

「おすすめの草コインや探し方をくわしく知りたい」

 

本記事では、そのような人の疑問を解決します。

 

仮想通貨(暗号資産)は、ビットコインが2021年11月9日に最高値(1BTC=約758万円)を更新するなど、年々注目度が高まっています。

 

出典:coinmarketcap ※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月16日時点
出典:coinmarketcap

 

仮想通貨は現在数千種類あるといわれており、ビットコインはそのうちのひとつです。ちなみに、ビットコイン以外の仮想通貨はまとめて『アルトコイン』と呼ばれています。

 

この記事で紹介する『草コイン』は、アルトコインのなかでも特に時価総額や価格が低い仮想通貨を指します。

 

草コインの概要から、値上がりが期待できるおすすめ草コインや探し方などを徹底解説しますので、是非参考にしてください。

1. そもそも草コインとは?特徴を解説
2.【2022年】値上がりが期待できる草コイン4選
2.1. ポルカドット(DOT)
2.2. トロン(TRX)
2.3. エンジンコイン(ENJ)
2.4. アイオーエスティー(IOST)
3. 値上がりが期待できる草コインの探し方
3.1. 開発者の情報が十分に開示されている
3.2. 開発者が進捗を開示している
3.3. 開発された通貨の用途がはっきりしている
3.4. 一定量の取引がある
4.【億り人を狙える?】草コイン投資のメリット
4.1. 高騰の可能性がある
4.2. 分散投資ができる
4.3. 少額からでも投資しやすい
5. 草コイン投資のデメリット
5.1. 暴落する可能性がある
5.2. 詐欺のコインが紛れている
6. 草コインの買い方
6.1. 取引所選びから仮想通貨購入までの流れ
7. 草コイン投資におすすめの仮想通貨取引所3選
7.1. コインチェック(Coincheck)
7.2. GMOコイン
7.3. ビットフライヤー(bitFlyer)
8. 1円以下の草コインは海外取引所で
9. 草コイン投資ができる海外の仮想通貨取引所
9.1. バイナンス(Binance)
9.2. バイビット(Bybit)
10. 海外仮想通貨取引所のリスク
11. 仮想通貨エアドロップとは
12. 草コインに関するよくある質問(Q&A)
Q1. 草コインもマイニングできるのですか?
13. まとめ

1. そもそも草コインとは?特徴を解説

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

草コインの特徴としては、あまり知られていない、流動性が低い、時価総額が低い、現在の価値が低いなどが挙げられます。

 

※流動性:コインの現金化や他コインへ交換の容易さ

 

【草コインの特徴】

  • 主要コインに比べてあまり知られていない
  • 時価総額が低い
  • 流動性が低いがボラティリティ(値動きの幅)が大きい
  • 現在の価格が低い場合が多い

 

草コインは、主要な仮想通貨(ビットコインやイーサリアムなど)と比較すると、価格が低いため、今後まだまだ高騰する可能性が残されています。

 

草コインは、主要通貨と比べると多くの人に知られていないため流動性は低くなります。買いたい人と売りたい人が多いほど活発に取引が行われるので、流動性が高くなります。

 

価格が低い草コインに多くの資金が流れると、ボラティリティが大きくなる傾向があります。そのため、価格の低い草コインはハイリスク・ハイリターンなのが特徴です。

2.【2022年】値上がりが期待できる草コイン4選

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

草コインのなかには、1円以下で買えるコインもあります。多くの投資家は安い価格で草コインを購入し、今後の高騰に期待を寄せているのです。

 

ここでは、2022年に値上がりが期待できる草コインを時価総額が高い順に紹介します。

 

2.1. ポルカドット(DOT)

ポルカドット(DOT)はスイス発祥の仮想通貨で、「WEB3 Foundation」という財団によって開発されました。2020年5月にリリースされて歴史は浅いものの、時価総額は約1兆8千億円を超える人気仮想通貨となっています。

 

国内取引所では、GMOコインやbitFlyerで取り扱われています。

 

シンボル(通貨)

DOT

時価総額

1,892,557,047,754円(約1兆8,925億円)

時価総額ランキング

14位

価格

1,874.70円

特徴

・取引量に応じて、規模を大きくしていける

・セキュリティレベルが高い

・ブロックチェーンの相互作用ができる
(取引所を使わずに通貨取引が可能)

出典:coinmarketcap

※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月1日時点

 

ポルカドットは、取引量に応じた問題(スケーラビリティ問題)に対応できる特徴を持つ、パラチェーン(並列型のブロックチェーン)を使用。

 

従来のブロックチェーンでは取引量が多くなり処理できない場合、手数料の高騰が問題となります。ポルカドットは複数のブロックチェーンを利用することで、取引量が多くなっても、通常通りの処理を可能にしています。

 

ポルカドットのセキュリティレベルは非常に高い特徴があります。これまでブロックチェーンが成長を遂げるまでに、不正攻撃される事例は多数あります。ポルカドットは、新たに開発されたブロックチェーンも含めて高いセキュリティレベルを確保することができます。

 

2.2. トロン(TRX)

トロン(TRX)は2017年に生まれた仮想通貨で、デジタルコンテンツを提供するトロンといわれるプラットフォームで利用する通貨です。プラットフォーム上では主にアーティストのデジタルコンテンツを、投げ銭スタイルで提供しており、その決済をおこなう際にトロンが使用されています。

 

トロンは決済処理(トランザクション)能力が高い特徴があります。1秒間の処理能力は2,000件となっています。イーサリアム(ETH)は1秒間25件なので、比較するとトロンの高さがわかります。

 

シンボル(通貨)

TRX

時価総額

830,930,273,350円(約8,309億円)

時価総額ランキング

22位

価格

8.18円

特徴

・決済能力(トランザクション)が高い

・多くの会社と提携や買収関係にある

・創設者のジャスティンサンが有名

出典:coinmarketcap

※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月1日時点

 

トロンを率いるジャスティンサン氏は、仮想通貨業界を大いに盛り上げる著名人です。フォーブス社によると、『フォーブス30アンダー30中国(30歳以下の中国企業家30人)』に選出されるなどの受賞歴があります。

 

特徴として、多くの企業と提携、買収などを行っています。提携している会社には中国最大級の音楽配信サービス会社「Peiwo」があり、買収した会社には、アメリカのソフトウェア開発会社「BitTorrent」などがあります。

 

トロンの価格は2018年1月に約25円で最高値を記録。その後は、仮想通貨ブームの落ち着きにより低迷しています。しかし、日本で取り扱いが2021年3月に開始されたことや仮想通貨ブームが再度到来しているので、今後の価格上昇に期待できます。

 

2.3. エンジンコイン(ENJ)

エンジンコイン(ENJ)は、イーサリアムブロックチェーン上で、個人や企業がNFTの利用を可能にすることを目的に作られた仮想通貨です。

 

シンボル(通貨)

ENJ

時価総額

121,159,801,780円 (約1,211億円)

時価総額ランキング

77位

価格

136.74円

特徴

・ゲームで獲得したNFTを売買する際に利用

・専用のウォレットでエンジンコインを保存、管理する

・NFTの作成と保存ができる

出典:coinmarketcap

※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月1日時点

 

エンジンコインは、仮想ゲーム内でNFTアイテムを購入する際の支払いに利用できます。

 

エンジンコインは、システム開発が進んだり、仮想通貨市場の相場が回復したりすると、価格上昇が見込めます。

 

2.4. アイオーエスティー(IOST)

アイオーエスティー(IOST)は、高速な処理能力と非中央集権性(銀行のような管理者を持たない)という特徴を持った仮想通貨です。またアイオーエスティーが持つ独自のアルゴリズム『PoB』はDeFi(Decentralized Finance)にも大きな影響を与えているため、注目されています。

 

※DeFi(Decentralized Finance):ブロックチェーン上に構築された分散型金融システム

 

シンボル(通貨)

IOST

時価総額

53,634,926,746円(約536億円)

時価総額ランキング

126位

価格

2.88円

特徴

・次世代のアルゴリズムで処理能力が高速、システムは非中央集権制

・プログラミング言語はJavaScriptに対応しており、開発が比較的容易

・決済手数料(トランザクション手数料)や開発コストが低い

出典:coinmarketcap

※時価総額、時価総額ランキング、価格は2022年5月1日時点

 

IOSTはJavaScriptというプログラミング言語に対応しているため、他の仮想通貨と比較すると開発に対するハードルが低くなっています。多くのエンジニアは、JavaScriptを利用して開発が可能です。そのため、少ない労力でスマートコントラクト(契約の自動化)の開発が可能です。

 

IOSTはコインチェックで2020年に取り扱いをはじめたことにより、認知度が上昇しました。

 

国内で取り扱う業者は少ないですが、アジア圏など世界で扱う業者が増えると認知向上により価格上昇が期待できます。

3. 値上がりが期待できる草コインの探し方

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

草コインのなかで、値上がりするコインを見定めたいけど方法がわからない。そんな方のために、値上がりが期待できる草コインの探し方をご紹介します。

 

お伝えする探し方を参考にして、期待できる草コインを見つけましょう。

 

3.1. 開発者の情報が十分に開示されている

ポイント1つめは、開発者の情報が十分に公開されていることです。

 

一般的に公式サイトには、仮想通貨の開発者情報が記載されていて、通貨目的、概要などがくわしく説明されています。

 

一方で草コインの情報は、開発者情報を見つけられない場合があります。たとえば、トロン(TRX)公式サイトでは、開発社のジャスティンサン氏が顔写真つきでしっかり紹介されています。

 

このように開発者情報を得られると、仮想通貨の信頼性が高くなります。

 

 

3.2. 開発者が進捗を開示している

ポイント2つめは、開発者が進捗を開示していることです。

 

公式サイトでは、開発を進める際にスケーラビリティ問題の解決や、仮想通貨プロジェクトがどのように進むかを明示しています。ただし、草コインの場合は公式サイトやホワイトペーパー(仮想通貨の技術面や発行元、計画などが書かれた報告書)など、進捗開示が古い年月の場合があるので気をつけましょう。

 

進捗状況が定期的に更新されていたり、プロジェクトの動きが明確だったりすれば、期待できる草コインといえます。たとえば、IOST公式サイトでは進捗をロードマップ(未来への計画書)として発表しています。

 

進捗状況を理解できると、長期的に信頼できる仮想通貨と判断できます。

 

 

3.3. 開発された通貨の用途がはっきりしている

ポイント3つめは、開発された通貨の用途がはっきりしていることです。

 

用途は公式サイトで確認できます。ただし、仮想通貨は使われる目的、つまり需要がないと価値は上がりません。たとえばエンジンコインは、エンジンプラットフォームでNFTを購入する用途と決まっています。NFT需要は爆発的に増えており、いまのところ問題なく継続的に発展していくだろうと判断ができます。

 

このように、草コインを見分けるには、通貨の用途と需要について常に確認することが必要です。

 

3.4. 一定量の取引がある

ポイント4つ目は、取引量の多さです。

 

取引量の多さは、信頼に直結している場合が多いからです。もし、取引量が少ない場合はまだ認知されていないお宝通貨の可能性もありますが、なにか欠陥がある通貨の可能性もあります。

 

たとえば、ポルカドットの取引量は1日あたり約1,061億円(2022年5月1日時点)あります。このような大きな取引量があれば人気があり、信頼がある仮想通貨と判断できます。

4.【億り人を狙える?】草コイン投資のメリット

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

草コイン投資のメリットは、高騰に期待できることです。さらに草コインはその価格の安さから、分散投資や少ない金額での投資に向いています。

 

それぞれのメリットをくわしく見ていきましょう。

 

4.1. 高騰の可能性がある

草コインは認知が低い状態や価格が安い状態で購入して、その後人気が出ると購入する人が爆発的に増え価格が高騰する可能性があります。たとえば、Shiba Inu(SHIB)は、イーロン・マスク氏の発言などで脚光を浴び、リリース時と比較して約3,000倍になったのです。

 

4.2. 分散投資ができる

草コインのなかには価格が安いものが多く、1円以下で購入できる銘柄もあります。そのため少ない金額で複数の銘柄に投資できます。

 

株式や投資信託と同様の分散投資(1つの銘柄に集中させず複数銘柄に分けて投資すること)を行うと、リスク分散が可能になります。分散投資することで、もし1つの銘柄が値下がりしたとしても、他の草コインが値上がりすれば、全体として利益獲得を目指せます。

 

4.3. 少額からでも投資しやすい

草コインは価格が安い銘柄が多いため、初心者でも少額から投資しやすいです。コインチェックでは、約500円とワンコインから仮想通貨の投資をはじめられます。

5. 草コイン投資のデメリット

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

どんな投資にもメリット、デメリットがあります。草コインは、一瞬で暴落する可能性や詐欺コインが紛れているなどのデメリットが存在します。

 

内容をくわしく確認していきましょう。

 

5.1. 暴落する可能性がある

草コイン投資のデメリットは、ボラティリティが大きいため、暴落する可能性があることです。

 

たとえば、草コインVerge(XVG)は2017年12月に約29.67円まで上昇したが、現在は1.08円(2022年5月1日時点)まで価格が下がっています。通常の投資では考えられないような暴落が草コインにはあるので、リスクを理解して取引することが重要です。

 

出典:coinmarketcap
出典:coinmarketcap

 

5.2. 詐欺のコインが紛れている

草コイン投資のデメリットには、投資家を騙してお金を集める目的の詐欺コインが紛れていることが挙げられます。

 

日本では厳しい審査基準があるため、詐欺コインを購入する心配はほぼありません。一方、海外取引所では、多くのアルトコインを取り扱っているため、なかには詐欺コインも含まれています。

 

公式サイトや用途などを確認し、信頼できるコインか判断する必要があります。

6. 草コインの買い方

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

草コインの購入手順を確認しましょう。国内取引所で草コインを買う場合について、順に説明します。

 

6.1. 取引所選びから仮想通貨購入までの流れ

草コインを購入する取引所の選び方を確認します。

 

  • 手数料は安いか
  • 活発に売買されているか
  • 取り扱っている銘柄は豊富か
  • アプリや取引ツールの充実度
  • セキュリティは万全か

 

以上を基準に取引所を選んだら、口座開設に進みます。

 

  1. 取引所の公式サイトで、基本情報(名前や住所)を入力する
  2. 免許証など本人確認の書類提出を行う
  3. 口座開設完了後、日本円を入金して、草コインを選び購入

 

以上が草コイン購入までの流れです。

7. 草コイン投資におすすめの仮想通貨取引所3選

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

国内でも多くの仮想通貨取引所があり、迷ってしまい投資を始められていない方も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、初心者でも草コインを購入できるおすすめの仮想通貨取引を3つ紹介します。

 

7.1. コインチェック(Coincheck)

 

コインチェックは、仮想通貨のラインナップが国内最高水準です。ビットコインやイーサリアムなど有名通貨以外にも、草コインといわれるマイナー通貨の取り扱いも多いです。

 

  • スマートフォンアプリが使いやすい
  • アルトコインのラインナップが国内トップレベル
  • NFT取引などもあり、サービスが多い

 

手数料が他の取引所と比べるとやや高い点や、レバレッジ取引サービス(預けた証拠金の数倍で売買できるサービス)がない部分は気になりますが、取引通貨の豊富さやアプリの使い安さを考えると、全体的にメリットが大きく上回る取引所です。

 

 

7.2. GMOコイン

(出典:GMOコイン公式サイト)
(出典:GMOコイン公式サイト)

 

GMOコインは、GMOインターネットグループの高いセキュリティ面やサポート体制を提供しており、信頼性が高い仮想通貨取引所です。

 

  • 証券・FXサービスも手がけるGMOインターネットグループが運営
  • 1000円未満で購入できる銘柄が20種類以上ある
  • 取引サービスの豊富さから、初心者〜上級者まで人気がある

 

スマートフォンアプリは初心者にも使いやすいと人気があり、仮想通貨取り扱い数も国内最多数ですので、お気に入りの銘柄を見つけやすいでしょう。サービスも豊富にあり、レバレッジ取引や、暗号資産(仮想通貨)を積み立てるサービスがあります。

 

総合的なサービス力が高く、初心者から上級者までおすすめの国内取引所です。

 

 

7.3. ビットフライヤー(bitFlyer)

 

ビットフライヤーは、ビットコインの取引量が国内取引所でトップシェアを誇り、実績と信頼性がある仮想通貨取引所です。

 

  • 100円という低価格から投資ができる
  • 取引料および利用者は国内トップ
  • 多くの手数料が無料

 

取り扱い通貨の多さ、さらにアプリの使いやすさなど総合的サービスが優秀な取引所です。

 

 

8. 1円以下の草コインは海外取引所で

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

草コインはまだ人気がなく、価格が1円以下のコインもあります。ただし、もし人気が出ると価格は高騰して大きなリターンを得る可能性があります。過去に大きく成長した草コインのなかには、海外取引所のみで取り扱われている銘柄が多数あります。

 

少額で草コイン投資を行い、高騰を狙うこともできるため海外取引所で草コインの購入も検討しましょう。

9. 草コイン投資ができる海外の仮想通貨取引所

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

国内で購入できない銘柄については、海外取引所を利用して草コインを購入する方法があります。

 

海外取引所で草コインを購入する際には、欲しい通貨があるか、手数料は高くないか、日本語に対応しているかなどを事前チェックすると取引がスムーズに行えます。

 

ここでは、おすすめの海外仮想通貨取引所を2つご紹介します。

 

9.1. バイナンス(Binance)

 

1つめの海外取引所はバイナンスです。バイナンスは2017年に設立して1年で世界トップクラスの仮想通貨取引所に成長した企業です。取り扱われている銘柄は700種類と多種多様なアルトコインがあり、国内では見ることのできない銘柄が多数あります。

 

スマートフォンやタブレットの公式アプリもあり、日本語対応しているため初心者でもスムーズに操作ができます。

 

取引手数料は0.1%となっており、比較的安く購入できます。さらに、バイナンスコイン(バイナンスのオリジナルコイン)で支払うと0.05%(通常の50%オフ)で利用できるのが魅力です。

 

9.2. バイビット(Bybit)

 

2つめの海外仮想通貨取引所は、バイビットです。シンガポールを拠点とするバイビットは2018年に設立。公式サイトは日本語対応しており、初心者でも安心して海外取引所で取引できます。

 

最大の特徴はレバレッジ100倍で取引できることです。ゼロカットシステム(証拠金や口座の残高よりも損失が出たときに、マイナス分を業者が負担してくれるシステム)を導入しているため、安心して取引を行うことができます。

10. 海外仮想通貨取引所のリスク

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

海外取引所で取引する際にはいくつか注意点があります。

 

特に気をつけなければならないのが、詐欺コインやハッキングの可能性が国内取引所に比べて高いということです。

 

金融庁は日本で暗号資産交換業の登録をしていない海外取引所業者に対して、厳しく対処しています。過去には、登録せず日本でサービスを展開した海外取引所へサービス停止や警告等の措置を行なっています。


なお、金融庁に登録している仮想通貨取引所は、『暗号資産交換業者登録一覧』から確認できます。

 

安心して海外取引所を利用するためには、登録している業者か確認してから取引を始めるようにしてください。

11. 仮想通貨エアドロップとは

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

仮想通貨のエアドロップとは一言でいうと、「会社や取引所が資金調達するために、無料で仮想通貨やNFTアイテムを配るキャンペーン」を意味します。エアドロップは、期間内に対象となる仮想通貨を保有すると、保有している数量に応じて仮想通貨やNFTアイテムが無料で配布されることが多いです。

 

メリットとして、投資家はリスクなく仮想通貨が受け取れ、将来値上がりした場合は大きな利益を期待できます。

12. 草コインに関するよくある質問(Q&A)

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

Q1. 草コインもマイニングできるのですか?

A.はい、可能です。

 

また、報酬に関しては、マイニング(通貨の取引承認に必要な計算作業に協力して、対価を受け取る行為)した仮想通貨を受け取れます。

 

そのため、将来性のある草コインをマイニングすることによって、大きな恩恵を受けられる可能性があります。

13. まとめ

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

本記事では、値上がりが期待できる草コインや、おすすめの取引所をご紹介しました。

 

草コインは1円以下で買える銘柄もあり、早めに保有しておくことで人気が出たときに大きなリターンを期待できるコインです。

 

ただし、草コインのボラティリティは大きく、タイミングを誤ると、大きなマイナスになる可能性もあります。少ない投資額で複数銘柄にわけると、リスクを分散できるのでおすすめです。

 

国内取引所を基本に、海外取引所でも値上がりを期待できる草コインを見つけましょう。