どうして血糖値が高いと体によくないの?【糖尿病内科医が解説】

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張替 忠直
どうして血糖値が高いと体によくないの?【糖尿病内科医が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

血糖は細胞が生きていくためのエネルギー源です。しかし、血糖値が高くなりすぎると、糖尿病という病気になります。糖尿病とは、どのような病気なのでしょうか。おゆみの中央病院の張替忠直氏が解説します。

糖尿病治療は長期戦

ここまで読んだあなたはもうお気づきかもしれませんが、糖尿病治療は長期戦です。糖尿病は発症してからずっと付き合う必要があります。長期間コントロールがいい状態を保つためには、上手に糖尿病と付き合っていくことが大切です。血圧が高い方やコレステロールが高い方も同様です。

 

最初にもお伝えした通り、糖尿病の発症や治療には体質が強く影響します。

 

「薬を飲むのは努力が足りないからだ」 「食事、運動を頑張るから薬はいらないです」

 

こういった言葉をよく耳にします。しかし、食事や運動療法を徹底していても薬が必要な方はいます。薬は不足している部分を補う「味方」であり、決して敵ではありません。

 

糖尿病は人それぞれの体質に、生活習慣や生活の状況などを総合的に考慮して適した治療を続けていく必要があります。これは難しいことですからぜひ一度は糖尿病内科の医師に見てもらうようにしてください。内服や自分の継続できる食事療法、運動療法を続けて自らの人生を大いに楽しむ、これが糖尿病の治療で大事なことです。

 

この記事があなたの明るい未来につながることを祈っています。

 

 

張替 忠直

内科医師/日本糖尿病学会専門医

おゆみの中央病院

 

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※本記事は、最先端の「自分磨き」を提供するウェルネスメディア『KARADAs』から転載したものです。