(※画像はイメージです/PIXTA)

イーロン・マスク氏自身の先進性・革新性を象徴するようなスペースX社。テキサス州に「スターベース(Starbase)」と呼ばれる新たな企業都市設立の構想があることを明らかにし、動向に注目が集まっています。本記事では、オープンハウスのウェルス・マネジメント事業部が、投資家が注目すべき、スペースX社の都市構想がテキサス州にもたらす影響について解説します。

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イーロン・マスクがテキサス州で構想する計画とは…

民間宇宙開発企業スペースXや電気自動車企業テスラの創設者でありCEOも務める世界的起業家イーロン・マスク。フォーブス社が選ぶ「アメリカでもっとも革新的なリーダー」第1位に選ばれるなど、その一挙一投足に常に注目が集まる現代を代表するビジネスパーソンです。

 

とりわけスペースX社は、民間企業として初めて有人の宇宙飛行を成功させた企業として世界的に知られており、民間企業初の火星探査、ひいては火星への移民構想などの遠大なビジョンも掲げ、そのための輸送システムである「スターシップ」と呼ばれる再利用可能な大型ロケット開発に現在取り組んでいます。

 

まさにマスク氏自身の先進性・革新性を象徴するようなスペースX社ですが、同社がテキサス州に「スターベース(Starbase)」と呼ばれる新たな企業都市設立の構想があることを明らかにし、その動向に注目が集まっています。

今後はテキサスがスペースXの重要拠点に?

もともとカリフォルニア州ホーソーンで設立され、同州に本社を構えるスペースX社ですが、テキサス州とも創業当社から密接な関わりがあります。マスク氏はスペースX設立直後の2003年に、テキサス州マグレガーに土地を購入。この場所をロケット打ち上げの試験施設として利用してきました。

 

マスク氏自身も2020年12月にテキサス州に移住したことを明らかにしており、最近ではスペースX社の大型製造拠点をテキサス州オースティンに建造中です。こうした動きからも今後、テキサスがスペースXの重要な拠点となっていくことが予想されます。

 

その背景にはマスク氏とカリフォルニア州の関係悪化が一因となっているという見方もあり、マスク氏はカリフォルニア州の新型コロナウイルス対応などにも不満を表明していたといいます。

 

マスク氏はメキシコとの国境にほど近いテキサス州ボカチカとその周辺地域をスターベース構想の中核に据えたいと考えているようで、同地域の土地の買収などを進めているようです。2021年3月にマスク氏はエンジニアや技術者たちに向けて、テキサス州への移住を推奨する旨をツイート。同地での大量雇用計画があることを示唆しました。

テキサスが「かつてのシリコンバレー」のようになる?

そうしたマスク氏の動きを証明するかのように、スペースX社には現在1,000 件以上の求人が掲載されており、その職種は多岐に渡ります。ソフトウェアエンジニアのような専門性の高い仕事から、建設プロジェクトマネージャーや配管工といった建築・インフラ関係、さらにはカフェのバリスタといった仕事まで、専門性の高低を問わず多様な求人が並んでおり、外部からの移住者はもちろん、地元住民の雇用まで広く支える構えがあるようです。

 

テキサス州はここ数年でオースティンやヒューストン、ダラスといった都市が急成長し、またコロナ禍の影響で、シリコンバレーから脱出するテックワーカーが増加するとその勢いはさらに増していました。スペースXが今後、テキサスを重要拠点に据えることで、同地域のさらなる成長が予想されます。

 

シリコンバレーもかつては現在の繁栄からは想像がつかないほど産業が乏しい地域でしたが、多くの先端IT企業が進出したことで転入者・居住者が急増し、住宅価格が上昇。飛躍的な発展を遂げました。同じようにスペースX社による雇用増加で、今後人口と所得が順調に増えていくと、テキサスにおける住宅不動産需要も増していくでしょう。

 

アメリカ不動産投資を検討中の方、現在投資先を探している方は、今後のホットスポットとしてテキサスは要注目の場所となり得ます。スペースX社の今後の動向にも注目しておきたいところです。

 

 

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本記事は、富裕層のためのウェブマガジン「賢者の投資術」(Powerd by OPEN HOUSE)にて公開されたコラムを、GGO編集部にて再編集したものです。