利益の97%が残る…FCより高収益な開業・増店スキームの全容

超高齢化、人口減少が問題となっている日本で、年々増え続けているのが障害者の数。それらの人々を受け入れる施設は圧倒的に不足しており、早急な対策が必要とされている。本連載では、同じように社会問題となっている保護犬・猫の殺処分問題の解決に取り組んでいる株式会社ケアペッツ代表取締役の藤田英明氏に、「ペットと暮らす障害者グループホーム」事業の可能性について伺った。第4回目のテーマはFCよりも高収益な開業・増店スキームの全容。

「動物と一緒に働ける」ことがモチベーションに

「わおん」のような障害者グループホームを運営するに当たって、どうしても気になるのは「必要な人材を確保できるかどうか?」という点でしょう。

 

前回も説明したように、障害者グループホームにはサービス管理責任者を置くことが法律で義務付けられています。サービス管理責任者になれるのは、介護福祉士などの資格を持っていて、法律に定められた一定年数以上の経験を持っている人材のみですが、この条件に当てはまる人を一般の人が普通に探すのは容易ではありません。障害者の数は年々増えているのにグループホームの供給が追い付かないのは、人材不足がボトルネックになっている側面もあります。

 

その点「わおん」なら、人材確保にはほとんど苦労しません。実際、私たちが直営で運営する「わおん」は、サービス管理責任者を募集するとすぐに10~20人の応募が集まります。その理由は「動物と一緒に仕事ができる」からです。

 

福祉に携わる人々の中にも動物好きの人はとても多く、ワンちゃんやネコちゃんに囲まれながら仕事ができるということは就職の大きなモチベーションになるようです。GoogleやAmazon、IBMなどでも実際に行われています。また、これはあくまでも私見ですが、動物好きの人材は、介護にかける熱意やホスピタリティが高い方が多いようです。つまり、たんに人を集めやすいだけでなく、優秀な人材を確保できるわけです。実際、直営の「わおん」のサービス管理責任者はパソコンは苦手ですが、福祉分野20年のプロフェッショナルで、名古屋から千葉まで引っ越してきました。

 

もちろん、人材の採用や研修については私たちが全面的にバックアップします。人材確保がスムーズなら早期に開所できるので、無駄な運転資金を費やすこともありません。結果的に黒字化が早まるわけです。参画された北海道の企業は、募集開始後7日で30名以上の応募がきています。

費用負担を抑えるレベニューシェア方式を採用

「わおん」はオーナー募集に当たって、従来のFC(フランチャイズ)方式とは異なるレベニューシェアという方式を考案し、運用しています。これは、運営のためのオーナーが支払うお金をなるべく少なくして、より多くの利益を得ていただくための方式です。一方で、開発側の私たちも「コンテンツを常に開発しよう!」というモチベーションが上がり、サービスを改善し続けることができます。

 

具体的には、表3のようにさまざまなコンテンツを用意し、そのなかからオーナーが必要なものだけを選んで利用する仕組みとなっています。選んだコンテンツについては費用をいただきますが、それ以外については一切かかりません。

 

【表3】

 

通常のFC契約には、オーナーにとって必要のない支援までFCパッケージとして含まれ、費用負担を大きくするケースが多いものです。それを解消するために、必要最小限のコンテンツだけを選んでもらえる仕組みを採り入れたのです。これによって、私たちは収益の3%だけをいただき、オーナーの手元には97%の収益が残ります。97%のなかからコンテンツを使うも使わないも自由です。

 

もちろん、「福祉事業はまったく初めて」という方のためには、必要最低限のコンテンツをワンパッケージにした「総合開業支援コンテンツ」(1ユニット200万円)も用意しています。市場調査からコンセプトづくり、物件探索、役所に申請する書類の作成、人材の採用・研修など、包括的な支援を行いますので心配はありません。

 

「わおん」のビジネスモデルでは、本連載でもお伝えしたとおり、6店舗単位での展開が利益を最大限に伸ばします。増店していくにあたってのコンテンツもご用意していますし、経験を積むことで、不要になるものもあるでしょう。フランチャイズとは違い、それらをオーナーが自由選択することを可能にしたのが、このレベニューシェアモデルなのです。

 

5年後に1万ヵ所を実現するため、より多くの投資家の方々に「わおん」のオーナーになっていただきたいと思っています。ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

※ 藤田英明氏が幻冬舎ゴールドオンラインのセミナーに【再び】登場!

『TV、雑誌で話題沸騰!殺処分寸前の保護犬と猫が大活躍する「障害者グループホーム」運営の全容 〜ペット好きが事業投資で成功する理由とは…〜』

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2019年3月2日(土) 会場:幻冬舎  ーー→詳細はコチラをクリック

 

株式会社CARE PETS 代表取締役

1975年東京生まれ。家族ペット:ワンコ5頭・ニャンコ4頭
明治学院大学卒業後、社会福祉法人に就職し、介護職・相談員・事務長・施設長・理事として勤務。27歳の時に起業し、 日本で初めて「空き家活用」「混合介護」「フランチャイズ」を組み合わせたデイサービスのフランチャイズ化を実現し、約900店舗まで拡大。[内閣府規制改革会議]への参画や[首相公邸]で講演したことも。 現在は、株式会社CARE PETSの経営理念の実現に邁進中。
【主たる事業】
1)ケアペッツ:動物看護師によるペットのホームケアサービス(フランチャイズ方式)
2)わおん:保護犬・猫と暮らす障害者グループホーム(レベニューシェア方式)
3)ペットフード図鑑:ペットフードの口コミメディア

著者紹介

連載初年度から営業利益300万円も! 保護犬・猫と一緒に暮らす「障害者グループホーム」事業の可能性

取材・文/渡辺 賢一 
※本インタビューは、2018年9月7日に収録したものです。