払い過ぎた相続税が還付!? 「土地の評価額」見直しのメリット

今回は、土地の相続税評価額を見直すことで、払い過ぎていた相続税の還付を受けられる可能性があることをお伝えします。※本連載は、ランドマーク税理士法人の代表税理士・清田幸弘氏の著書『お金持ちはどうやって資産を残しているのか』(あさ出版)の中から一部を抜粋し、お金持ちの人にこそ知ってほしい「資産を残す方法」をいくつか紹介します。

担当者によって変わってしまう土地の相続税評価額

土地の評価については、土地の形状や周囲の状況などを総合的に判断して、評価額を決定します。

 

ですが、土地の評価額は、税理士によって変わってしまいます。また税務署の担当によっても変わります。相続に慣れていない税理士は、特例や節税ポイントを見逃してしまうことがあるからです。

 

多くの土地を相続した場合は、すでに相続税の申告をすませていても、別の税理士に相談をして、土地の評価額を見直してみるといいでしょう。減額評価の可能性があれば、還付を受けることができるかもしれません。

 

たとえばAさんの場合、地元の税理士から、「これ以上、土地の評価は下がらない」と言われ申告を行いました。相続税が還付される可能性があることを知って、私たちが財産評価の見直しを行いました。

その結果、「約1億7000万円」の還付に成功しました。

 

またBさんは、「財産規模に比べて相続税が高いのではないか」と不信に思い、私たちが申告内容の見直しを行ったところ、納税額1000万円のうち、「800万円」が還付されました。

減額評価を受けられる可能性が高い土地とは?

相続税の申告期限から「5年以内」であれば、払いすぎた相続税を取り戻せる可能性があります。

 

前回の申告よりも「低い税額」が認められた場合は、差額が戻ってきます。この制度のことを「更正の請求」と言います。

 

相続税は「申告したら終わり」ではありません。

 

土地を多く相続した人は、過払いをしている可能性もありますから、相続税に詳しい税理士にお願いをして、再度、土地の評価を見直してみることをお勧めします。

本連載は、2016年10月3日刊行の書籍『お金持ちはどうやって資産を残しているのか』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載お金持ちが実践している「資産を残す」方法

ランドマーク税理士法人 代表税理士 

神奈川県横浜市の農家に生まれる。明治大学卒業後、地元農協に9年間勤務。金融・経営相談業務を行ったのち、税理士に転身。1997年に清田幸弘税理士事務所を設立、その後、ランドマーク税理士法人に組織変更。自身の生まれと農協勤務経験を活かした相続コンサルティングには定評があり、過去に手がけた相続税申告件数2,000件超は全国でもトップクラス。また、資産家、金融機関、不動産会社、税理士向けにセミナー講師を年間230件以上、手がけている。著書は『そろそろ相続のこと、本気で考えないとマズイですよ!』(あさ出版)など多数。

ランドマーク税理士法人グループ(http://www.zeirisi.co.jp/)は、東京・丸の内の無料相談窓口「丸の内相続プラザ」、横浜ランドマークタワーをはじめ、首都圏に10の本支店を展開。申告件数はもちろん支店数、国税OBを含む社員数(資格者多数)、発行書籍数、実施セミナー数の多さは、他に例を見ない。また、相続・事業承継案件に強く、税務調査が少ない(全国平均22%に対して1%)ことでも注目を集めている。

著者紹介

お金持ちはどうやって 資産を残しているのか

お金持ちはどうやって 資産を残しているのか

清田 幸弘

あさ出版

あの辣腕経営者、小山昇社長(株式会社武蔵野)も、絶賛! 「こんな方法もあったのかと驚いた。多額の税金を払わず資産を残し、事業を残すヒントがこの本には詰まっている。私もこの本の方法で、さまざまな対策を打っている」 …

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