郊外に一戸建てを建てた人の中には、後悔している人も少なくありません。「郊外で住むか、それとも都心で住むかで迷っている」という場合、「どのような後悔があるか」を事前に把握しておくことが大切です。みていきましょう。
夢のマイホームを実現したが…「郊外に一戸建てを建てた人」の後悔、5つの理由 (※写真はイメージです/PIXTA)

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郊外で一戸建てを建てた人のよくある後悔

まず、郊外で一戸建てを建てた人のよくある後悔を5つ紹介します。

 

通勤・通学時間が長い

郊外で一戸建てを建てた人の後悔に、通勤・通学時間が長くなることが挙げられます。郊外に住むと都市部までの交通インフラが整備されていない場合があり、車や公共交通機関を利用して通勤・通学することになりかねません。そうすると、移動にかかる時間が長くなります。特に、職場が都心部にある場合、朝夕のラッシュ時には混雑が激しくなり、通勤時間がさらに増える可能性があるでしょう。長時間の通勤や通学はストレスになるだけでなく、家族やプライベートの時間が少なくなることにもつながります。交通費や駐車場代など移動にかかる費用も増えるため、経済的な負担も大きくなる場合があります。

 

資産価値が下がりやすい

一戸建てを郊外で建てた人は「資産価値が下がりやすい」という点に後悔することもあります。郊外の不動産は都心部に比べて需要が少なく、価値の上昇余地が限られてしまいかねません。新しい施設や商業施設の進出が少ないため、周辺環境の魅力が低下する可能性もあります。また、建物自体の老朽化が進むと、周辺環境の変化によって需要が低下し、資産価値の下落が早くなることがあるでしょう。将来的に売る可能性がある場合は、郊外より都心で住むことをおすすめします。

 

売りたいときに売れない可能性がある

郊外の一戸建ては都心部に比べて需要が限られるため、売り手市場になりにくい傾向があります。周辺環境やアクセス環境が整っていない場合、需要が減少し、より買い手が現れにくくなってしまうでしょう。需要は市場価格や景気の変化によっても変わるため、売りたいときに売れない可能性があります。一戸建てを建てる際には、将来的な転居を考慮して慎重に検討しましょう。

 

交通手段に車が必須になる

郊外は公共交通機関が発達していないため、基本的に車が主要な移動手段となります。車を所有していない場合、日常生活に必要な買い物や外出が困難になるでしょう。車を持っていない場合、購入を迫られることになります。さらに、交通手段として必要になるだけでなく、維持費の増加や事故のリスクにも備えなければなりません。

 

広い庭を維持するのが大変

郊外は庭や敷地が広いため、維持・管理に時間やお金がかかります。特に、季節や気候によって草や木々の手入れ、花壇の管理などが必要です。自然豊かな環境にあるため、害虫や野生動物の対策を考えなければならないこともあります。

 

郊外に一戸建てを建てるメリット

このように後悔した人がいるのは事実ですが、中には郊外ならではのメリットがあります。ここでは主なメリットを3つ紹介します。

 

安く一戸建てを構えられる

郊外は都心部に比べて土地代が安いため、総合的に住宅価格を低く抑えられる可能性が高いです。予算が同じであれば都心部に比べて面積を広く取れたり、建物にこだわったりできる場合もあります。さらに、地方自治体によっては、住宅を建てるための補助金や税制優遇措置を用意しているところもあるでしょう。これらを利用すると、さらに費用を抑えられます。

 

都心に比べて広い敷地を確保できる

郊外は敷地が広いため、庭や駐車場付きの家を建てることができます。都心部のように「建物の1階部分が駐車場になる」といった手狭な住宅にする必要はありません。また、建物自体も都心部より大きくなる可能性があるため、広いリビングや個室を確保することができるでしょう。このように広い空間でゆったりと生活できることは魅力の一つです。

 

自然が多い場所で暮らせる

郊外は都心部に比べて騒音や空気の汚染が少なく、健康的な環境で過ごすことができます。自然に囲まれた環境で生活すると、ストレスも溜まりにくくなる可能性があるでしょう。子どもが安心して暮らせる環境が整っているため、地域の交流や子育て支援なども比較的充実していることが多いです。

 

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