何かとマイナスイメージの強い「おじさん」。会社では、できれば「良いおじさん」でいたいものです。そこで知っておきたいのは「どのようなおじさんが嫌われているのか」。30代以下の若手社員の声を聞いてみましょう。
平均月収38万円…若手社員から「本当に嫌い」と言われる「40代以上のおじさん社員」の特徴

いつからがおじさん? 調査によってバラつきはあるが…40代は確実に「おじさん」

会社でも、会社の外でも、敵対視されることが多い「おじさん」。それにしても、おじさんとは、何歳からなのでしょうか。BIGLOBEが行った『年齢に関する意識調査』によると、おじさんだと思う年齢は45.7歳。また博報堂生活総合研究所の『生活定点』では、平均43.24歳からがおじさん。さらにサントリーウエルネス『日本全国実感年齢白書2022』では「おじさん」は49.0歳から、でした。

 

調査によって差異はあるもるものの、40代からは「おじさん」といっていいでしょうか。

 

厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』によると、サラリーマン(正社員)の平均給与は、20代前半で月収23万円、年収359万円。年齢とともに右肩上がりで、ピークは50代後半の月収44万円、年収で725万円です。

 

【年齢・サラリーマンの平均給与】

20~24歳:23.22万円/359.47万円

25~29歳:27.14万円/449.75万円

30~34歳:30.70万円/516.72万円

35~39歳:34.48万円/580.75万円

40~44歳:38.02万円/631.32万円

45~49歳:40.64万円/670.90万円

50~54歳:42.83万円/707.24万円

55~59歳:44.08万円/725.54万円

60~64歳:37.24万円/571.51万円

※数値左より月収/年収

 

40代というと、月収38万~40万円、年収630万~670万円ほどのサラリーマン。まさに中堅といったところでしょうか。上にはまだまだ口うるさい先輩方がいて、下にはまだまだこれからの若手がいて。双方の板挟みになるような辛い立場にいるにも関わらず、周囲からは「おじさん」とレッテルを貼られ、時に煙たがられるようになる……なんともツライ現実です。