元一流企業勤務の「メガ大家」が自著で公開したノウハウとは?

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元一流企業勤務の「メガ大家」が自著で公開したノウハウとは?

今回は、商業出版・自費出版の違いと、自費出版で本を出した不動産投資家の事例を紹介します。※本連載では、毎回ひとつの事例をあげ、なぜ人々は本を出すのか、そして、本を出すことでどんなドラマが生まれるのかを探っていきます。

「自身の成功経験をサラリーマン投資家へ伝授したい」

【商業出版】

出版社が出版費用全額負担をして出版をすること。売れることを前提としてつくるため、出版社の意向を最優先とした制作となる。

 

【自費出版】

著者が出版費用全額負担をして出版をすること。「多くの人に読んでもらいたい」「作品を世に問うてみたい」「自身の考えを啓蒙したい」「生きた証を残したい」・・・など著者の出版目的を最優先に制作される。

 

 

溝口晴康氏は大手精密化学メーカーで勤務しながら、不動産投資をはじめて2016年8月には5棟5億円50部屋を保有、家賃総額4500万円のメガ大家となる。

 

もちろん投資家として成功するまでは楽な道ではなかった。不動産投資を行うまではFXを中心に投資を行ってきたが、リーマンショックで大損失を出した。その後研究を重ね、独自の仲介業者、金融機関開拓で、現在では都内一等地の土地から仕入れる新築アパートスキームで成功を収めた。

 

サラリーマン投資家でありながら成功した経験から、投資に集中をするため、誰もが羨む一流企業を退職した。その際、自身の経験を多くのサラリーマン投資家へ伝えるため、ノウハウを原稿にまとめた。

 

初めは費用の掛からない商業出版を目指して出版社へ投稿を行っていたが、良い返事はなかった。断りの連絡があればいい方で、音沙汰ないことがほとんどだった。

 

原稿内容は経済状況が変わってしまっては出版の意味をなさないものであったため、自費出版も視野に入れることにした。自費出版の編集者は原稿を受け取り、一晩で読み終えて翌日には感想と編集提案を行ってきた。今まで反応がなかった出版社と違い、その熱意に「この編集者となら多くの人に読んで貰える書籍ができる」と確信したと溝口氏は語る。

 

タイトルや帯文は、夜を徹して編集者と何度も何度も練り直した。カバーデザインには、「もしドラ」「ビリギャル」などミリオンセラー書籍を生み出し続ける一流デザイナー萩原弦一郎氏を迎えて徹底的に理想を追求した。

 

その結果、発売後すぐに重版出来となり、Amazonランキング「不動産投資」カテゴリー1位(2016/4/16調べ)も獲得した。投資家としての講演依頼も殺到し、「多くの人に読んで貰いたい」という出版目的を達成することができた。現在では執筆も依頼されることがある。

 

 

自費出版するということは「著者の理想を徹底的に追求する」こと。

 

一般的にネガティブなイメージの強いが、出版不況と言われる現在に商業出版できる可能性は殆どなく、最良の出版タイミングを逃すくらいなら自身で費用を負担することも選択肢の1つである。そしてその先に「作家」として道もみえてくる。

 

 

溝口晴康 著

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