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四十九日を前に後悔…葬儀の前に確認しておきたかったこと
陽子さんにとって、想定外だったのは納骨に向けた調整だけではありません。親族への説明も必要になりました。
母親の葬儀を簡素にしたことについて、親族の間で大きな反対はありませんでした。しかし、納骨の日程が決まらないと伝えると、「お寺には話を通していなかったのか」と驚く人もいました。
「父の葬儀のときは、親戚が中心になってお寺とやりとりしていました。今回は私が手配したので、何を確認すればいいのか、よくわかっていなかったんです」
陽子さんは、寺院との関係を悪化させたいわけではありません。まずは住職と話し合い、納骨に必要な手続きや条件を確認することにしました。葬儀社にも連絡し、依頼した内容を改めて整理しました。
葬儀をめぐるトラブルは、費用だけではありません。国民生活センターによると、2025年度に寄せられた葬儀サービスに関する相談は1,007件でした。このうち、「高価格・料金」に関する相談は52.6%を占めています。相談には、葬儀社が行う葬式だけでなく、僧侶の依頼など葬儀に関連する内容も含まれています。
葬儀を手配する際は、費用だけでなく、どこまでのサービスが含まれるのかを確認することが大切です。先祖代々のお墓が寺院にある場合は、葬儀社を決める前に菩提寺へ連絡し、葬儀の進め方を相談しておくとよいでしょう。
住職が葬儀に出向けない場合でも、別の僧侶に依頼してよいか、戒名や納骨についてどのような手続きが必要かを確認できます。
費用面に不安がある場合は、その事情も率直に伝え、対応方法を相談する余地があります。すでに納骨をめぐる問題が起きている場合も、すぐに高額な費用を支払うと決めつけず、墓地の使用条件や請求の根拠を確認することが重要です。
「お墓がある以上、お寺との関係も考えておくべきでした」
葬儀を家族だけで行うこと自体に問題があるわけではありません。ただし、先祖代々のお墓が寺院にある場合は、葬儀の規模や費用を決める前に、菩提寺との連絡や必要な手続きを確認しておきたいところです。