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大学時代の友人の結婚式に出席
東京都内で働く会社員のミズキさん(35歳・仮名)は、2年前、大学時代の友人の結婚式に出席しました。ミズキさんが通っていたのは東京都内の国立大学。学生時代は同じ学部の友人たちとグループで仲よくしていましたが、卒業後はそれぞれの生活が忙しくなり、会う機会も減っていました。
この日、約10年ぶりに再会した友人のなかに、夫の転勤で北陸地方に暮らすアヤカさん(当時33歳・仮名)がいました。アヤカさんは大学時代から交際していた男性と結婚。夫は社会的にも評価の高い仕事に就いており、2人の子どもにも恵まれていました。
「学生時代からずっと付き合っていた2人なので、結婚したと聞いたときはよかったなと思いました」
結婚式当日、アヤカさんは夫が運転するワンボックスカーで東京まで来ていました。車には子ども2人も乗っていたそうです。
ミズキさんは当初、夫が長距離を運転して送ってくれたことに好印象を持ち、家族で東京に遊びに来たのだろうと思っていました。ところが、結婚式が終わったあと、少し気になる出来事がありました。
「夫がもう迎えに来ているから」
披露宴が終わると、久しぶりに再会した友人たちの間で「せっかくだから、このあとお茶でもしていこう」という話になりました。しかし、アヤカさんは誘いを断りました。
「夫がもう迎えに来ているから。またね」
そう言って帰ってしまったのです。
「小さい子どもが2人いるので仕方ないとは思いました。でも、せっかく久しぶりに会ったのに、もう少しゆっくりしてもいいんじゃないかなと」
同じ結婚式には、群馬県から来ていたエリさん(当時33歳・仮名)も出席していました。エリさんにも2人の子どもがいましたが、この日は夫に預け、「せっかくだからゆっくりしてきなよ」と送り出されたそうです。独身のミズキさんは「同じ家族持ちでも随分違うな」と思いました。
友人たちが気になったのは、それだけではありませんでした。アヤカさんの夫は迎えに来た際、友人たちに挨拶をすることもなく、アヤカさんを連れて行ったといいます。
「そういえば、学生時代に旦那さんと会ったときも、目を合わせてくれなかったよね。挨拶もほとんどなかったし」
残った友人たちの間では、そんな話も出ました。
「さっきもアヤカをさらっていくような感じだったよね」「一人で1日くらい子どもの面倒を見られないのかな。アヤカ、大丈夫かな」
もちろん、迎えに来たこと自体がおかしいわけではありません。長距離運転の疲れや、子どもたちの都合もあったのでしょう。それでも、友人たちはどこか釈然としない気持ちを抱えていました。