(※写真はイメージです/PIXTA)
定年退職後の夢を叶えた夫婦
長年勤め上げた会社を66歳で退職したタツノリさん(66歳)。預金4,200万円に加え、退職金2,200万円を手にしたタツノリさんは、長年家族を支えてくれた同い年の妻・ナギサさんに感謝を込めて、ずっと温めていた「最高の退職祝い」を提案しました。
「行先はヨーロッパにしないか。一度でいいから、ファーストクラスに乗ってみたいんだ」
ナギサさんにとってヨーロッパは、新婚旅行以来、実に35年ぶりのこと。一方、現役時代に出張でスイスを訪れたことがあるタツノリさんには、「あの息をのむようなスイスの絶景を、いつかナギサにも見せてあげたい」という強い想いがありました。
当初は退職直後に行く予定でしたが、「もう少し円安が落ち着いてから」と様子を見ているうちに、為替はさらに円安へ。痺れを切らした二人は、「これ以上待っても歳をとるだけだ」と決行を決意。結果として円安の猛威を受け、イタリア、フランス、イギリス、スイスをめぐる1.5ヵ月の旅の総額は、退職金のちょうど半分にあたる1,100万円に膨れ上がりました。
天上の極上体験…ファーストクラスと夢の1.5ヵ月
羽田空港の専用ラウンジに足を踏み入れた瞬間から、二人の夢の時間は始まりました。
混雑する一般エリアとは隔絶された空間のなか、高級料理と最高級シャンパンを堪能。搭乗時刻になると優先的に機内へ案内され、用意されていたのはプライバシーが完全に保たれた個室空間でした。
ファーストクラスのCAによる細やかな接客を受けながら、雲の上で楽しむフルコースディナー。厳選された熟成ワインとともにいただく上質なステーキやキャビアは絶品で、食後にシートをフルフラットに倒して寝具に包まれた瞬間、ナギサさんは「生きているうちにこんな体験ができるなんて……」と感極まって涙を浮かべました。
現地に着いてからも、専用車での移動とホテルのスイートルーム。イタリアの歴史ある街並み、フランスの上質な芸術、イギリスの気品ある景観、そして旅のハイライトであるスイスの雄大なアルプスの絶景。タツノリさんもナギサさんも感動の連続で、一生忘れられない最高の思い出となりました。