かつて、「3の倍数と3のつく数字のときだけアホになる」のネタで一世を風靡した「世界のナベアツ」。その相方だったのが、「山下本気うどん」のプロデューサーで『借金1000万円から億り人 じゃない方芸人の大逆転投資術』(KADOKAWA)著者のオモロー山下氏です。同氏は、借金1000万円から10年で「億り人」になった人物でもあります。彼はどのようにして成功をつかんだのでしょうか、みていきましょう。
起業成功だけでは到達できなかった…「山下本気うどん」を立ち上げた“じゃない方芸人”が、借金1,000万円→億り人になれた〈人生の転機〉 写真/水上俊介

「山下本気うどん」を始めてから約10年…〈借金1000万円〉から〈億り人〉に

そして2021年10月、さらに大きな転機が訪れます。ガーデンさんから「商標権を買い取らせてください」という提案があったのです。

 

それまでは、商標権は僕が持っていて、ガーデンさんとはライセンス契約を交わしていました。これなら、売上に応じてずっとロイヤリティが入るし、店舗が増えれば増えるほど収入も増えます。まさに資産収入です。

 

でも商標権を売却すると、まとまったお金はもらえるけど、その後のロイヤリティはなくなります。それに、せっかく守ってきたうどんの味が変わってしまうかもしれません。数字が苦手な僕は「これはほんまにいい話なんかな」と思い税理士さんに相談しました。すると予想外の反応が。

 

「山下さん、今からタクシー乗ってハンコ持って行ってください! こんな好条件、二度とありませんよ!」

 

そうして僕は、商標権の売却に向けた交渉を進めることにしました。

 

条件を聞くと、商標権を売却した後も、僕がプロデューサーとして固定給をもらいながらブランドに関わり続けられるといいます。例えば新メニュー開発や各店舗の味のチェックが認められ、金銭的にも一時金をもらいつつ安定収入も確保できます。「え、それなら全然いいやん」と僕は即決しました。「お願いします」と。

 

その後、店舗は全国に拡大。山下本気うどんは東京だけでなく、北海道や岡山などにも出店し、現在は24店舗に増えました。

 

振り返ると、うどん屋を始めてから商標権を売却するまで約10年。借金1000万円からスタートして、2年で完済。その後はライセンス契約で事業を拡大し、商標権売却で一時金を手にしました。

 

そしていつしか、僕の資産は1億円を超えていたのです。自腹ゼロで始めた事業が、10年で1億円の資産になりました。そして、その1億を、僕は4年で倍以上に増やすことに成功したのです。理由は、投資を始めたから

 

 

オモロー山下

お笑い芸人

実業家/個人投資家

 

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