物価高、人件費上昇、そしてコロナ融資の返済――。中小企業を取り巻く経営環境は厳しさを増している。こうしたなか、税金や社会保険料を滞納したまま倒産する企業が増えている。東京商工リサーチによると、2026年1~7月の「租税公課滞納」関連倒産は97件に達し、同期間としては過去10年で最多となった。なぜ企業は税金を払えなくなるのか。その背景をたどると、「利益はあるのに現金がない」という中小企業の資金繰りの実態が見えてくる。

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