金融資産1,000万円は、単なる金額以上の意味を持ちます。それは「資産を増やせる側」に回った証明であり、FIREという夢が具体的な計画へと変わる重要なマイルストーンです。しかし、いざFIREに向けた資産形成が進んだとしても、勢いで退職届を出すことは危険です。FIREとは単に仕事を辞めることではなく、「辞めても人生が壊れない状態」を構築する戦略的な行為だからです。本記事では、生方正氏の著書『副業禁止の会社員、公務員でもできるFIRE入門 節約、ポイ活からでも資産1億円を築く方法』(WAVE出版)より一部を抜粋・再編集し、資産1,000万円が持つ本当の意味と、退職前にクリアすべき「7つの鉄則」について解説します。
FIREとは「辞めても壊れない人生」を作り終えている状態
退職届は、感情が高ぶった勢いで出すものではありません。一方で、すべての不安を消し去ったあとに提出するものでもありません。なぜなら、そんな状態は現実的に存在しないからです。
FIREとは、辞める決断を指すものではありません。「辞めても人生が壊れない状態」を指すのです。
退職後に困った事態に陥らないためにも、この7つの条件をしっかり確認して、安全確保に努めてください。
結論
◆辞表は「最後」に出せ。
◆感情を捨て、数字で確認しろ。
◆FIREは準備し切った者だけに許される「戦略的撤退」。
生方 正
サービス創新研究所研究員/個人投資家