多くの人が新NISAの恩恵を享受しているはずの強気相場において、なぜか資産を減らしてしまう人がいます。市場全体が右肩上がりのなか、彼らの口座だけがマイナスに染まっているのは、決して運が悪いからではありません。その原因とは……? 本記事では、好相場の裏側で起きている「自滅」のメカニズムを投資歴35年のベテラン個人投資家が解説します。
新NISA、こんなはずじゃなかった…老後資金のために投資を始めた月収78万円・46歳サラリーマン、スマホの電源をブチ切り「震える手で顔を覆った」理由 (※写真はイメージです/PIXTA)

投資の神様が勧める「インデックス投資」

投資の神様、ウォーレン・バフェット氏は長期にわたりインデックスを凌駕したパフォーマンスをあげてきましたが、彼が個人投資家に低コストのインデックスファンド(この場合はS&P500)への投資を勧めているのは有名な話です。

 

投資の神様と、インデックスにすら勝てないファンドマネージャーや金融機関。どちらのアドバイスを選ぶべきかは明白でしょう。しかし、多くの人が後者に惑わされてしまうのは、後者のアドバイスに「あなたの利益」よりも「自分の商売(ノルマや手数料)」が多分に混じっている事実に気づいていないからです。彼らにとって、投資家が低コストなインデックスファンドを選ぶことは、自分たちのビジネスが儲からないことを意味します。この構造的な利害対立に気づかなければ、せっかくの新NISAでの成功も遠のいてしまいます。

 

もし、どうしてもサテライトで自分の力を試したいというのであれば、それは勉強のため、あるいはギャンブル枠として総資産の1割以下の比率に留めるのが賢明です。一流のサラリーマンだったとしても、投資の世界では、世界中のエリートや最新のAIを相手に戦わなければなりません。自分が市場平均に勝てない「三流以下の凡人」であることを自覚した瞬間から、本当の資産形成が始まると私は考えます。

 

 

凡人投資家Gekko(ゲッコー)

サラリーマン兼業個人投資家

 

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