円安進行や物価高の影響もあり、輸入車の高級化が進んでいます。一方、中古車市場を見てみると、「あの高級車がこの値段で買えるの!?」と驚くことも少なくありません。ただし、安くなった中古輸入車に乗り続けるには「覚悟」が必要です。約100万円で、憧れの“輸入車ライフ”を手に入れた50歳男性の事例をもとに、中古輸入車を所有する際の注意点をみていきましょう。
(※写真はイメージです/PIXTA)
なにかの間違いでは…「100万円の中古輸入車」を購入した年収450万円・50歳サラリーマンの末路【CFPが警鐘】
Kさんの「その後」
ファイナンシャルプランナーの視点で見ると、大きな買い物で最も重要なのは「購入後のキャッシュフロー」です。
今回のケースのように、購入価格は安いと感じても、維持コストが家計に与える影響は小さくありません。今後さらなる費用が発生することも想定されます。
「憧れ」や「今を楽しむ」という判断は否定されるものではありませんが、“最悪の出費が起きても家計が崩れないか”を必ず確認してほしいところです。
見積書をしばらく眺めていたKさんは、愛車を手放す決心をしました。
もっとも、Kさんは“輸入車ライフ”を「後悔していない」と言い切ります。むしろ、今後の家計を見直して計画を練り直すいい機会だったと笑顔で話してくれました。
ローリスクハイリターンの金融商品が存在しないのと同様に、お得と思われる商品にはなにかしら訳があることが多いです。買えるかではなく、無理なく維持し続けられるか。その視点をもって、後悔しない選択をしましょう。
大竹 麻佐子
ゆめプランニング 代表
ファイナンシャルプランナー(CFP)