12月に入り、年末年始の「9連休」が待ち遠しいという方も多いのではないでしょうか。温泉大国の日本には、観光スポットのすぐ近くにあり、旅の途中で気軽に楽しめる温泉も数多く点在しています。そこで今回は「温泉総選挙2025」の結果をもとに、近隣観光地とセットで訪れたい「レジャー・街ぶらに適した温泉」ランキングTOP3をご紹介します。
宮城県の温泉施設が1位と2位を独占…5万人が選んだ、観光の“ついで”に立ち寄りたい「レジャー・街ぶらに適した温泉」TOP3【ランキング】
第2位は、雄大な自然に抱かれる「癒しの湯」
第2位:やくらい薬師の湯(宮城県)
第2位にランクインしたのは、宮城県加美郡加美町にある「やくらい薬師の湯」。同所は“加美富士”とも呼ばれる薬莱山(やくらいさん)の麓に位置し、雄大な自然の恵みを受けながら、ゆったりとくつろぐことができます。特に夜は、満天の星空を眺めながら入る露天風呂が格別です。
また、車で5分ほどのところにある東北最大級の花畑「やくらいガーデン」園内「ふるるの丘」には、青いキャラクターを彷彿とさせる「ピンクのドア」が。毎年初夏の菜の花が見頃を迎える時期に登場する人気のフォトスポットです。
フォトジェニックな景色を楽しんだあとに温泉で癒される――そんな組み合わせもありかもしれませんね。
第1位:加護坊温泉さくらの湯(宮城県)
第1位に輝いたのは、宮城県大崎市にある「加護坊温泉さくらの湯」です。
宮城県大崎市田尻のシンボル・加護坊山の麓に位置し、県内最大級の露天風呂を備えた日帰り温泉施設である同所。加護坊山といえば、約2,000本もの桜が咲き誇る桜の名所として知られ、毎年多くの人々が訪れます。施設名も、そんな「加護坊山の千本桜」にちなんで名付けられました。
温泉には、さまざまな美肌成分を含む太古の海水由来の「第一源泉」と、天然の洗浄成分を含みマイルドな肌触りが特徴の「第二源泉」という2種類の源泉が引かれており、体調や好みに合わせて楽しむことができます。
宮城県がツートップ…今年の年末年始、「みちのく温泉旅」はいかが
「秘湯・名湯」ランキングTOP3は、加護坊温泉さくらの湯を筆頭に、やくらい薬師の湯、ひよし温泉となりました。温泉好きの方でも、「初めて聞いた」という方も多いのではないでしょうか。
TOP3のうち2つが宮城県から選ばれており、自然と観光資源に恵まれた宮城ならではの魅力が、温泉とともに評価された結果といえるかもしれません。
観光のついでに温泉でほっと一休みして、旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。