年収と残業時間から「推定時給」を算出

「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」

2025年10月、高市早苗氏が総裁選直後に語ったこの言葉は、2025年の新語・流行語大賞に選ばれるなど大きな話題を呼びました。

日本全体で「働き方改革」や「ワーク・ライフ・バランス」が進んでいることもあり、ビジネスパーソンは企業選びの際「年収の高さ」だけでなく、「どれだけの時間で、どれだけ稼げるか」という観点も重要視しているようです。

そんななか、株式会社エフペリが運営する、人的資本データのオープンインフラ「Career Reveal(キャリア・リビール)」は、日本の総合電機・ITサービス業界の主要6社(株式会社日立製作所、ソニーグループ株式会社、パナソニック ホールディングス株式会社、三菱電機株式会社、富士通株式会社、日本電気株式会社)について、「年収×残業分析(2025年)」を発表しました。

まず6社の平均年収は966万円となり、全産業平均857.8万円(※Career Reveal登録企業平均)を100万円以上も上回っていました。もっとも、平均年収だけでは「どれだけ働いて得た収入なのか」が見えにくいのも事実です。

そこで今回は、上記6社のうち残業時間を公表していない2社を除く4社について、平均年収を「働く時間」で割り戻した「推定時給」ランキングを紹介します。

【調査概要】
■調査主体:Career Reveal(株式会社エフペリ)

■対象企業:日立製作所、ソニーグループ、パナソニックHD、三菱電機、富士通、NEC(計6社)

■対象指標:平均年収、月間平均残業時間(開示企業のみ)、推定時給(独自試算・開示企業のみ)

※ Career Reveal登録企業(TOPIX Core30/Large70/Mid400〔2025年10月改定前〕)を母集団とした平均値です。したがって、本数値は日本企業全体(未上場企業を含む)を母集団とする統計とは異なります。

※ 推定時給……平均年収を「働く時間」で割り戻したもの。なお、残業データ非公表の企業(日立製作所、パナソニックHD)は算出不可としています。