相談件数過去最多…国内で人気の「移住先」は?

少子高齢化で日本の総人口が減少する一方、東京一極集中の動きは止まりません。実際、東京都の人口(推計)は2026年2月時点で約1,427万人と、10年前の約1,354万人から73万人増加しています。

こうしたなか注目されるのが「地方移住」です。公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構によると、2025年の移住相談は73,003件と、初めて7万件を突破しました。前年(2024年)の61,720件に対して18.3%増加し、5年連続で過去最高となったそうです。

出典:公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構
[図表]移住相談件数の推移(2009~2025) 出典:公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構

そこで今回は、公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構が公表した、移住相談者が選んだ「移住希望地」トップ3を紹介します

※ 調査対象:新規のセンター窓口相談者/調査手法:左記対象者へのアンケート(相談カード)/調査時期:2025年1月7日~12月26日/回答者数:19,021(相談:n=11,782 セミナー:n=13,349 相談とセミナーは重複あり)

第3位: 長野県

長野県伊那市高遠町下山田より木曽駒ヶ岳方面を望む(長野県伊那市)※PIXTA
長野県伊那市高遠町下山田より木曽駒ヶ岳方面を望む(出所:PIXTA)

第3位にランクインしたのは長野県でした。長野県は海岸から遠く離れた内陸に位置していることから、年間を通じて湿度が低く、爽やかな気候が特徴です。降水量は年間1,000mmを下回る地域もあり、全国的にも雨が少なく晴天率の高い地域として知られています

※出典:気象庁「長野県の気候」より

また、首都圏へのアクセスも良好で、北陸新幹線を利用すれば東京駅から軽井沢駅まで約1時間、長野駅までも約1時間半で到着します。

長野県が運営する移住支援サイト「楽園信州」によると、移住世帯に対して最大100万円(単身の場合は60万円)を支給する「移住支援金」制度を多くの市町村が導入しているほか、独自の空き家改修補助金を用意している自治体も。二拠点居住から完全移住まで、ライフスタイルに合わせて安心して一歩踏み出すことができそうです。