もしも自分や家族ががんに罹患し、治療費が家計を圧迫した結果、保険料の支払いが難しくなったら……多くの人は、保険の解約を考えるでしょう。しかし、看護師FPの黒田ちはる氏によると、解約する前に「他の対処法」を検討すべきといいます。では、具体的にどのような選択肢があるのか、黒田氏の著書『【図解】医療費・仕事・公的支援の悩みが解決する がんとお金の話』(彩図社)より、「がんになったあとの保険の考え方」をみていきましょう。
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がんになって収入減→保険の支払いが負担に…看護師FPが教える、解約「以外」の選択肢
保険加入時の告知内容で注意したい5つのポイント
再発への備えとしてのがん保険
再発の備えとして、がんになった後にも入れるがん保険を検討される患者さんも増えています。
がんの部位や発症時のステージ、年齢によって保険料は変わりますし、手術後半年から入れるのか、治療終了後5年経過した後なのかなどの加入要件も保険会社によって変わります。医療保険と同じく、保障内容と保険料が自分に合っているのかを十分に検討されると良いでしょう。
黒田 ちはる
看護師FP®
