理恵さんの「その後」

住まいを替え、パート勤務を開始…「第2の人生」を歩み出した理恵さん

FPの勧めもあって、理恵さんはまず支出を抑えるため、賃料の低い部屋へと住まいを移すことに。そして、専業主婦から一転、パートとして給与収入を得ることにしました。

また、息子の慶太さんには当面資金面で頼るつもりはないものの、夫の死をきっかけに理恵さんの考え方が変化。家族の存在のありがたさを改めて感じ、「たった1人の息子だし、少しずつでも仲を改善していきたい」と考えるようになりました。

人生はなにが起きるかわかりません。元気なうちに老後の計画を立てることはもちろん大切ですが、配偶者の突然の死など、想定外のことについても考えておくとより安心でしょう。

五十嵐 義典
CFP
株式会社よこはまライフプランニング 代表取締役