熊本在住の40代男性〈飲食未経験〉も熊本・京都・大分で“3店”のBarを経営→売上は驚異の「月480万円」店長に“まかせっきり”で儲かる納得の理由【取材】

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株式会社NBG
熊本在住の40代男性〈飲食未経験〉も熊本・京都・大分で“3店”のBarを経営→売上は驚異の「月480万円」店長に“まかせっきり”で儲かる納得の理由【取材】
画像提供:株式会社NBG

京都に本社を置き、ウィスキーBar「お酒の美術館」をフランチャイズ展開している株式会社NBG。「1年以内に約30%の飲食店が廃業する」といわれるなか、出店数を拡大し続けるなど好調に推移している。その秘密とはいったいなんなのか……。今回は熊本在住ながら熊本・京都・大分で3店舗の「お酒の美術館」を経営する松尾泰一朗氏と、NBG取締役事業統括本部本部長の長田隆志氏が、競争の激しい飲食業界で「お酒の美術館」が勝ち続ける理由を語る。

売上は月480万円!…インバウンドで京都の店舗が好調

長田氏:松尾さんは現在、3店舗の「お酒の美術館」をそれぞれ熊本空港内、京都の四条先斗町、大分駅構内で運営しています。前回の取材から1年が経ちましたが、状況はいかがですか?

 

松尾氏:熊本空港内の店舗の収益は変わらず安定しており、京都の店舗は前回よりさらに売上が向上しました。前回、オープン初月に売上380万円を達成したと話しましたが、いまは最大で売上480万円に達する月もあり、驚いています。8坪でこの売上ですからね。利益率もかなり高いので、すでに初期投資額を回収しており、利益を積み上げている形ですね。

 

(左から)ウィスキーBar「お酒の美術館」を3店舗経営する松尾泰一朗氏とNBG取締役事業統括本部本部長の長田隆志氏
(左から)ウィスキーBar「お酒の美術館」を3店舗経営する松尾泰一朗氏とNBG取締役事業統括本部本部長の長田隆志氏

 

長田氏:京都の店舗が好調な要因について、どのように分析していますか?

 

松尾氏:最大の要因はインバウンドの影響だと考えています。

 

長田氏:たしかに京都はインバウンド客が非常に多いので、京都は20店舗以上ありますが、松尾さんの店のみならず他の店舗の前年同月比も伸びていますね。NBGとしてもいい流れになっていると感じています。

大分駅内の商業施設に「3店舗目」を出店

長田氏:昨年5月、松尾さんは大分駅内の商業施設に3店舗目を出店されましたよね。出店の経緯と現状を教えていただけますか?

 

松尾氏:もともと大分で仕事をしていましたし、妻の実家が大分ということもあり、大分は縁がある好きな土地だったんです。そこへNBGから話をいただいたので「ぜひやりたい」と思いました。

 

業績は期待どおり好調で、現在は月に約200万円を売り上げており、オープンして以来増益傾向です。

 

長田氏:大分店が入っている場所は駅ビル内で通路に面しているため、通行人の目に留まりやすいのもポイントですよね。通路を歩いているときにたまたま見かけてふらっと入ってみて、そのまま常連になるケースもあります。

 

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30分で決断…「好立地」に店を構えられる同社の強み

長田氏:そもそも、事業投資先として「お酒の美術館」を選んだ理由はなんだったのでしょうか?

 

松尾氏:仕入れるお酒のラインアップや価格に強みを感じており、開業して改めてそう実感しました。知り合いを連れていくと、お酒の種類の豊富さに驚かれます。また、好立地に店を構えられることも「お酒の美術館」の強みだと思っています。

 

繁盛する店内
15時にオープンしてほどなく、インバウンドでほぼ満席に

 

長田氏:おっしゃるとおり、「お酒の美術館」の場所選びは「人が集まる場所」を基準としています。ただ、通行量が多くても通行速度が早ければ止まってもらえないので、歩く速度も意識して選んでいます。

 

また「お酒の美術館」では料理はほとんどしないので、火を使わないのもいい場所を取れる要因です。

 

物件は本部から提案しますが、出店エリアは広めに考えていただいたほうがいい物件に出会う確率は高いですね。また、いい物件は競争も激しいため、決断の速さも大事です。

 

松尾氏:京都の店舗は即決でした。

 

長田氏:画像と動画だけで、30分で決断されましたよね(笑) 結果的に大当たりの店舗になりました。

 

松尾氏:長田さんの“推し”がすべてでしたね。『絶対いける場所なんだろうな』と感じました。

「人」の管理は丁寧に…いい人材を採用するポイントは?

長田氏:「お酒の美術館」のオーナーとして過ごす日々はいかがですか?

 

松尾氏:私はお酒が大好きなので、自分のお店でお酒が飲めることや、県外に旅行気分で行けることが楽しいですね。

 

一方、あくまでも事業なので、人の管理には神経を使います。自ら動かなければならないため、経営は3店舗が限界かなと感じているところです。特に大切にしているのが店長とのコミュニケーションで、モチベーションの管理は意識しています。

 

幸運にも、3店舗の店長は全員オープン時から変わっておらず、離職率は低いほうだと思います。店長から不満や悩みが出る前にヒアリングして聞き出せていることが大きいかもしれません。

 

いまは月に数回、店舗に出向いてヒアリングしています。ただ、逆にいえば人の管理以外にすることはほぼありません。あがってくる売上の報告を見るぐらいです。求人面の苦労もなく、人集めの苦労が少ない業種だと思います。

 

長田氏:Barの店長は人気職なので人は集めやすいですね。ただ、人選びが重要で、難しい部分でもあります。人の見極めで重視しているポイントはなんですか?

 

松尾氏:NBGがしっかり研修してくれるので、素直で熱意があればいいと思っています。もちろん、お酒を作る技術やお酒の知識などは少しずつ増やしてもらわなければなりませんが……。結局は「信頼できるかどうか」を重視して選ぶことが大事だと考えています。NBGでは人材採用のポイントをどのように考えていますか?

 

長田氏:おすすめしないのは経験者を雇うこと。採用するならバーテンダー経験がないほうがいいですね。「お酒の美術館」は気軽に入っていただけるBarを目指しているので、経験があるばかりに変な方向へ行ってしまうのは避けなければなりません。また、店長が経験者の場合、オーナーがコントロールしにくくなってしまうリスクもあります。

 

松尾氏:私の店は3人とも未経験でした。

 

長田氏:また、オーナーも、自分でなんでもしようとする人ではなく、本部と足並みを揃えて経営できるほうが向いていると思います。「お酒の美術館」の方向性もありますから、まずはしっかり本部の話を聞いて経営していただくほうが成功確率は上がりますね。

 

(左から)「BARお酒の美術館」の看板を前に微笑む長田氏と松尾氏
「お酒の美術館」の看板を前に微笑む(左から)長田氏と松尾氏

多店舗展開のポイントは「まず3店舗」

長田氏:松尾さんの今後の展望を教えてください。

 

松尾氏:出店計画は、ひとまず3店舗で止めておこうと思っています。はじめはどんどん出店するつもりでしたが、人の管理に限界があるので、まずは3店舗までにしようかなと。

 

長田氏:本部でも、3店舗まででいったん止めるようにご提案しています。オーナーがそれ以上に出店を望まれる場合は、既存店の数字やマネージメント状況を見て、問題なければ4店舗目に向けて動く形になります。「お酒の美術館」はあくまで事業投資となるため、個人であれば3店舗ぐらいがちょうどいいのかなと思っています。

 

 

 

長田 隆志

株式会社NBG

取締役事業統括本部本部長