大手ゼネコン勤務・不動産投資の“二足のわらじ”を履く40代男性…〈あえて飲食〉〈あえて大阪〉で「Bar経営」に乗り出したワケ【取材】

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株式会社NBG
大手ゼネコン勤務・不動産投資の“二足のわらじ”を履く40代男性…〈あえて飲食〉〈あえて大阪〉で「Bar経営」に乗り出したワケ【取材】
画像提供:株式会社NBG

京都に本社を置き、ウィスキーBar「お酒の美術館」をフランチャイズ展開している株式会社NBG。現在出店数は100店舗を超え、2025年8月期までに160店舗に拡大する見込みと、業績は好調だ。こうした快進撃を支えるフランチャイズオーナーは、どのような心境で開店準備を進めているのだろうか。今回は、NBGの取締役事業統括本部本部長の長田隆志氏と、東京に住み本業の傍ら大阪に新店舗をオープン予定のT氏に話を聞いた。


Bar経営の魅力は、「自分自身も楽しめる」こと

都内で大手ゼネコンに勤務する傍ら、事業投資としてBar経営に乗り出すT氏。どのような経緯で、フランチャイズへの加盟を決めたのだろう。

 

長田氏「当社が主催し、幻冬舎ゴールドオンラインが共催するセミナーにご応募いただいたことがきっかけです。Tさんはアパートを3棟保有するなど不動産投資もされていらっしゃいますが、より利回りの高いBar経営に興味を持っていただいたようです」

 

T氏「飲食業のなかでも、Barはコロナ禍でも廃棄が出ず、利益率が高いと聞いてセミナーへの参加を決めました。不動産投資は手がかからず利益も安定していますが、爆発力はありません。一方、Bar経営は時期によって多少売り上げにバラつきはあっても爆発力があると考え、チャレンジしたいと思いました」

 

大手ゼネコン勤務のFCオーナーのT氏にオンラインで話を聞く株式会社NBGの長田氏。開店準備の打ち合わせもオンラインで密に進められるのは、多忙な兼業オーナーにとって利点でしかない。
大手ゼネコン勤務のFCオーナーのT氏にオンラインで話を聞く株式会社NBGの長田氏。開店準備の打ち合わせもオンラインで密に進められるのは、多忙な兼業オーナーにとって利点でしかない。

 

 

塾経営やEV投資などにも関心があったが、決断するまでには至らなかった。そんななか、1歩を踏み出して「お酒の美術館」のフランチャイズオーナーに手を挙げた理由は、いたってシンプルだ。

 

T氏「単純に、自分も楽しめると思ったからです。Barに訪れるお客様を、自分の目で直接見ることができる。そういう楽しみ方ができるのがBar経営のいいところですね」

 

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東京で働きながら大阪に店を…あえて「遠隔地」を選んだ理由

T氏は東京在住だが、新店舗の場所は大阪の繁華街。いったいなぜ、居住地と離れた場所に店を開くことにしたのだろう。T氏によると、「お酒の美術館」事業を展開するNBGが京都に本社を置いていることがアドバンテージになると判断したそう。

 

T氏「『お酒の美術館』は関西発祥なので、関西に地の利があると思ったんです。物件選びや経営などで、本部からのフォローを受けやすいのではないか、と。それに東京だと地代が高い。人件費も、東京のほうが高い傾向ですよね。

 

そんなわけで大阪を選んだので、『この土地ならこのぐらいの家賃だろう』という具合に、初期費用は想定内に収まっています。楽観視はしていませんが、この場所ならかなり顧客を呼べるのでは……と期待度は高いですね」

 

長田氏「Tさんには一度、実際に立地を見ていただいたんです。準備に関しては、基本的には本部のスタッフが動いて進めていきますので、遠隔地でのオープンでも問題はありません」

開店準備でもっとも重要な「人材の確保」…注視するポイントは?

出店場所が決定したあとは、いよいよ開店準備となる。内装工事や人材の確保など、オープンに向けてすべきことは山積みだ。いまは、そうしたタスクを1つずつこなしている状態だという。

 

開店準備を進める新店舗の一角。
開店にむけて施工作業を進行中のT氏がオーナーとなる大阪の新店舗のカウンター部分。

 

なかでも重要なポイントとなるのが、人材確保だ。特にBarは働くスタッフの質が店のイメージに大きな影響を与えるため、優秀な人材の確保が欠かせない。

 

T氏「人材確保については正直、まだ追いついていないのが現状で、いまは募集を始めた段階です。店が成功するかどうかは『人』で決まる部分もありますから、スタッフの採用はもっとも気がかりな部分ですね。

 

採用するうえで重視したいのは、"続くか、続かないか”。Barは『人に会いに来る』というお客さまが多いので、働いている人がコロコロ変わっては駄目だと思うんです。続けているうちにその人の魅力が出てくるものだと思うので、そこを重点的にみたいなと思っています」

 

長田氏「Barの場合、応募した方に動機を伺うと『バーテンダーになりたくて』『お酒が好きで』という理由が多いです。だから人が集まりやすく、離職率も低いですね。『お酒の美術館』でも、長く続けている方がたくさんいます。店長もあまり変わらず、店の"顔”になっている印象がありますね。

 

採用スケジュールについていうと、通常はオープン1ヵ月~2ヵ月前に募集をスタートするので、現状は正直、少し遅れています。ただ、同時期に近隣エリアでオープン予定の別の店舗には多くの応募が来ているので、Tさんの店舗も人は集まるのではないでしょうか」

 

また、酔客のトラブルなど、飲食業ならではの不安もあるというT氏。だが、長田氏は「お酒の美術館」は立地や内外装によってリスクヘッジがなされているという。

 

長田氏「たとえば、クローズドな環境の店舗であれば、それに応じて集まる客層やお店の用途もおのずと決まってくるかと思いますが、T氏の新店舗はオープンな場所で公共感が強いので、綺麗に飲まれるお客様が多いのではないかとみています。『お酒の美術館』は、今回のみならずオープンな内外装や立地を選んでいるので、ある程度リスクヘッジできていると思います」

 

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フランチャイズは「ブランドを利用させてもらっている」感覚

長田氏によると、「お酒の美術館」でベンチマークしている売り上げは月180万円。家賃を30万円以内に抑えて40~50万円弱の利益を見込み、オープン後2年半で回収するイメージだ。だが、T氏はさらなる売り上げを見込んでいるという。

 

T氏「率直にいえば、立地がいいので、売り上げはもう少し伸ばせるかなと予想しています。家賃などを考慮すると利益はあまり変わらないと思いますが、売り上げ自体は、本部の提示している金額より伸ばしたいと考えています」

 

初めてのBar経営を前向きに期待するT氏。投資家がフランチャイズに参加するメリットについては、どのように考えているのだろうか。

 

T氏「フランチャイズに加盟してブランド料を支払うのは当然のことですから、さらにビジネスのノウハウやアドバイスももらえるとあって、こちらが『ブランドを利用させてもらっている』という感覚ですね。

 

実はすでに、2店舗目・3店舗目をオープンする計画もあるんです。そちらもすごくいい立地の店舗を担当者の方々に見つけていただいて、『こんなにいい場所で営業できるんだ』という感想を抱いています。

 

こんないい立地に出店できるのも、『お酒の美術館』が信頼を得ている証。それを活用させていただき、"安っぽくない庶民派Bar”という特徴を前面に押し出して、いずれは東京へも拡大していきたいですね」

 

 

 

 

長田 隆志

株式会社NBG

取締役事業統括本部本部長