年齢があがるとともに他人から褒めてもらえる回数も減り、寂しさを感じるだけでなく仕事に対するモチベーションが下がっていることを実感しませんか。大塚寿氏による著書『会社人生「55歳の壁」突破策』(かや書房)では、心身の健康を守るための方法を詳しく解説しています。本記事では一部を抜粋・再編集し紹介します。

(※写真はイメージです/PIXTA)
「仕事をしないおじさん」と揶揄され、誰も褒めてくれない…無気力なシニアが実践すべき<人生のモチベーションを維持する方法>
異なるペルソナをつくりだすためには?
そのために必要なのが、居場所です。居場所が変われば、当然、相手との関係性でキャラクターも変わってきます。
たとえば、仕事はできるのに、会議や客先で何も発言しない寡黙な技術者がカラオケに行くと豹変してしまい、司会まで買って出るといったケースです。
会社と大好きなカラオケではまったく異なるキャラクターになってしまうのですが、これは心の健全を保つには非常に好ましいことなのです。
このように、55歳からはメンタルやセルフ・モチベーション・コントロールのためにも、5つ以上の居場所を持つようにしましょう。
大塚 寿
エマメイコーポレーション代表取締役